2015年10月09日

[南シナ海問題] 中国の人工島12カイリ内に近く米艦船航行か 中国「侵犯を断固許さない」

[南シナ海問題] 中国の人工島12カイリ内に近く米艦船航行か 中国「侵犯を断固許さない」



【南シナ海問題】
中国の人工島12カイリ内に近く米艦船航行か 中国「侵犯を断固許さない」
http://www.sankei.com/world/news/151009/wor1510090051-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/151009/wor1510090051-n2.html
2015.10.9 19:46

【ワシントン=青木伸行】米海軍専門紙「ネイビー・タイムズ」は8日、米軍事筋の話として、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に中国が建設している人工島の12カイリ(約22キロ)内に、オバマ政権が近く、米軍艦船を航行させる可能性があると伝えた。同紙によると、海軍側はオバマ大統領の承認を待っており、近く命令が下されるとみている。

 一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は米政府高官の話として、2週間以内に航行に踏み切る可能性があると報じた。こうした見方についてアーネスト大統領報道官は8日の記者会見で確認を避けた。

 国防総省と軍は今年5月ごろから、大統領に対して、国際法で領海と規定されている12カイリ以内の海域とその上空で艦船と航空機を活動させ、中国に強いメッセージを送り牽制(けんせい)するよう繰り返し進言している。

 オバマ大統領はしかし、航行させれば事態の緊迫化を招くことから、12カイリ以内での活動を「禁止」し、承認を与えないままの状況が続いている。

 これに対し、カーター国防長官や議会の一部議員らはここにきて、大統領やライス大統領補佐官らに承認を再び強く求めている。

背景には、人工島の一つで3千メートル級の滑走路が完成し運用が迫っているとみていることや、先の米中首脳会談では南シナ海問題で進展がなく事実上、「失敗」に終わったことがある。

 【北京=川越一】中国外務省の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で、名指しを避けつつ、「中国側は国際法に基づいた航行と飛行の自由を尊重し、守っている。しかし、いかなる国家も航行と飛行の自由の反保護を名目に、南沙諸島における中国の領空と領海を侵犯することを断固として認めない」と強調した。


南シナ海・南沙諸島のファイアリクロス礁.PNG
中国の主張する領有権.PNG



米海軍専門紙「ネイビー・タイムズ」は8日、米軍事筋の話として、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に中国が建設している人工島の12カイリ(約22キロ)内に、オバマ政権が近く、米軍艦船を航行させる可能性があると伝えた。
「中国側は国際法に基づいた航行と飛行の自由を尊重し、守っている。しかし、いかなる国家も航行と飛行の自由の反保護を名目に、南沙諸島における中国の領空と領海を侵犯することを断固として認めない」
フィリピンかインドネシアかマレーシアなら分かるけれど、中国の領海ではない。
仕掛けたのは中国側です。
ラベル:中国
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posted by hazuki at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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