2014年09月25日

【新・悪韓論】現代自、凋落への第一歩か ソウル一等地の本拠地建設に2兆円投入 

【新・悪韓論】現代自、凋落への第一歩か ソウル一等地の本拠地建設に2兆円投入

【新・悪韓論】現代自、凋落への第一歩か ソウル一等地の本拠地建設に2兆円投入  (1/2ページ)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140925/frn1409251140001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140925/frn1409251140001-n2.htm
2014.09.25

韓国第2位の財閥である「現代(ヒュンダイ)自動車グループ」が、ソウルの一等地8万平方メートル(東京ドーム1・7個分)を、10兆5500億ウォン(約1兆1000億円)で購入することになった。財閥の本拠地を建設する計画だ。「100年先を見据えた決断だ」と自画自賛しているが、自動車産業にとって何よりも重要な技術開発費が制約されることは確実だ。

 100年はおろか20年先には、「現代」ならぬ“過去、自動車会社があった場所”になっているような気がする。

 問題の土地には現在、韓国電力の本社がある。韓電は逆ザヤで累積赤字が57兆ウォン(約5兆9600億円)。ここを売却して同国南西部の全羅南道に都落ちする。それで公開入札となったのだが、事前に明らかにされた鑑定価格は3兆3346億ウォン(約3500億円)だった。

 韓国の出生率は世界最低。人口減少スパイラルに突入することは必定で、土地価格は長期低落の見通しだ。それでも「ソウル都心に残る最後の一等地」ということで、4兆ウォン(約4200億円)台の落札を予想する声が高かった(実際に、2番札のサムスン財閥は4兆ウォン台だった)。

 が、現代自の入札価格は鑑定価格の3倍。しかも鑑定価格の4割をソウル市に寄付する条件が付いている。系列各社の本社をすべて収めるため100階建てビルを2棟、さらに自動車をテーマにしたコンベンション施設を建設するそうで、総費用は20兆ウォン(約2兆1000億円)を上回ると予想されている。現代自1社の営業利益のおよそ2年半分だ。

現代自は「わがグループ全体の資金動員力をもってすれば、何の問題もない」として万歳三唱をしたが、落札決定と同時に現代自の株価は9%超も下落した。

 現代自の国内生産現場は「労組天国」であり、能率は海外生産拠点の半分程度とされるのに、平均年俸は日本円で900万円超。その人件費負担を薄めてきたのが、社内請負(下請け企業が雇用して親会社の生産ラインに投入している非正規職)6000人の存在だが、落札の翌日には「彼らを現代自の正社員として雇用しろ」との地裁判決が出た。

 ウォン高が効いてメーン市場である米国シェアが落ちただけでなく、中国市場でも苦戦している。そればかりか国内市場でも、欧州車にシェアを食い荒らされている。

 主要系列企業の高炉も建設も良くない。

 本社ビルの豪華さなど、メーカーの生産性に何ら関係がない。が、韓国のビジネス社会は「豪華な本社ビル」への執着が強い。《外華内貧》の国民性によるのだろう。

 そして、韓国の財閥には、オーナー会長様の大号令に対して、「殿ご乱心」と諌める忠臣がいない。《滅公奉私》の価値観に染まった国では、わが社の将来より、わが当面の実入りの方が大切だからだ。

 現代自の凋落への踏み出し−。あぁ、ディス・イズ・コリアだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。


呆韓論・室谷克実.PNG
悪韓論.PNG



元時事通信ソウル特派員でジャーナリストの室谷克実さんのコラム。
ヒュンダイ(現代自動車)がソウル一等地を落札決定と同時に株が9%超も下落した。
入札価格は鑑定価格の3倍、鑑定価格の4割をソウル市に寄付する条件が付いている。
これで、「100年先を見据えた決断だ」と自画自賛。



【室谷克実】「ディス・イズ・コリア」この国の葛藤にまだつきあいますか?[桜H26/8/19]


【室谷克実】虚飾にまみれた韓国の実態[桜H25/6/11]




参考

韓国に都合が悪い事実は書くべきではないのか?問われる対韓報道姿勢(室谷克実氏)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/390718686.html


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「知的障害者の塩田奴隷と黙認し続けた韓国社会のおぞましさ」という「新・悪韓論」シリーズも転載しましたので、過去の記事をご覧下さい。
ラベル:室谷克実
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posted by hazuki at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャーナリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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