2014年09月04日

知的障害の長女殺害、介護の母に無罪…大阪地裁

知的障害の長女殺害、介護の母に無罪…大阪地裁
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140903-OYT1T50130.html?from=ytop_main7
2014年09月03日 19時42分

難病で知的障害の長女(当時29歳)を殺害したとして殺人罪に問われた母親(58)(大阪府吹田市)の裁判員裁判判決が3日、大阪地裁であり、田口直樹裁判長は無罪(求刑・懲役4年)を言い渡した。

 田口裁判長は「介護の負担から重いうつ病となり、犯行時は心神喪失状態で刑事責任能力はなかった」と述べた。

 母親は昨年10月、自宅の浴槽に長女を沈めて殺害後、池で入水自殺を図ったところを発見され、逮捕、起訴された。精神鑑定でうつ病だったと診断され、責任能力の有無などが争点となっていた。

 田口裁判長は判決で、母親にとって介護の負担は大きかったが、夫が休職して介護に協力するなど無理心中するほどの絶望的な状況にはなかったとし、「動機の説明は難しく、うつ病の影響で突発的に犯行に及んだ」と判断した。




難病で知的障害の長女(当時29歳)を殺害したとして殺人罪に問われた母親(58)(大阪府吹田市)の裁判員裁判判決が3日、大阪地裁であり、田口直樹裁判長は無罪(求刑・懲役4年)を言い渡した。
田口裁判長は「介護の負担から重いうつ病となり、犯行時は心神喪失状態で刑事責任能力はなかった」と述べた。
介護疲れによる我が子の殺害ですね。
難病で知的障害者の介護を重度の鬱病患者がするのは、大変だったと思います。
私が知っている家族で、長男がアスペルガー、次男が知的障害で2人共、特別支援学級に通っています。
お母さんは、自分が産んだ子達に障害があるので、鬱病になりました。
お父さんは、自動車で事故を起こして以来、鬱状態になり、家族全員が精神障害者です。
気の毒な家庭ですが、お母さんが、しっかりしている為、自宅で内職をしながら子育てをしています。
ラベル:大阪地裁
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posted by hazuki at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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