2014年06月24日

ユニクロやダイソーをパクりまくる中国の「メイソウ」…法律上問題ないの?

ユニクロやダイソーをパクりまくる中国の「メイソウ」…法律上問題ないの?
http://lmedia.jp/2014/06/23/53684/
2014年6月23日 森川 紀代 消費者被害

中国で「メイソウ」という「ユニクロ」や「ダイソー」を真似していると思われるお店が大人気となっている様です。

しかも、謎の日本語が商品には書かれ、本社は渋谷区にあると記載するなど、日本の企業であるように見せかけて商売をしているということも話題になっています。

そんなメイソーですが、法律的にはどのような問題があるのでしょうか?

■商標権の問題

「メイソウ」のロゴや名前はユニクロやダイソーなどの商標権を侵害しているといえるでしょうか。日本でこのようなことが行われたと仮定し、以下、日本の法律や取り扱いについて述べます。

登録されている商標(以下「登録商標」といいます。)と同一または類似する商標を、一定の範囲の商品やサービスに使った場合は、商標権侵害となります。一定の範囲というのは、登録商標が登録時に指定した商品区分と同一か類似する範囲をいいます。

商標が類似するかどうかは、商標の見た目、読み方、印象が似ているかどうかに加え、取引の実情を考慮して、一般の人々が「あの会社の商品ね」などと間違う恐れがあるかどうかといったことを総合的に考察して判断されます。類似するかどうかの判断は微妙なことも多く、主張が対立する場合には、最終的に、裁判所で判断されることになります。

「メイソウ」と「ダイソー」、音(読み方)として似ているところはありますが、文字の見た目でいくと4文字中2文字が違うといった点もあり、類似が否定される要素が強いように思います。

また、店舗に「メイソウ」とカタカナで書かれたロゴが掲げられ、「ユニクロ」に似ていると評判の点については、赤い四角(メイソーはバッグのような形ですが)に白抜き、カタカナ4文字という点で確かに似ているのですが、カタカナの文字そのものが図柄になっており、その文字がまったく違うということからすると、やはり類似が否定される要素が強いように思います。

最近メイソウが日本で商標を出願したとも言われていますが、登録商標と同一または類似する商標の場合、登録が認められませんので、その行く末が気になるところです。


■日本の製品であるように表示している問題

次に、日本製でないものを日本製として販売することはどうでしょうか。

日本においては、商品の原産地、品質、内容、製造方法、用途若しくは数量などについて、誤認させるような表示をしたり、そのような誤認させる表示のある商品を譲渡したり輸出したりすることは、不正競争防止法で禁止されています。

また、商品やサービスの品質、規格等について、実際のものよりも著しく優良なものであると示して、一般消費者の自主的合理的な選択を誤らせるおそれがあるような表示などは「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)でも禁止されています。

中国でも日本の不正競争防止法や景品表示法と同様の法律があるなら、本当は日本製でないのに日本製と偽って商品を販売した場合、それらの法律に違反すると思われます。

*著者:弁護士 森川紀代(森川法律事務所。元SE弁護士としてシステム開発の紛争を多く取り扱う。事業承継(相続)、交通事故にも詳しい。)

*画像はメイソウ公式サイトより


メイソウ.PNG



謎の日本語が商品には書かれ、本社は渋谷区にあると記載するなど、日本の企業であるように見せかけて商売をしているということも話題になっている中国のメイソウ。
「メイソウ」のロゴや名前はユニクロやダイソーなどの商標権を侵害しているといえるか?
「メイソウ」と「ダイソー」では、類似が否定される要素が強いよう。
「メイソウ」とカタカナで書かれたロゴが掲げられ、「ユニクロ」に似ていると評判の点でも、類似が否定される要素が強いよう。
日本製でないものを日本製として販売することは?
日本においては、商品の原産地、品質、内容、製造方法、用途若しくは数量などについて、誤認させるような表示をしたり、そのような誤認させる表示のある商品を譲渡したり輸出したりすることは、不正競争防止法で禁止されています。
また、商品やサービスの品質、規格等について、実際のものよりも著しく優良なものであると示して、一般消費者の自主的合理的な選択を誤らせるおそれがあるような表示などは「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)でも禁止されています。
しかし、「メイソウが日本で商標を出願したとも言われています」とは、流石、パクリ大国の中国ですね。
シェアしたくなる法律相談所
http://lmedia.jp/
参考になります。


ラベル:中国パクリ
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posted by hazuki at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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