2014年12月27日

【山田宏 俺がやらねば】次世代、敗因は「幅」の不足 比例141万票は党勢拡大への発射台

【山田宏 俺がやらねば】次世代、敗因は「幅」の不足 比例141万票は党勢拡大への発射台

【山田宏 俺がやらねば】次世代、敗因は「幅」の不足 比例141万票は党勢拡大への発射台 (1/2ページ)
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2014.12.27

衆院選で次世代の党は、19あった議席が2に減るという大惨敗を喫した。応援していただいた方々の期待に応えることができず、幹事長として責任を痛感している。

 多くの方から「選挙結果を見て残念に思った」といった声も届いており、日本の国益を政策の中心に据えたわが党の理念が、完全に否定されたわけではないと考えている。敗北の原因から目をそらさず、来春の統一地方選、次期衆院選に向けて研鑽を積みたい。

 反省点としては、まず、政策の「幅」の不足が挙げられる。

 慰安婦問題に風穴をあけ、生活保護をはじめとする在日外国人への過剰な配慮に切り込んだわが党の姿勢に対しては、有権者の反応は非常によかった。ただ、歴史問題や安全保障に主張が偏るあまり、医療や介護、教育など、国民の暮らしに直結する政策課題に関するアピールが弱かったことは否めない。

 地方議員の少なさも克服すべき課題だ。地域単位での草の根の組織を作っていかなければ、今後の国政選挙でも「風頼み」の戦いを強いられることになるだろう。

 インターネット戦略も十分ではなかった。ネット上の政党支持率調査では、次世代の党が自民党に次いで高いというものもあったが、こうした支持層を実際の投票行動に向かわせるためには、より綿密な戦略が必要だ。

 さて、わが党が追及してきた朝日新聞の慰安婦報道をめぐる、第三者委員会の報告書が今月22日にまとまった。一連の報道についての指摘は、私も大方違和感なく受け止めることができるが、それらを生んできた朝日の「体質」への切り込みは弱いといわざるをえない。

事実を著しくねじ曲げた記事が生み出された背景には、「日本をおとしめるのはよいことだ」という、あらかじめ定められた方向性のもとに取材や執筆が行われていたという事情がある。こうした朝日特有のバイアスの存在を指摘し、「廃刊して立て直すべし」くらいのことを提言しない限り、朝日は痛くもかゆくもないのではないか。

 慰安婦問題を通じて朝日と真正面から対峙してきた政党は、次世代の党だけだ。自民党にも同じ考えの議員はいるが、党内のリベラル派や連立を組む公明党への配慮から、声をあげにくい状況にある。

 慰安婦問題をはじめ、中国・韓国に対する日本政府のふがいなさなど、わが党が指摘してきた一連の問題については、国民の間でも怒りが高まっている。比例代表で獲得した約141万票は、今後の党勢拡大への発射台だ。

 永田町をいったん離れることになったため、本連載の執筆は今回までとなる。来たるべき国政選挙に向けて党の基盤を強化し、「国家としての日本を再構築する」という志を再び有権者に問いたい。 (次世代の党前幹事長)


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反省点としては、先ず、政策の「幅」の不足が挙げられる。
慰安婦問題に風穴を開け、生活保護をはじめとする在日外国人への過剰な配慮に切り込んだ次世代の党の姿勢に対しては、有権者の反応は非常に良かった。
ただ、歴史問題や安全保障に主張が偏るあまり、医療や介護、教育など、国民の暮らしに直結する政策課題に関するアピールが弱かったことは否めない。
地方議員の少なさも克服すべき課題。
「俺がやらねば」の最終回のようですね。
生活保護を日本人限定、外国人参政権に反対などの政策で次世代の党が狙われたのだと思います。
山田宏元幹事長を当選させなかった国民は後悔しますよ。
統一地方選では頑張って次世代の党の議席を増やして欲しいです。






前衆議院議員 山田宏 @yamazogaikuzo
夕刊フジの連載コラム「俺がやらねば」の最終回(12月26日号)です。ぜひご覧ください。
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ラベル:山田宏
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posted by hazuki at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 次世代の党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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