2014年11月19日

中継サーバー管理の中国籍の高志国容疑者(32)ら逮捕=不正アクセス禁止法違反容疑・警視庁

中継サーバー管理の中国籍の高志国容疑者(32)ら逮捕=不正アクセス禁止法違反容疑・警視庁

中継サーバー管理の中国人ら逮捕=不正アクセス禁止法違反容疑・警視庁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014111900394

不正に取得した他人のIDやパスワードをインターネットへの接続を中継する「プロキシサーバー」に保管したなどとして、警視庁と愛知県警の合同捜査本部は19日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、中国籍の高志国容疑者(32)=さいたま市=を逮捕した。
 不正取得したIDやパスワードは、中国人らによるネットバンキングの不正送金に使用され、不正送金額は少なくとも4億5000万円に上るとみられる。
 警視庁は同日、「プロキシサーバー」管理会社(東京都豊島区駒込)を家宅捜索した。
 逮捕容疑は、不正アクセス行為に使用させる目的で、今年5月〜8月下旬、不正取得したネットに接続するIDとパスワードを高容疑者らが管理するサーバーや外付けハードディスクに保管した疑い。
 同事件とは別に、警視庁と千葉県警は同日、不正取得したIDとパスワードを使って、東京都台東区内に設置されたプロキシサーバーから不正アクセスしたとして、会社役員の林清司容疑者(32)=品川区=を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕した。
 プロキシサーバーはネット接続を代理で行うサーバーで、接続先に記録されるIPアドレス(ネット上の住所)がプロキシサーバーのものに置き換わり、発信元が匿名化される。
 サーバーを経由すると、中国など海外からアクセスしても、接続先には同サーバーのIPアドレスしか記録されず、ネットバンキングの不正送金など犯罪インフラとして悪用されるケースもある。(2014/11/19-13:33)




不正に取得した他人のIDやパスワードをインターネットへの接続を中継する「プロキシサーバー」に保管したなどとして、警視庁と愛知県警の合同捜査本部は19日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、中国籍の高志国容疑者(32)=さいたま市=を逮捕した。
不正取得したIDやパスワードは、中国人らによるネットバンキングの不正送金に使用され、不正送金額は少なくとも4億5000万円に上るとみられる。
警視庁は同日、「プロキシサーバー」管理会社(東京都豊島区駒込)を家宅捜索した。
朝日新聞の報道によると、高志国容疑者(32)の他に逮捕されたのは、「別のサーバー管理会社の役員、林清司容疑者(32)=東京都品川区。両社の関係者4人も近く逮捕する。」とのこと。



中継サーバー業者を一斉摘発 不正アクセスの疑い
http://www.asahi.com/articles/ASGCM42LDGCMUTIL00K.html
2014年11月19日13時59分

警視庁と京都府警、鹿児島県警など20の都道府県警が19日、不正アクセス禁止法違反や著作権法違反の疑いで、「プロキシ(代理)」と呼ばれる中継サーバーの管理業者の一斉摘発に乗り出した。中継サーバーは利用者が接続元を隠すために使われ、ネットバンキングの不正送金などに悪用されているという。

 このうち、警視庁はサーバー管理会社の従業員、高志国容疑者(32)=さいたま市南区=と、別のサーバー管理会社の役員、林清司容疑者(32)=東京都品川区=を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕し、発表した。両社の関係者4人も近く逮捕する。

 同庁サイバー犯罪対策課によると、高容疑者らは5〜8月、中継サーバーの中国人利用客に使わせるために、日本の接続業者から不正に取得した他人のIDとパスワードを自社サーバーに保管し、林容疑者らは7月、他人のIDとパスワードを利用客に使わせて日本の業者に不正アクセスさせた疑いがある。

 利用客は中継サーバーを経由して日本の接続業者に接続することで匿名性を高められる。同課は接続記録などから、両社を通じたネットバンキングの今年1〜6月の不正送金被害が約300件、計約4億5千万円に上るとみている。


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posted by hazuki at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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