2014年06月29日

睡眠薬や抗不安薬の常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん

睡眠薬や抗不安薬の常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん

睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140628-OYT1T50165.html?from=ytop_ylist
2014年06月29日 13時29分

睡眠薬や抗不安薬を長期服用すると、脳の中央にある視床が過度に興奮し、まぶたのけいれんや目のまぶしさ、痛みなどを伴う眼瞼(がんけん)けいれんが引き起こされ、服薬をやめても視床の興奮が続く例があることが、神経眼科医らの調査で分かった。

 脳研究の国際的な学術誌電子版に論文が掲載された。

 三島総合病院(静岡県三島市)の鈴木幸久眼科部長と東京医科歯科大の清澤源弘臨床教授らが11年前から調査を開始。不眠症などでベンゾジアゼピン系や類似の睡眠薬、抗不安薬を長く服用し、眼瞼けいれんを発症した患者21人(服薬期間の平均は約4年)を対象とした。服薬を2週間以上中断してもらい、薬の直接的な影響を除き、ポジトロン断層法と呼ばれる画像検査で脳の活性度を調べた。

 このデータを健康な男女63人、薬と関係なく発症した患者21人、服薬中だが未発症の24人(検査時は薬を2週間以上中断)の画像と比較した。

 その結果、服薬中の発症患者は、全身の感覚情報を大脳に中継する視床が健康な人よりも激しく活動していた。薬の影響で、視床の神経細胞の興奮を抑える働きが鈍り、神経が過敏になって目の症状が引き起こされたとみられる。




睡眠薬や抗不安薬を長期服用すると、脳の中央にある視床が過度に興奮し、まぶたのけいれんや目のまぶしさ、痛みなどを伴う眼瞼(がんけん)けいれんが引き起こされ、服薬をやめても視床の興奮が続く例があることが、神経眼科医らの調査で分かった。
不眠症などでベンゾジアゼピン系や類似の睡眠薬、抗不安薬を長く服用すると、眼瞼けいれんを発症するそうです。
眼科医が睡眠薬や抗不安薬は危ないと警告するのは良いですが、精神病を患っている方には、睡眠薬や抗不安薬は治療に必要な場合がある。
ベンゾジアゼピン系は、ベンゾジアゼピン依存症というのがあるぐらいなので、気を付けなければならない薬ではあります。
処方するしないは、精神科医の判断です。
ラベル:睡眠薬 抗不安薬
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posted by hazuki at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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