2015年03月04日

派遣法改正案:厚労省課長「ようやく人間扱い」発言

派遣法改正案:厚労省課長「ようやく人間扱い」発言
http://mainichi.jp/select/news/20150303k0000m040031000c.html?inb=tw
毎日新聞 2015年03月02日 19時41分(最終更新 03月02日 20時16分)

今国会に提出予定の労働者派遣法改正案を巡り、厚生労働省の担当課長が業界団体の新年会のスピーチで「(派遣労働者は)モノ扱いだったのが、ようやく人間扱いする法律になってきた」と発言したことが2日、明らかになった。民主党の西村智奈美議員が衆院予算委員会で取り上げ、「こんな考え方で改正案を出しているのか」と追及。塩崎恭久厚労相は「派遣の立場を強化しようとの意味で言ったのだろう」としたうえで「しっかりと調べたい」と答弁した。

関係者によると、1月27日に東京都内で開かれた日本人材派遣協会の新年賀詞交歓会でスピーチした厚労省の富田望・需給調整事業課長が派遣法改正案に言及し、「派遣労働は期間がきたら使い捨てだった。モノ扱いだったのが、ようやく人間扱いする法律になってきた」と話した。富田課長は毎日新聞の取材に発言を認めたが、真意については「衆院予算委の協議事項になったので控える」としている。

 派遣ユニオンの関根秀一郎書記長は「労働者をモノ扱いにする派遣法を30年も推し進めてきたのは厚労省だ。その責任を考えての発言なのか」と批判する。連合の新谷信幸総合労働局長は「モノ扱いから人扱いへの改正案になんてなっていない。まともな改正案を出すべきだ」と話している。

 派遣法を巡っては、企業が実質的に期間の制限なく派遣労働者を使い続けることを可能にする改正案を政府が今国会に提出する方針。労働側が「生涯派遣、正社員ゼロ法案」などと批判している。【東海林智】




今国会に提出予定の労働者派遣法改正案を巡り、厚生労働省の担当課長が業界団体の新年会のスピーチで「(派遣労働者は)モノ扱いだったのが、ようやく人間扱いする法律になってきた」と発言したことが2日、明らかになった。
民主党の山井議員のツイートで発覚した厚生労働省の担当課長の失言です。
厚生労働省の役人も失言を問題視して、担当を変わるなどされては如何ですか。
モノ扱いだったのが、ようやく人間扱いとは派遣労働者を馬鹿にしています。
朝日新聞でも報道された模様です。




山井和則 @yamanoikazunor ツイッター
https://twitter.com/yamanoikazunori






山井和則 @yamanoikazunori
派遣法改正案:厚労省課長「ようやく人間扱い」発言 http://bit.ly/1Ci4wzj "「モノ扱いだった派遣労働者が今回の改正により、よくやく人間扱いになる」と課長が暴言。正反対!今回の改悪により全業務で派遣が無期限に活用可能になるので、一生、派遣の若者が激増する。#fb




厚労省幹部「派遣は使い捨て、モノ扱い」 民主党が追及
http://www.asahi.com/articles/ASH325RLPH32ULFA022.html
2015年3月2日20時58分

「派遣労働はモノ扱いだった」。政府が今国会に提出する予定の労働者派遣法改正案をめぐり、厚生労働省幹部がこんな発言をしていたことを、民主党の西村智奈美氏が2日の衆院予算委員会で明らかにした。厚労省は発言について調べる方針だが、今後の改正案の審議に影響しそうだ。

 発言したのは、派遣法を所管する厚労省需給調整事業課の富田望課長。1月末、派遣の業界団体の会合で「派遣労働は期間がきたら使い捨て、モノ扱いだった」と語り、派遣法改正案について「ようやく人間扱いするような法律になってきた」と述べたという。

 西村氏が「モノ扱いという認識で法案の議論をしているのか」と迫ったのに対し、塩崎恭久厚労相は「発言の真偽をしっかり調べたい」と答弁した。

 富田課長は2日午後、呼ばれた民主党の会合で発言の趣旨を認めている。


ラベル:厚生労働省
【関連する記事】
posted by hazuki at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック