韓国 MERS感染で遺族が賠償求め提訴

韓国 MERS感染で遺族が賠償求め提訴

韓国 ＭＥＲＳ感染で遺族が賠償求め提訴
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151002/k10010256901000.html
10月2日 21時11分

「ＭＥＲＳコロナウイルス」の感染が広がった韓国で、死亡した患者の遺族が、政府や病院を相手取り、感染拡大の対策が不十分だったとして損害賠償を求める初めての訴えを起こしました。
韓国では、ことし５月、中東から帰国した男性から「ＭＥＲＳコロナウイルス」の感染が広がり、１８６人が感染し、このうち３６人が死亡しました。
このうち、ことし６月に亡くなった６０代の男性患者の遺族が、政府や病院は病院の閉鎖や患者の早期の隔離など感染拡大の対策が不十分だったとして、およそ３０００万円の損害賠償を求める初めての訴えをソウルの地方裁判所に起こしました。
２日に行われた１回目の口頭弁論で、遺族側は、病院側に診察記録を、政府には実態調査の結果を証拠として提出することなどを求めたのに対し、政府側は、今後、病院が提出する答弁書を受けて具体的な回答をすると説明しました。
「ＭＥＲＳコロナウイルス」を巡っては、韓国政府は１日、最後の感染者が回復したと発表しており、このまま新たな感染者が出なければ、今月２９日にはＷＨＯ＝世界保健機関の基準に基づくＭＥＲＳの流行の終息宣言が発表される見通しです。






「MERSコロナウイルス」の感染が広がった韓国で、死亡した患者の遺族が、政府や病院を相手取り、感染拡大の対策が不十分だったとして損害賠償を求める初めての訴えを起こした。
6月に亡くなった60代の男性患者の遺族が、政府や病院は病院の閉鎖や患者の早期の隔離など感染拡大の対策が不十分だったとして、およそ3000万円の損害賠償を求める初めての訴えをソウルの地方裁判所に起こした。
病院と政府を相手取り裁判のようです。