2015年03月06日

ふるさと納税の特典競争、「節度」求める方針 高市総務相

ふるさと納税の特典競争、「節度」求める方針 高市総務相



ふるさと納税の特典競争、「節度」求める方針 総務相
http://www.asahi.com/articles/ASH365KFMH36UTFK00R.html?iref=comtop_list_pol_n04
岡村夏樹 2015年3月6日19時51分

政府が地方創生の目玉策として制度を拡充する「ふるさと納税制度」をめぐり、6日の衆院予算委員会で野党側が自治体による特典競争の行き過ぎを指摘した。高市早苗総務相は、自治体に「節度ある対応」を求めていく考えを示した。

 民主党の小川淳也氏が「特産品は当たり前。旅行券、航空会社のポイント、電子マネーもあり、高額化している」と述べた。具体例として、▽300万円の寄付で130万円のコート▽300万円の寄付で牛1頭――を挙げた。「利益と引き換えに納税することは税の趣旨に反する」とし、対策を求めた。

 高市氏は「納税の趣旨から逸脱するような高額なものや換金性の高いものは税法上の問題が生じる」と述べた。政府はふるさと納税で、税の控除を受けられる上限額を今年から2倍にすることを決定。今国会で改正法案の成立を目指している。(岡村夏樹)


高市早苗.PNG



政府が地方創生の目玉策として制度を拡充する「ふるさと納税制度」を巡り、6日の衆院予算委員会で野党側が自治体による特典競争の行き過ぎを指摘した。
高市総務相は、自治体に「節度ある対応」を求めていく考えを示した。
野党側が自治体による特典の行き過ぎを指摘していたのですね。
高市総務相も認めています。
住民税という観点から行き過ぎたプレゼント合戦は問題なのは確かです。
「利益と引き換えに納税することは税の趣旨に反する」とし、対策を求めた。(民主党の小川淳也氏)
石川県加賀市の寄付した半額の「DMMマネー」もらえる「DMMふるさと納税」打ち切りになったのも、こういう指摘があったからでしょうね。



寄付した半額の「DMMマネー」もらえる「DMMふるさと納税」打ち切り 加賀市「不適切と判断」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/05/news103.html
2015年03月05日 15時13分 更新

石川県加賀市へのふるさと納税の特典として寄付金の半額の「DMMマネー」を提供する「DMMふるさと納税」が突然打ち切りに。
[ITmedia]

石川県加賀市は、同市へのふるさと納税(寄付)の特典として、「DMM.com」のコンテンツを購入できる電子マネー「DMMマネー」を提供する「DMMふるさと納税」を3月4日に打ち切った。換金性の高いプリペイドカード等や返礼割合の高い返礼品を送ることの自粛を求める総務省の意向に反する可能性があると判断したという。

DMMふるさと納税は2月12日にスタート。DMM.comが用意した特設サイトから申し込めば、寄付金額の50%相当のDMMマネーを還元する仕組みで、28日時点で1700件・合計5300万円の寄付があった3月4日に発表したばかりだった。

 総務省は1月、地方自治体に連絡した「平成27年度の地方税制改正・地方税務行政の運営に当たっての留意事項等」で、ふるさと納税の特典として、換金性の高いプリペイドカードなどや返礼割合の高い品の送付を自粛するよう求めていた。その時点では加賀市は「『Tポイント』や、航空会社Peachのポイントを返礼品として送っている自治体もあるので、DMMポイントも問題ないだろう」と判断していたという。

 ただ、DMMふるさと納税スタート後に、「換金性の高いプリペイドカード等に当たるのではないか」という反響がネットなどであり、「内部で協議した結果、サービスを継続することは不適切と判断した」という

 新たな寄付の受け付けは打ち切ったが、これまでに寄付を申し込んだ人は、当初の予定通り、寄付金の半額のDMMポイントを提供する。



1/2 小川淳也(民主党)【国会 衆議院】予算委員会 平成27年3月6日
ラベル:高市早苗
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posted by hazuki at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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