2014年09月27日

刺身に潜む、恐るべきリスク 寄生虫「アニサキス」食中毒の恐怖

刺身に潜む、恐るべきリスク 寄生虫「アニサキス」食中毒の恐怖

刺身に潜む、恐るべきリスク
http://news.infoseek.co.jp/article/newscafe_1519128
http://news.infoseek.co.jp/article/newscafe_1519128?p=2
- NewsCafe(2014年9月27日10時00分)

日本人の誰しもが嗜む「お寿司」。旬にこだわり抜いた新鮮な寿司ダネを演出する職人の握りは、味は勿論のこと、口触りの細部にまで至り、その繊細さは、もはや”食の芸術”とでも言うべき素晴らしい食文化だ。洗練された食文化故に、日本人の性格を表す看板でもあり、海外からの要人をもてなす一級品として、お寿司はかけがえのないパートナーでもある。オバマ米大統領が4月に来日した際、ミシュランガイドで7年連続三ツ星を獲得している「銀座 すきやばし次郎」でもてなした「すし外交」は、日本の切り札と言っても過言ではなく、世界を繋ぐ日本文化の象徴ともいえる。だが先日、英国の新聞社で掲載された「SUSHI」に関する記事が、世界中に大きな波紋を投じ、日本の寿司が危機的状況に追い込まれている。

■医者も絶叫レベルのX線写真
中国の広東省に住む男性が、胃の痛みと身体に痒みを感じ、病院で診てもらった ところ、全身から寄生虫が発見されるというショッキングな結果を突きつけられた。体の部位の至る所に余すことなく寄生し、あと僅かで命を落としかけたところを病院に駆け込み一命を取り留めたとのこと。これほどの寄生虫に蝕まれた原因は、男性の好物「刺身」にあると記事ではこう説明する。
「寄生虫の卵や幼虫は生魚に由来しており、寿司などを食べることで人体に寄生する。感染すると数週間ほどで"15m"まで成長し、体内で何年にもわたって生き続ける。場合によっては腸管以外の場所にも移動し、卵を産み付け、最終的には肝臓、眼、心臓や脳などに移動し、その部位を食べることで生命を脅かす可能性がある。」

■あなたの身近でも…
続けざまに記事では、日本の生食する文化に警鐘を鳴らしていた。寄生虫症は今回の男性の様に、衛生状態の悪い国に多い疾患だが、近年は先進国でも増加しているそうで、日本の生鮮食品の一部も寄生虫により汚染されていると指摘している。実際に、東京都の報告によると、諸外国に比べてアニサキス(寄生虫)による消化器疾患が多く、年間500〜1,000例の発生が確認されているという。中でも、サバやスルメイカ、鮭を含む淡水魚には特に注意が必要だとか。寄生虫は魚介類が生きているときは内臓に寄生しているが、水揚げされた後は筋肉(身の部分)に移動し、胃に運ぶころにはこぢんまりと隠れている可能性が高く、その見極めには細心の注意が必要だ。
この記事には、海外の人々もひどく動揺したようで、以下のコメントが寄せられていた。
・寿司は二度と食べない!
・俺が生の魚を食べない理由がこれだ。
・食べ物なんて他にも沢山あるのに、なんでわざわざ生の魚を食べる必要があるの?

どれも辛辣なコメントで「SUSHI」に対する評価はダダ下がりだった…。

■3つの予防
もし、体内に寄生虫が入り込むと、初期症状こそ疲労や便秘、腹部の不快感などと落ち着いてはいるが、次第に、幼虫は人の胃や腸の中で暴れ始め、歯で胃の粘膜を突き破ったりするのだとか…。そうならない為にも、3つの予防を頭に入れておきたい。
@「冷凍」
魚介類由来の人体有害寄生虫は、冷凍により死滅する。味や食感が落ちる種もあるが、可能であれば冷凍した後に食べれば感染することはないとのこと。
A「加熱」
加熱調理する場合は「生焼け」にならないよう十分加熱することが肝心。しかし!「女房を質に入れても」と言われるほど旨い、鰹(かつお)のたたきは加熱不十分。しかし、心配は無用。その対策は…
B「よく噛む」
海産魚由来の有害寄生虫は1〜数センチであり、刺身のような薄い切り身であれば肉眼で見つけられることもある。よく噛むだけでも感染の確立を下げることができるそうだ。身近な食品で例えると、イカの刺身に切れ目が入っているのは、寄生虫を切るという予防の意味がある。勿論、冷凍した食品であれば、言わずもがなだ。
付け足して寄生虫は、通常の料理で用いる程度のお酢や塩漬けでは死滅せず、同様に、通常の料理で用いる程度のワサビ、醤油などでも同じことと東京都福祉保健局は、注意を呼びかけている。
日本人にとって、寿司や刺身などの生食文化は切っても切れない関係にある。しかし、今回の事例のように大きなリスクも伴い、時には死に至る大事も引き起こす可能性は否めない。だが、「餅を喉に詰まらせ逝くより、寿司を鱈腹食って死にたいと」語った筆者の祖父のように、命を張ってでも食したいのが海に根付く日本人の性なのかもしれない。だが、くれぐれも最低限、3つの予防を念頭におき、味覚の秋を堪能して頂きたい。

