2015年12月11日

シャープ、韓国サムスンに液晶パネル事業売却を検討か

シャープ、韓国サムスンに液晶パネル事業売却を検討か

シャープ 液晶事業売却先、サムスン浮上
http://mainichi.jp/articles/20151209/k00/00m/020/151000c
毎日新聞2015年12月9日 08時10分(最終更新 12月9日 10時10分)

経営再建中のシャープの液晶事業の売却先として、韓国・サムスン電子が新たに浮上していることが8日分かった。シャープの液晶事業を巡っては、ジャパンディスプレイ(JDI)が、官民ファンドの産業革新機構の資金提供を受けて子会社化する案が本命視されている。また、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業への売却も検討されている。ただ、いずれの交渉も売却額などを巡って難航する可能性があるため、シャープの主力取引銀行のみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は、選択肢を増やしておき、何としても売却を実現させたい考えだ。

革新機構はシャープ支援の条件として、主力2行に債権放棄を求める構えだ。だが、主力2行は今年6月に総額2000億円の融資を優先株に振り替える金融支援をしたばかりで、債権放棄は「ハードルが極めて高い」(主力行幹部)。このため、革新機構との協議が難航する可能性もある。鴻海との交渉も先行きが見通せないため、サムスンも選択肢に加え、より幅広く売却を模索する。

 サムスンは近年、中小型パネルについては、発色が優れ、より薄型にできる有機ELにシフトしている。シャープの液晶技術を加えれば、さらにパネルを高性能化できるメリットがあるとみられる。【宇都宮裕一】


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経営再建中のシャープの液晶事業の売却先として、韓国・サムスン電子が新たに浮上していることが8日分かった。
シャープの液晶事業を巡っては、ジャパンディスプレイ(JDI)が、官民ファンドの産業革新機構の資金提供を受けて子会社化する案が本命視されている。
また、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業への売却も検討されている。
日本人技術者が血なまこで作り上げた技術が韓国に取られて行くのか。
ジャパンディスプレイ(JDI)が子会社化して欲しいですね。
このニュースを配偶者にしたら、「サムスン以外に売却先がないんだろう。日本企業は勝てない。」と言ってました。
韓国もサムスンも嫌いですが、サムスン財閥ですから、あり得る話です。
毎日新聞はサムスン浮上と報道しましたが、ロイター(共同通信)はジャパンディスプレイ(JDI)と台湾企業が浮上と報道していますね。



シャープの液晶切り離しへ
http://jp.reuters.com/article/idJP2015120801002475
2015年 12月 9日 01:21 JST

経営再建中のシャープに対し、官民ファンドの産業革新機構と主力取引銀行が、業績悪化の主因となっている液晶事業について、本体からの切り離しを求める方向で最終調整に入ったことが8日、分かった。革新機構が出資している中小型液晶大手のジャパンディスプレイ(JDI)と統合して日本連合をつくり、生き残りをかける構想を描く。

 革新機構とみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行は液晶事業の再編を支援計画の柱として年内にも大枠を固め、来年の早い時期の機関決定を目指す。シャープの判断が焦点となりそうだ。

 シャープ支援では台湾の鴻海精密工業が働き掛けを強めている。

【共同通信】
ラベル:シャープ
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posted by hazuki at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業・団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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