2014年10月09日

アスベスト健康被害 最高裁が国の責任認める

アスベスト健康被害 最高裁が国の責任認める
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141009/k10015266661000.html
10月9日 15時10分

かつて大阪南部にあったアスベストを扱う工場で働いていた人たちが、肺がんなどの健康被害が広がったのは国の規制の遅れが原因だと訴えた裁判で、最高裁判所は国の責任を認め、賠償を命じる判決を言い渡しました。
アスベストによる健康被害で最高裁判所が国の責任を認めたのは初めてです。




かつて大阪南部にあったアスベストを扱う工場で働いていた人達が、肺がんなどの健康被害が広がったのは国の規制の遅れが原因だと訴えた裁判で、最高裁は国の責任を認め、賠償を命じる判決を言い渡した。
最高裁が国の責任を認定したのは初めて。



朝日新聞の報道です。


アスベスト訴訟、国の責任一部認める 最高裁が初の判断
http://www.asahi.com/articles/ASGB86X59GB8UTIL04Y.html?iref=comtop_6_01
2014年10月9日15時17分

大阪府南部の泉南地域に点在していたアスベスト(石綿)加工工場の元労働者らが、健康被害をめぐり国に賠償を求めた二つの集団訴訟の上告審判決で、最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)は9日、国の賠償責任の一部を認めた。石綿による健康被害で最高裁が国の責任を認定したのは初めて。被害をめぐる全国の訴訟にも影響を与える。

 原告は元労働者や遺族ら計89人で、2006年に提訴した「第1陣」の34人と、09年提訴の「第2陣」の55人。

 第1陣の二審・大阪高裁判決(11年8月)は「規制を厳しくすれば産業社会の発展を大きく阻害する」と指摘。規制は行政の裁量に広く委ねられているとして、国の責任を否定した。これとは逆に、第2陣の二審・同高裁判決(13年12月)は、国の責任を認めた一審よりも国の規制を違法とする範囲を拡大。国の賠償責任の割合も「2分の1」に引き上げ、計約3億4千万円の支払いを命じた。

 二つの二審判決は、国の責任をめぐる判断がねじれた状態になっていた。


ラベル:最高裁
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posted by hazuki at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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