2015年11月10日

[ミャンマー総選挙] スー・チー氏率いる野党が第一党へ 政権交代に自信

[ミャンマー総選挙] スー・チー氏率いる野党が第一党へ 政権交代に自信



【ミャンマー総選挙】
スー・チー氏率いる野党が第一党へ 政権交代に自信
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100004-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100004-n2.html
2015.11.10 00:20

【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーで8日、2011年の民政移管後初めてとなる総選挙の投開票が行われた。アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党、国民民主連盟(NLD)が上下両院で躍進し、第一党になる勢い。スー・チー氏は9日、党本部前で演説し、「公式結果は公表されていないが、国民は選挙結果について既に理解している」と、勝利に自信を示した。

 一方、軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)のテイ・ウー党首代行は、「(全選挙区の)大半で、われわれは負けた」と報道陣に述べ、事実上、敗北を認めた。同氏は「国民の選択だ」として選挙結果を受け入れる意向を示した。

 NLD幹部は産経新聞の取材に対し、独自調査に基づいて民選議席の80%を獲得するとの見通しを示し、「政権を担うことができる」と述べた。NLDの集計通りなら、同党が単独で大統領を選出し、政権交代が可能になる。

連邦選挙管理委員会は9日、ヤンゴンの選挙区の上下両院で、NLDが計35、USDPが1つの議席をそれぞれ確保したとの途中経過を発表した。全ての結果の確定までには2週間程度かかる見通しだ。

 全土で4万以上の投票所が設けられ、人口約5100万人のうち有権者数は約3400万人。国内外から約1万人が選挙監視に当たり、日本から派遣された笹川陽平・政府代表は9日、「非常に冷静に対応されていた」とし、自由で公正な選挙だったと評価。「民主化の大きな流れは変わらない」と述べた。

 ミャンマーの国会は、上下両院の定数計664議席の4分の1が軍人に割り当てられ、残る498議席が民選議員枠。武装勢力活動地域で7議席の投票が中止されたため、計491議席が改選対象となった。


アウン・サン・スー・チー.PNG



ミャンマーで8日、2011年の民政移管後初めてとなる総選挙の投開票が行われた。
アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党、国民民主連盟(NLD)が上下両院で躍進し、第一党になる勢い。
スー・チー氏は9日、党本部前で演説し、「公式結果は公表されていないが、国民は選挙結果について既に理解している」と、勝利に自信を示した。


ラベル:ミャンマー
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posted by hazuki at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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