2015年02月10日

「9増9減」案が浮上=選挙区配分、人口比をより重視−衆院選挙制度改革

「9増9減」案が浮上=選挙区配分、人口比をより重視−衆院選挙制度改革

「9増9減」案が浮上=選挙区配分、人口比をより重視−衆院選挙制度改革
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015020900835

衆院の選挙制度改革を検討する第三者機関「衆院選挙制度に関する調査会」は9日、衆院議長公邸で会合を開いた。「1票の格差」を是正するための各都道府県への小選挙区の配分方式について、人口比がより反映される「アダムズ方式」と呼ばれる手法を軸に検討を進めることを確認した。現在の295選挙区で試算すると、宮城など9県で1減し、東京など6都県が1〜3増する「9増9減」となる。格差是正の有力な案となる可能性がある。

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 9増9減の内訳は、▽3増=東京▽2増=神奈川▽1増=埼玉、千葉、静岡、愛知▽1減=青森、岩手、宮城、三重、滋賀、奈良、熊本、鹿児島、沖縄。
 アダムズ方式を導入すると、都道府県間の格差は現行の1.788倍から1.598倍に縮小する。同日の調査会では同方式が望ましいとの意見が複数出る一方、最高裁が是正を求めた「1人別枠方式」の存続と混同されることを懸念する意見も出た。
 同方式の導入については、定数削減をめぐる各党の意見も踏まえた上で、5月の大型連休明けにも最終決定する見通し。 
 調査会が開かれるのは先の衆院選後初めてで、座長の佐々木毅元東大学長は今後のスケジュールについて、「3月終わりから4月初めに各党へのヒアリングを行い、今年いっぱいに方向性を出したい」と述べた。
 衆院の選挙制度改革をめぐっては、各党間の協議が折り合わず、伊吹文明前議長が有識者による調査会を設置、1票の格差や定数削減について答申を求めていた。安倍晋三首相は調査会の答申に従う意向を示している。


佐々木毅元東大学長(右).PNG



「1票の格差」を是正する為の各都道府県への小選挙区の配分方式について、人口比がより反映される「アダムズ方式」と呼ばれる手法を軸に検討を進めることを確認した。
同方式の導入については、定数削減を巡る各党の意見も踏まえた上で、5月の大型連休明けにも最終決定する見通し。 
大都市だから増える訳ではないようです。
大阪も福岡も増えてない。
アダムズ方式とは、選挙区定数を各都道府県に配分するための計算手法。



アダムズ方式
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015020900838

アダムズ方式 選挙区定数を各都道府県に配分するための計算手法。各県の人口を一定の数値でそれぞれ割り、小数点以下を切り上げた値を各県の定数とし、その合計が総定数(現在の衆院では295)となるよう数値を調節する。現行の最大剰余法による配分よりも、人口の多い県は定数が多く、人口の少ない県は少なくなる効果がある。(2015/02/09-21:05)
ラベル:アダムズ方式
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posted by hazuki at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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