2015年01月21日

円安「デメリットの方が大きい」 企業の約半数が帝国データバンクの調査に答える

円安「デメリットの方が大きい」 企業の約半数が帝国データバンクの調査に答える

円安「デメリットの方が大きい」 企業の約半数が調査会社に答える
http://www.j-cast.com/2015/01/21225780.html
2015/1/21 12:33

円安について、企業の46.2%が「デメリットの方が大きい」と認識していることが2015年1月19日に帝国データバンクが発表した調査結果で明らかになった。

それによると、「メリットとデメリットはほぼ同等」と答えたのが25.8%、「影響はない」が13.4%、「わからない」が7.4%で、「メリットの方が大きい」と答えた企業は7.2%に留まった。調査は14年12月15日から15年1月5日にかけて行われた。




円安について、企業の46.2%が「デメリットの方が大きい」と認識していることが2015年1月19日に帝国データバンクが発表した調査結果で明らかになった。
帝国データバンクによると、「業界別で、「デメリットの方が大きい」と回答した企業は、内需型企業が多い「小売」が62.2%と最も高く、「農・林・水産」(57.4%)が続いた。さらに細かくみると、海外工場での製造品や原材料などの輸入ウエイトが高い業種で80%以上となった。」とのこと。
更に「地域別で、「デメリットの方が大きい」と回答した企業は、「北海道」が52.1%と最も高く、10地域のなかで唯一、半数を超えた。」とのこと。
小売と農・林・水産にとってデメリットとは、円安が続くのは良くないですね。
勿論、円安をメリットと感じている企業もある訳です。



帝国データバンク
http://www.tdb.co.jp/index.html

特別企画 : 円安に対する企業の意識調査
円安をデメリットと認識する企業が半数に迫る
〜 円安進行が人件費抑制につながる可能性も 〜
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p150103.html
2015年1月19日

はじめに

円相場は2014年12月に終値で1ドル=120円を突破。同年夏まで100円台前半で推移していた相場は短期間で急激に円安が進行した。2015年に入ってもドル円相場の変動幅は大きく推移している。短期間での想定を上回る為替レートの変動は、海外との直接取引がある企業にとどまらず、間接的に輸入製品、原材料・資源を利用している企業にも大きな影響を与える可能性がある。

そこで、帝国データバンクは、円安に対する企業の意識について調査を実施した。なお、本調査は、TDB景気動向調査2014年12月調査とともに行っている。

調査期間は2014年12月15日〜2015年1月5日、調査対象は全国2万3,324社で、有効回答数は1万583社(回答率45.4%)
本調査における詳細データは、景気動向調査専用HP(http://www.tdb-di.com/)に掲載している

調査結果

円安の業績への影響について、46.2%の企業が「デメリットの方が大きい」と回答

業界別で、「デメリットの方が大きい」と回答した企業は、内需型企業が多い『小売』が62.2%と最も高く、『農・林・水産』(57.4%)が続いた。さらに細かくみると、海外工場での製造品や原材料などの輸入ウエイトが高い業種で80%以上となった

業界別で、「メリットの方が大きい」と回答した企業は、『製造』が11.7%と最も高く、『サービス』(6.7%)、『運輸・倉庫』(6.6%)と続いた。さらに細かくみると、輸出関連企業のほか、外国人観光客の受け入れが増加している旅館・ホテル業などの構成比が高かった

地域別で、「デメリットの方が大きい」と回答した企業は、『北海道』が52.1%と最も高く、10地域のなかで唯一、半数を超えた

最近の円安に対する対策について、「特に何もしていない」が36.0%(複数回答、以下同)と最も高く、「燃料費等の節約」(26.6%)が続いた。「人件費の抑制」(10.8%)といった回答もあり、円安進行が従業員の人件費抑制につながる可能性も出ている


詳細は資料(PDF 442KB)をご覧ください。


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posted by hazuki at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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