2015年01月11日

糖尿病新薬「脱水の恐れ」明記を…厚労省が通知

糖尿病新薬「脱水の恐れ」明記を…厚労省が通知
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150110-OYT1T50122.html?from=ytop_ylist
2015年01月11日 11時59分

糖尿病の新薬「SGLT2阻害薬」を服用した患者18人が重い脱水症状を起こしたことを受け、厚生労働省は、高齢者らへの慎重な投与の必要性や、副作用で脱水症状が起きる恐れを薬の添付文書に明記するよう製薬会社に通知した。

 同省によると、昨年4月以降に発売されたこの新薬のうち、アステラス製薬の「スーグラ」、アストラゼネカなどの「フォシーガ」、興和の「デベルザ」、サノフィの「アプルウェイ」の四つで重い脱水症状の報告があり、「脱水症状との因果関係が否定できない」と判断した。

 重い脱水症状を伴う心不全などで、計10人の死亡も製薬会社の調査で確認されているが、これについては「因果関係は分からない」とした。


糖尿病新薬.PNG



糖尿病の新薬「SGLT2阻害薬」を服用した患者18人が重い脱水症状を起こしたことを受け、厚生労働省は、高齢者らへの慎重な投与の必要性や、副作用で脱水症状が起きる恐れを薬の添付文書に明記するよう製薬会社に通知した。


糖尿病新薬で脱水症状 “慎重な投与を”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150109/k10014565181000.html
1月9日 14時57分

去年4月以降発売が相次いだ糖尿病の新しい薬を服用した患者のうち合わせて18人が重い脱水症状を起こしていたことが分かり、厚生労働省は薬の服用との因果関係が否定できないとして製薬会社に対し医療機関に慎重な投与を呼びかけるよう指示しました。

因果関係が否定できない重い副作用の報告があったのは、アステラス製薬の「スーグラ」、ブリストル・マイヤーズの「フォシーガ」、興和創薬の「デベルザ」、サノフィの「アプルウェイ」の4つの薬です。
厚生労働省によりますと、これらの薬は生活習慣病が主な原因とされる「2型糖尿病」が対象で、尿と一緒に体の中の糖を排出して血糖値を下げる作用があることから、添付文書では脱水症状に注意するよう記載されていました。
ところが、これらの薬が発売された去年4月以降、薬を服用した合わせて18人の男女が、重い脱水症状を起こし、いずれも薬との因果関係が否定できないということです。
厚生労働省によりますと、このほかにも糖尿病の薬を服用した10人の患者が重い脱水症状を伴う心不全などで死亡したということですが、薬との因果関係は低いとみられるということです。
厚生労働省は9日、それぞれの製薬会社に対し、薬の添付文書を改訂して医療機関に慎重な投与を呼びかけるよう指示しました。
ラベル:糖尿病薬
【関連する記事】
posted by hazuki at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。