2015年04月01日

京聯タクシー、民事再生法を申請 競争激化で経営悪化

京聯タクシー、民事再生法を申請 競争激化で経営悪化
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20150331000182

タクシーの京聯(きょうれん)自動車(京都市南区上鳥羽金仏、武田義裕社長)は31日、京都地裁に民事再生法の適用を申請し、財産の保全処分を受けた。負債総額は10億2200万円。事業は継続する。

 1938年に戦時統合で成立。2004年に経営破綻した京都交通グループの一部負債を抱え、整理回収機構の管理下に入っていた。保有台数は194台で、京都では中堅。従業員は乗務員172人を含む181人。

 代理人の弁護士によると、近年は台数制限規制の緩和や他社の運賃値下げなどで競争が激化し、経営が悪化していた。滞納していた社会保険料約2億3千万円のうち約4500万円の支払期限が4月下旬に迫り、自主再建を断念した。

 今後、乗務員の雇用を継続する一方、維持管理費を抑えるため車両台数を減らす方針。中京区の京都商工会議所で記者会見した今井利一取締役は「市民や取引先に迷惑をかけ、申し訳ない。乗務員の労働環境を守るため運賃を下げなかったが、もっと早く経費を削減するべきだった」と話した。

【 2015年03月31日 22時50分 】




タクシーの京聯(きょうれん)自動車(京都市南区上鳥羽金仏、武田義裕社長)は3月31日、京都地裁に民事再生法の適用を申請し、財産の保全処分を受けた。
負債総額は10億2200万円。
事業は継続する。



緑の車体の老舗タクシー、民事再生法の適用申請
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150401-OYT1T50012.html?from=ytop_main4
2015年04月01日 12時57分

緑色の車体で知られる老舗タクシー会社「京聯(きょうれん)自動車」(京都市南区)は3月31日、京都地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。

 負債額は約10億2000万円。事業は継続し、債務の減額交渉を進めて経営再建を目指すという。

 同社は1938年創業。2000年以降、規制緩和による競争激化で業績が悪化した。申請の直接の原因は社会保険料の滞納。滞納額約2億円のうち4500万円の支払いが4月下旬に迫っていたが、資金繰りのめどが立たなかったという。現在、約170人いるドライバーの雇用は維持する一方、車両は減らして経営合理化を図る。
ラベル:京聯自動車
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posted by hazuki at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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