2015年05月05日

参院選挙区「鳥取&島根」「徳島&高知」を合区 自民が「1票の格差」是正案

参院選挙区「鳥取&島根」「徳島&高知」を合区 自民が「1票の格差」是正案



参院選挙区「鳥取&島根」「徳島&高知」を合区 自民が「1票の格差」是正案
http://www.sankei.com/politics/news/150505/plt1505050004-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/150505/plt1505050004-n2.html
2015.5.5 16:30

参院の「一票の格差」是正に向けた選挙制度改革をめぐり、参院自民党は「鳥取と島根」「徳島と高知」の2選挙区ずつを合区し、改選1の新選挙区とする案で最終調整に入った。複数の参院関係者が4日、明らかにした。さらに長野など改選数2の選挙区について改選1ずつに削減。都市部を抱える選挙区で議席を増やし、最大格差を3倍以内に抑える方針だ。参院自民党は来年夏の次期参院選からの適用を目指す。

 総務省によると、鳥取は平成25年の前回参院選で全国47選挙区のうち当日有権者数が最少(48万2192人)だった。鳥取に次いで島根(58万7809人)、高知(62万7921人)が少ない。徳島(65万1117人)は5番目に少なかった。

 自民党の合区案は、有権者数が少ない隣県同士を合わせた形だが、4選挙区の合区だけでは最大格差が3倍をわずかに超える見通しだ。このため改選数2の選挙区の議席減も組み合わせる。対象は「長野が有力」(自民党幹部)という。

 さらに、都市部を抱える東京(改選数5)や北海道(改選数2)などの選挙区の改選数を1議席ずつ増やすことで、格差は2・8倍台に抑えられるという。

 最高裁判所は、著しい格差(衆院選で3倍、参院選で6倍以上など)が生じた場合、違憲あるいは違憲状態とする判断を示している。参院自民党は衆院選でも適用する「格差3倍以内」に抑えることを目指し検討してきた。

参院自民党は昨年11月の与野党選挙制度協議会で、(1)兵庫、北海道、東京の定数を各2議席増やし長野、宮城、新潟を2議席減らす6増6減(2)鳥取と島根の合区(3)6増6減と合区を両方実施する−の3案を提示した。しかし、3案でも最大格差は3・23〜4・31倍にしか抑えられず、野党側から再検討を迫られていた。

 4月16日の参院正副議長と与野党代表者による検討会では、自民党に早期対応を求める声が続出。山崎正昭参院議長が自民党3案を絞り込むよう求め、輿石東参院副議長は「自民は5月の連休明けに案を示す必要がある」と要請していた。

 参院自民党幹部は水面下で新案を民主党側に伝えており、民主党幹部は「限定的な合区は不可避」とし、合意形成はできつつある。自民党は今国会中に公職選挙法を改正したい考えだ。




参院の「一票の格差」是正に向けた選挙制度改革を巡り、参院自民党は「鳥取と島根」「徳島と高知」の2選挙区ずつを合区し、改選1の新選挙区とする案で最終調整に入った。
更に長野など改選数2の選挙区について改選1ずつに削減。
都市部を抱える選挙区で議席を増やし、最大格差を3倍以内に抑える方針。
合区は自民党に有利です。
鳥取と島根、徳島と高知の合区で参院自民党が当確となるでしょう。
何が、一票の格差の是正に向けた選挙制度改革かと言いたい。




参考

自民が参院合区案、本格検討へ 「1票の格差」是正
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/414829773.html
ラベル:自民党
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