2014年09月29日

世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った竹中平蔵の「新自由主義」

世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った竹中平蔵の「新自由主義」

世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った「新自由主義」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153687
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153687/2
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153687/3
2014年9月28日

「日本を代表する経済学者」といわれた宇沢弘文東大名誉教授が今月18日、肺炎のために死去した。大手新聞は一斉に訃報と、その業績、生きざまを書いていたが、そこにすっぽり抜け落ちていた部分がある。宇沢氏こそ、アベノミクスが推し進め、竹中平蔵慶大教授が旗を振っている「新自由主義」に真っ向から反対し、猛烈な批判を浴びせていたことだ。晩年の宇沢氏は「TPPは社会的共通資本を破壊させる」と唱え、「TPPを考える国民会議」も立ち上げた。宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定になるのである。

 宇沢氏は1951年に東大理学部数学科を卒業した。経済学に転じたのは「世の中を救うのは経済学である」と考えたからだ。米スタンフォード大准教授、カリフォルニア大助教授、シカゴ大教授を経て、東大教授に。70年代以降は市場原理を優先する経済理論や、それを推進する学者の浅ましさを徹底批判したことで知られている。

最晩年にインタビューし、宇沢氏が2011年、脳梗塞で倒れた後も親交を結んでいたジャーナリストの佐々木実氏はこんな思い出を語ってくれた。

「宇沢氏は新自由主義者のノーベル経済学者、フリードマンとシカゴ大で一緒でした。ある日、みんなでランチを一緒にしていると、フリードマンが怒っている。ポンド切り下げを見越して、空売りをしようとしたら、銀行から断られたというのです。それで怒っているフリードマンの言動に宇沢氏は心底あきれて、このエピソードを話されていた。稼ぐが勝ちという新自由主義もおかしければ、それを唱える学者の人間性にも怒っていた。ノーベル賞クラスの学者でしたから、竹中平蔵氏を名指しで非難はしていませんが、その政策や生きざまには批判的でした。実は宇沢氏と竹中氏は日本開発銀(現・日本政策投資銀)の研究所で一緒だった時期があるのです。その時に竹中氏が共著にすべき論文を単著で出して大問題になった。それを収めたのが宇沢氏なのですが、その竹中氏が新自由主義の旗振り役となって、日本をおかしくしているのですから、皮肉なことだと思います」

宇沢氏は40年以上前、ベトナム戦争を批判された米国防長官が経済効率性を理由に胸を張ったことに愕然とし、「言葉に言い尽くせない衝撃を受けた」と語っている。以後、平等・公正・正義ではなく、「稼ぐ」ことだけを目的とした経済学に批判を投げかけてきた。人材派遣大手・パソナの会長として、巨額の報酬を得ながら、産業競争力会議のメンバーにもなって、パソナが得をする雇用改革を推し進めている竹中氏などは、宇沢氏にしてみれば論外で、蛇蝎のごとく嫌う存在だったのである。

「宇沢氏は学者が政府の会議に入ることにも批判的でした。宇沢氏の存在があったからこそ、教え子の学者たちは政府の会議で緊張していた。その重しがなくなると、どうなるのか、心配です」(佐々木実氏)

 竹中氏のようなエセ学者が跋扈しないようにメディアは宇沢氏の功績と懸念をもっと伝えなければならないが、大マスコミ自体が新自由主義に毒されているのだから、どうにもならない。


竹中平蔵.PNG



「日本を代表する経済学者」と言われた宇沢弘文東大名誉教授が9月18日、肺炎の為に逝去した。
宇沢氏こそ、アベノミクスが推し進め、竹中平蔵慶大教授が旗を振っている「新自由主義」に真っ向から反対し、猛烈な批判を浴びせていたことをマスコミは報道していない。
「TPPは社会的共通資本を破壊させる」と唱え、「TPPを考える国民会議」も立ち上げた。
宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定になる。
パソナが得をする雇用改革を推し進めている竹中氏などは、宇沢氏にしてみれば論外で、蛇蝎のごとく嫌う存在だった。
ゲンダイネット(日刊ゲンダイ)の報道の通り、マスコミが自由主義に毒されている。
竹中平蔵は、共著で出すべき論文を自分の名前で出して 大騒ぎになる過去を持っていた。
それを収めたのが宇沢氏。
本当に、竹中平蔵は売国奴です。
第2次安倍内閣では、2013年1月8日、日本経済再生本部の「産業競争力会議」メンバーに内定し、現在は、民間議員という立場だった。
2014年1月からは、国家戦略特区の特区諮問会議メンバーとしても、活動をしている。
自衛官OBの建設業界への雇用優遇制度はパソナの為。
政府が、産業競争力会議で「骨太の方針」と「新成長戦略」を取りまとめ、臨時閣議で決定したのもパソナを儲けさせる為。
今年3月から大幅拡充された「労働移動支援助成金」という制度で多大な恩恵を受けるのが竹中平蔵が会長のパソナ。
法人税改革を議論しているのも竹中平蔵。




参考

竹中平蔵氏 パソナ「仁風林」で真面目なパーティ開催と説明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/403975223.html

パソナ取締役会長・竹中平蔵氏に「利益誘導問題」を問い質す
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/403913762.html

新たな利権か…パソナを喜ばせる予備自衛官の雇用優遇制度
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/402816893.html

パソナ竹中会長が講演 新成長戦略は「私たちの業務につながる」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/400365947.html

「社員を1人クビ」で最大60万円 「おいしすぎる助成金」に批判集中
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398604282.html

竹中平蔵氏が旗振り 人材会社を潤わす「300億円」助成金
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398684157.html

竹中平蔵「日本は物凄い格差社会になる。介護難民や若者のホームレスだらけ」(政経chより転載)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/392961553.html

法人税改革を議論しているのはTPP推進の国賊の大田弘子(元経済財政相)と反日朝鮮企業パソナの取締役会長の竹中平蔵(第2次安倍政権の日本経済再生本部)だ!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/391341771.html




常連客には官僚も…赤坂の摘発「韓国クラブ」に集まった面々
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398688566.html

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ASKA騒動の中で話題になったパソナの迎賓館「仁風林」のことを転載しています。
ラベル:竹中平蔵
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posted by hazuki at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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