2015年06月21日

ヒラリー氏、オバマ大統領はTPA法案に「賛成しないだろう」

ヒラリー氏、オバマ大統領はTPA法案に「賛成しないだろう」

ヒラリー氏、TPA法案に「賛成しないだろう」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150620-OYT1T50071.html
2015年06月20日 13時40分

【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選に立候補している民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)は18日、米議会がオバマ大統領に通商一括交渉権(TPA)を与える法案に賛成するか問われ、「おそらく(賛成は)しないだろう」と答え、現段階では反対との立場を明らかにした。

 遊説先の西部ネバダ州で、地元テレビ局のインタビューに語った。クリントン氏は長官在任中に環太平洋経済連携協定(TPP)を推進する役割を果たしてきたが、党支持基盤の労組が強く反対していることに配慮したとみられる。

 クリントン氏はインタビューで、TPPに反対しているわけではないことを示唆した上で、TPA法案から、失職者支援を盛り込んだ貿易調整支援(TAA)法案が切り離されたことを問題視し、「TAAが獲得できるという完全な確信がない限り、(TPA法案には)間違いなく賛成票は投じない」と述べた。


ヒラリー・クリントン.PNG



TPA法案から、失職者支援を盛り込んだ貿易調整支援(TAA)法案が切り離されたことを問題視し、「TAAが獲得できるという完全な確信がない限り、(TPA法案には)間違いなく賛成票は投じない」と述べた。
オバマは飽くまでもTAAとセットでないとTPAには署名しないと明言しているらしいです。
TPAとは、アメリカ議会が法律によって大統領に付与する通商交渉に関する交渉権限。
オバマ大統領がTPPを成立させる大前提として、米議会でTPA(貿易促進権限)法案を通す必要がある。
大統領に交渉を一任するもので、この委任がなければ各国と合意出来ない。




参考

[TPP交渉] 米下院、失業者対策(TAA法案)抜きでTPA法案可決 来週上院で採決も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/420961390.html
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