参照元:Daily Mail
中央水産研究所=寄生虫とのつきあいかた
東京都福祉保健局=食品衛生の窓
【執筆者:王林(オーリン)】


刺身.PNG



中国の広東省に住む男性が、胃の痛みと身体に痒みを感じ、病院で診てもらった ところ、全身から寄生虫が発見されるというショッキングな結果を突きつけられた。
寄生虫に蝕まれた原因は、男性の好物「刺身」にあると説明する。
「寄生虫の卵や幼虫は生魚に由来しており、寿司などを食べることで人体に寄生する。感染すると数週間ほどで"15m"まで成長し、体内で何年にもわたって生き続ける。場合によっては腸管以外の場所にも移動し、卵を産み付け、最終的には肝臓、眼、心臓や脳などに移動し、その部位を食べることで生命を脅かす可能性がある。」
寄生虫症は今回の男性の様に、衛生状態の悪い国に多い疾患だが、近年は先進国でも増加しているそうで、日本の生鮮食品の一部も寄生虫により汚染されていると指摘している。
東京都の報告によると、諸外国に比べてアニサキス(寄生虫)による消化器疾患が多く、年間500〜1,000例の発生が確認されているという。
寄生虫感染の予防は、1. 冷凍、2. 加熱、3. よく噛む。
私は、魚を捌くので、アニサキス幼虫を見たことがありますよ。
1cmぐらいの大きさで蠢いていますね。
サバや鮭は皮目にいます。
アジは内臓にいます。
カツオの叩きの調理方法で、皮目を火で炙って、氷水につける理由は皮目に寄生虫がいるからです。
イカを刺身にしている時、寄生虫を見掛けなかったのは、購入したら早めに捌いて、冷蔵庫で保存していたからでしょうね。
私は、寄生虫を見掛けたら、三角コーナーに捨てて、熱湯をかけて殺します。
寿司や買って来た刺身で、寄生虫に感染したら、病院に行くしかない。
魚を丸ごと購入したら内臓をすぐに取るのはポイントのようですよ。



魚を買う時に注意 寄生虫の恐怖
http://news.livedoor.com/article/detail/9053692/

魚介類を丸ごと購入する場合には、アニサキスという寄生虫への注意が必要
70度以上の加熱で死滅するが、生きていれば人体へ取り込まれる恐れもある
体内に入った場合、数時間で激しいお腹の痛みや吐き気が始まる

WooRis(ウーリス) 2014年07月17日17時00分
鮮魚を丸ごと買うときは注意!寄生虫「アニサキス」食中毒の恐怖

梅雨から夏にかけては、食べ物が傷みやすいので、食中毒には気を付けなければいけません。実はスーパーマーケットに売っている魚も、「お店に売っているから大丈夫だろう」と、安心していると、痛い目を見るかもしれないのですよ!

とくに、魚や貝を切り身ではなく丸体のまま購入する場合は、“アニサキス”という寄生虫に注意しなければいけません。

そこで今回は、厚生労働省のホームページ情報を参考に、魚介類を丸ごと購入する場合の注意点をご紹介します。


■魚の内臓には“アニサキス幼虫”が寄生している場合も

サバやアジ、イカ、イワシなど魚介類の内臓には、肉眼でも確認できるアニサキス幼虫という虫が寄生している場合があります。体長1センチメートル強の線状の虫で、魚の鮮度が落ちると内臓から魚介類の筋肉(身の部分)に移動してくるといいます。

70度以上の熱で加熱すれば死滅するのですが、加熱が足りない場合や生で食べる場合は、人体へ生きたまま取り込まれる恐れがでてきます。

仮に体の中にアニサキス幼虫が入った場合、数時間で激しいおなかの痛みや吐き気が始まります。その場合は、一刻も早く病院に行かなければいけません。


■魚を丸ごと購入したら内臓をすぐに取る

スーパーマーケットで魚を丸ごと購入する場合、あるいは海釣りなどで魚を手に入れた場合は、新鮮なうちに内臓を取り出してください。内臓は絶対に食べないようにして、刺身で食べる場合は肉眼で寄生虫の有無を丁寧にチェックします。

すぐ食べない場合は、内臓を取り除いた状態で冷凍保存をしてしまうといいそうです。アニサキスはマイナス20度以下で24時間以上冷凍すると死滅するといいます。覚えておいてくださいね。


以上、魚を丸ごと購入した、あるいは釣り上げた場合の鮮魚の扱いに関する注意点をまとめましたが、いかがでしたか? とにかく内臓はすぐに取り出して食べずに捨ててください。刺身で食べる場合も肉眼で寄生虫の有無を確かめ、すぐに食べない場合は冷凍保存をしてください。

もしも口に入れてから数時間後に激しい腹痛があれば、アニサキス食中毒の疑いがあります。放置しても治ることはなく症状が悪化するだけなので、すぐに病院に向かってください。



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ラベル:寄生虫症
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posted by hazuki at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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