2014年04月27日

【朝日新聞研究】89年“サンゴ落書き捏造”記事に見る「虐日偽善」の姿

【朝日新聞研究】89年“サンゴ落書き捏造”記事に見る「虐日偽善」の姿

【朝日新聞研究】89年“サンゴ落書き捏造”記事に見る「虐日偽善」の姿
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140427/dms1404270830004-n1.htm
2014.04.27

★(5)

 最近、慰安婦問題に対する朝日新聞の責任について、新聞や週刊誌が批判記事を掲載している。今から25年前、やはり朝日の記事に対して、日本中が激しい怒りを覚えたことがあった。1989年4月20日、夕刊1面に、大きなカラー写真付きの記事が掲載された。沖縄・西表島のサンゴを傷つける日本人のモラルのなさを、厳しく告発したものだった。

 ところが、間もなく写真に疑問がもたれ、朝日のカメラマンが自分で意図的に傷をつけた、捏造写真であることが判明した。そのため、カメラマンは解雇になり、当時の一柳東一郎(ひとつやなぎ・とういちろう)社長は引責辞任した。

 この事件では写真の捏造ばかりが問題になったが、実は、記事の文章も「極めて悪質」と言わざるを得ない。その末尾は次のようになっていた。

 「日本人は、落書きにかけて今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の…。にしても、一体『K・Y』ってだれだ」

 仮に写真が本物であったとしても、この文章は二重の意味で明らかに間違っている。

 第1に、犯人はまったく不明なのだから、日本人の犯行と断定することはできない。アルファベットのイニシャルだから、外国人の可能性も十分考えられる。

 第2に、犯人が日本人だとしても、一部の人間の行為を日本人全体の犯罪として糾弾し、モラルなき悪質民族と決めつけるのは、誠に異様である。それは、「世界に冠たる民族」「八〇年代日本人の記念碑」といった極端な表現に現れている。

 ではなぜ、こんな発想が出てくるのか。

 日本人を悪者として貶めたい欲求があるからではないのか。日本や日本人を「悪」と決めつけて糾弾することで、自分自身は正義の側に立つことができる。他を貶めることで自分を美化し、道徳的優越感を享受したいのであれば、それは根本的に偽善である。日本や日本人同胞を虐げる偽善だから「虐日偽善」と表現すべきである。

 こうした「虐日偽善」のイデオロギーは、戦後、日本社会に広く行き渡った。日本人は自国の歴史に誇りを持てず、まともな国家意識・民族意識を喪失している。

 英誌『エコノミスト』が2009年10月に発表した調査結果によると、主要33カ国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリアで、最も低い国は日本だった。

 慰安婦問題などを話し合う日韓局長級協議が16日、ソウルで開かれた。朝日新聞は18日、「関係改善の足がかりに」と題する社説を掲載した。そこには「慰安婦問題で日韓がもっとも対立するのは日本の『責任』をどこまで認めるかだ」とは書かれていたが、自社の責任については、1行も触れられていなかった。 =おわり

 ■酒井信彦(さかい・のぶひこ) 元東京大学教授。1943年、神奈川県生まれ。70年3月、東大大学院人文科学研究科修士課程修了。同年4月、東大史料編纂所に勤務し、「大日本史料」(11編・10編)の編纂に従事する一方、アジアの民族問題などを中心に研究する。現在、月刊誌などでコラムを執筆する。著書に「虐日偽善に狂う朝日新聞」(日新報道)など。




元東京大学教授、主権回復を目指す会、自由チベット協議会の酒井信彦さんのコラムのシリーズです。
1989年4月20日、夕刊1面に、大きなカラー写真付きの記事が掲載された。沖縄・西表島のサンゴを傷付ける日本人のモラルのなさを、厳しく告発したものだった。
ところが、間もなく写真に疑問が持たれ、朝日のカメラマンが自分で意図的に傷を付けた、捏造写真であることが判明した。
その為、カメラマンは解雇になり、当時の一柳東一郎(ひとつやなぎ・とういちろう)社長は引責辞任した。
「日本人は、落書きにかけて今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の…。にしても、一体「K・Y」ってだれだ」と記事の文章も極めて悪質。
日本人を悪者として貶めたい欲求があるからではないのか。
日本や日本人同胞を虐げる偽善だから「虐日偽善」と表現すべき。
「虐日偽善」のイデオロギーは、戦後、日本社会に広く行き渡った。
日本人は自国の歴史に誇りを持てず、まともな国家意識・民族意識を喪失している。
朝日新聞は、慰安婦問題の責任については触れない。
兎に角、酒井先生のコラムを転載しましたので、ご一読を。



朝日新聞珊瑚記事捏造事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%8F%8A%E7%91%9A%E8%A8%98%E4%BA%8B%E6%8D%8F%E9%80%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

朝日新聞珊瑚記事捏造事件(あさひしんぶんさんごきじねつぞうじけん)とは、1989年(平成元年)に沖縄県西表島において、朝日新聞社のカメラマンが自作自演で珊瑚に傷をつけ、その写真をもとに新聞記事を捏造した虚報事件である。傷をつけた「K・Y」を取って、KY事件とも呼ばれる。



朝日新聞珊瑚記事捏造事件



参考

【朝日新聞研究】戦争が巨大な犯罪であるならば朝日は戦争責任のある戦争犯罪者
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/395525653.html

【朝日新聞研究】全共闘の論客が紙面に登場 朝日ジャーナル記者が逮捕も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/395524425.html

【朝日新聞研究】中国に都合の悪いことは書くなと命じた文革期の朝日社長
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/395403686.html

【朝日新聞研究】「慰安婦=性奴隷」の間違いを世界に拡散させた模擬裁判
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/395288630.html
ラベル:酒井信彦
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posted by hazuki at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 保守系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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