2015年03月04日

特定秘密関連予算金額まちまち省庁任せ 1200万円〜ゼロ

特定秘密関連予算金額まちまち省庁任せ 1200万円〜ゼロ

特定秘密関連 省庁任せ 金額まちまち、1200万円〜ゼロ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015030302000130.html
2015年3月3日 朝刊

国民の知る権利を侵害する恐れのある特定秘密保護法が、昨年十二月に施行された。各行政機関は運用を開始したが、二〇一五年度予算案に盛り込まれた予算額と対応は各府省庁に「お任せ」の状態。内閣を直接補佐する内閣官房が法律を所管するが、政府全体の状況を把握していないとしている。 (金杉貴雄)

 金額が大きいのは、秘密指定が適切かチェックするのが役割の「独立公文書管理監」と、その事務局となる「情報保全監察室」を設置した内閣府で、計千二百万円弱を計上。特定秘密を扱う全国の地方機関への職員の出張費や備品代などとしている。

 外務省は、特定秘密の管理簿を作成する業務支援のためのコンピューターシステムの保守費として、百七十八万円を盛り込んだ。二月に成立した二〇一四年度補正予算では、このシステムの構築や、文書を保管するかぎつきの書庫四十三個の購入費などとして、二億千二百四億円をつぎ込んでいる。

 警察庁は、特定秘密に指定した文書などを保管する金庫五十二個を都道府県警に配布する。警視庁は警備部と公安部に計二個、北海道警は道警本部と四方面本部に計五個、ほかの府県には各一個ずつ。一個十四万七千円だという。

 その一方で、「特にない」としている行政機関も少なくない。防衛省は、自衛隊法に基づき指定していた「防衛秘密」をそのまま特定秘密に移管する例が多いため、新たな経費はかからないとしている。

 内閣官房も「必要があれば通常の予算執行の範囲内で対応する」と計上していない。政府全体は「各行政機関ごとに対応している」としている。


秘密保護法運用の為の主な行政機関の予算.PNG



特定秘密保護法が、昨年12月に施行された。
各行政機関は運用を開始したが、2015年度予算案に盛り込まれた予算額と対応は各府省庁に「お任せ」の状態。
金額が大きいのは、秘密指定が適切かチェックするのが役割の「独立公文書管理監」と、その事務局となる「情報保全監察室」を設置した内閣府で、計1200万円弱を計上。
外務省は、特定秘密の管理簿を作成する業務支援のためのコンピューターシステムの保守費として、178万円を盛り込んだ。
警察庁は、特定秘密に指定した文書などを保管する金庫52個を都道府県警に配布する。
警察庁が764万5000円を計上。
防衛省は特になし。
法務省も特になし。
公安調査庁は200万円を計上で、職員教育。
海上保安庁も特になし。
防衛省が特になしと警察庁の764万5000円のみというのは意外ですね。
特定秘密保護法は、スパイ防止法の代替法ではない模様。
特定秘密保護法が作られる時、一番、熱心だったのが警察庁だった。
警察の権限を強化する法律になるからです。
特定秘密保護法には「警察庁長官」というワードがあちらこちらに沢山出て来る。
詳しくは、らっきーさんの動画をご覧下さい。






兵頭正俊 @hyodo_masatoshi
人質を救済しなかった安倍に対して、批判を禁じる空気が覆っている。こういうときは、安倍自身が「どうぞ、好きなように批判して欲しい」と周りをたしなめるべきだ。表現の自由は憲法が保障している。談論風発の国家、組織こそ豊かに発展する。談論を怖れ、封殺し、秘密の多い国や組織は衰亡する。





孫崎 享 @magosaki_ukeru
安倍首相と妄想:我が国も危ない指導者を持ったものだ。「妄想とは、まったく現実的でない信念のことです。」3日スポニチ「安倍首相は3日夜、自民党議員会合で、”日本人にはこれから先、指一本触れさせない決意と覚悟で事に当たる”」イスラム国兵士世界各地から。襲撃させて侵略は旧軍実施の謀略。






兵頭正俊 @hyodo_masatoshi
特定秘密保護法は、そのうち一人歩き始め、暴走し始めると思う。この法律の危険性は、ときの権力によって恣意的な使われ方をしてしまうことだ。憲法でさえ、たったひとりの男のために、解釈改憲されてしまうのだから。この法律は国民に向かうとともに、官僚・与野党政治家をも監視することになる。





孫崎 享 @magosaki_ukeru
特定秘密保護法.毎日「金沢弁護士会が、同法に反対街頭活動計画。石川県選管から”衆院選期間中の政治活動を規制した公職選挙法に抵触の可能性」と指摘され、中止。弁護士会執行部で見解が分かれたが”慎重なメンバーに配慮”」至る所で自粛。こうして民主主義が瓦解していく



らっきーデタラメ放送局★第128回『秘密保護法って!スパイ防止法だよね?』




参考

秘密監視の8委員選任 衆院、法運用をチェック
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/414717916.html

人質事件検証に秘密法の壁=野党、政府主導を疑問視
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/413844020.html

特定秘密以外の「極秘文書」指定期間5年以内に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/412730107.html

外交文書 秘密指定の影響は 第三者の審査に変化も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/412468428.html

特定秘密382件指定…最多は防衛省247件
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/412083727.html

特定秘密に6分類指定=警備戦術や衛星画像−警察庁
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/411327824.html

独立公文書管理監に佐藤氏 秘密保護法の運用チェック
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/410414648.html

[特定秘密保護法] 反対の街頭活動「公選法抵触のおそれ」中止に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/410362977.html

秘密保護法「必要性弱い」 法制局、根幹部分に疑問
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/409400906.html

特定秘密保護法、12月10日施行 政府、運用基準を10月10日にも閣議決定へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/406374195.html

偽装移民法案の成立と特定秘密保護法はセットらしい
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398308262.html




関連

「人質事件」情報は特定秘密の可能性 首相「内容公表せず」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/413567925.html

首相「報道抑圧なら辞任」 秘密保護法施行で
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/409178808.html
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posted by hazuki at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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