2015年10月30日

三省堂、校長ら11人に謝礼各5万円 検定中教科書見せる 5年前にも同様の不適切行為

三省堂、校長ら11人に謝礼各5万円 検定中教科書見せる 5年前にも同様の不適切行為



三省堂、校長ら11人に謝礼各5万円 検定中教科書見せる 5年前にも同様の不適切行為
http://www.sankei.com/affairs/news/151030/afr1510300020-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/151030/afr1510300020-n2.html
2015.10.30 11:37

平成28年度から中学校で使用される英語の教科書について、出版大手の三省堂(東京)が昨年8月、全国の公立小中学校長ら11人を集め、外部への公表が禁じられている検定中の教科書を見せて意見を聞き、謝礼5万円を渡していたことが30日、文部科学省への取材で分かった。5年前にも同様の不適切な行為をした疑いがあり、文科省は同社に文書で厳重注意する。同社は会見を開き「深くおわびします」と謝罪した。

 文科省によると、同社は昨年8月23日、英語教育に詳しい青森、京都、大阪など11府県の公立小中学校の校長や教頭ら11人を編集会議の名目で都内のホテルに招き、当時文科省が検定中だった申請教科書を見せて意見を聞いた。その際、11人全員には編集手当として5万円の謝礼が渡されたほか、交通費や宿泊代、懇親会代も同社が負担していた。教科書検定規則の実施細則は、検定に申請中の教科書は外部に見せないよう定めている。

また、謝礼をもらった11人のうち5人は今夏に行われた教科書採択で、採択権限を持つ教育委員会に助言する調査員などの立場にもあった。教科書会社でつくる「教科書協会」(東京)は、教科書の採択関係者への金銭提供を禁じており、文科省幹部は「採択を期待して現金を渡したと受け取られかねず、極めて不適切」と話している。文科省では外部からの情報で5年前にも同社が今回と同様の不適切な行為をした疑いがあることを把握しており、同社に対し、調査して報告するよう求める。




平成28年度から中学校で使用される英語の教科書について、出版大手の三省堂(東京)が昨年8月、全国の公立小中学校長ら11人を集め、外部への公表が禁じられている検定中の教科書を見せて意見を聞き、謝礼5万円を渡していたことが30日、文部科学省への取材で分かった。
ラベル:三省堂
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