2014年04月15日

ビットコインの話題性に便乗するサイバー犯罪者 ビットコイン関連スパムメールが確認される (トレンドマイクロ)

ビットコインの話題性に便乗するサイバー犯罪者 ビットコイン関連スパムメールが確認される (トレンドマイクロ)

ビットコインの話題性に便乗するサイバー犯罪者 ビットコイン関連スパムメールが確認される
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/8943
4月14日 by Anti-spam Research Engineer - Michael Casayuran

オンライン上では、「楽して金持ちになる」とうたう詐欺が数年前から出回っています。例としては、古典的なナイジェリア詐欺やチケット詐欺、在宅ワーク詐欺などでしょう。詐欺に利用される話題は、それぞれ異なりますが、基本的な前提は同じです。努力をほとんど必要としないで大金を得るというものです。

そして現在、サイバー犯罪者たちは、ユーザを誘い出すために新たなトピックを追加したようです。それは、仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」です。価格が乱高下し続けているビットコインは、メディアや一般ユーザの興味を引きました。また、サイバー犯罪が絡んだアンダーグラウンドでのいくつかの事例は、この仮想通貨の認知度を高めるのに重要な役割を果たしました。

ビットコインが現実世界の価値を持った正規の通貨形態として広く認められつつあるという事実に、サイバー犯罪者はすでに気づいています。「TrendLab(トレンドラボ)」は、さまざまな種類のビットコインに関連する脅威を過去数年間に渡って確認していますが、今回、ユーザを誘い出すための新たなトピックとしてビットコインが加わったのを確認しました。

トレンドラボでは、ビットコインに便乗する複数のスパムメールを確認しました。これらのスパムメールでは、受信者は、短期間で大量のビットコインを稼ぐことができるとうたっており、あるスパムメールでは、たった1日で 2万3千米ドル(2014年4月11日時点、約234万円)以上の稼ぎを期待させるものでした。これらのスパムメールは、詳細な情報を得るために、ユーザに文中のリンクをクリックするように促しています(図1 参照)。


図1:ビットコインに関するスパムメールの一例.PNG
図1:ビットコインに関するスパムメールの一例

上述のリンクは、名前や住所、クレジットカード情報などの詳細を要求する Webサイトへ誘導します。誘導先の登録ページは、入力欄に記入された情報はどのようなものであっても受け付けるため、入力した情報を検証する機能はないように見えます。これは、できるだけ多くのクレジットカード情報を収集することを目的としたフィッシングサイトでは実に典型的なものです。

図2:フィッシングサイト.PNG
図2:フィッシングサイト

サイバー犯罪者は、「手早く金持ちになる」といった話題を頻繁に利用します。なぜなら、こうした話題は、ユーザに魅力的に見えるからです。結局のところ、誰もが簡単に大金を手に入れたいのです。しかしながら、こういった話は大抵、話があまりに出来過ぎています。トレンドラボでは、知らない送信者や信憑性を確認できない送信元からの Eメールを開けたり、リンクをクリックしないようユーザに呼びかけています。特に金融関連の個人情報は、オンライン上のいかなる Webサイトやサービスで共有する前に、十分調査してください。

トレンドマイクロ製品をご利用のユーザは、弊社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」によって守られています。特に「E-mailレピュテーション」技術により、この脅威に関連する E メールをブロックします。また、「Webレピュテーション」技術により、この脅威に関連する不正な Web サイトへのアクセスをブロックします。そして、「ファイルレピュテーション」技術により、上述の不正プログラムを検出し、削除します。

参考記事:
「Bitcoin, the Latest Lure of Scammers」
by Michael Casayuran (Anti-spam Research Engineer)

 翻訳:木内 牧(Core Technology Marketing, TrendLabs)




オンライン上では、「楽して金持ちになる」とうたう詐欺が数年前から出回っています。
例としては、古典的なナイジェリア詐欺やチケット詐欺、在宅ワーク詐欺など。
現在、サイバー犯罪者達は、ユーザを誘い出す為に新たなトピックを追加。
仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」。
トレンドラボでは、ビットコインに便乗する複数のスパムメールを確認。
これらのスパムメールでは、受信者は、短期間で大量のビットコインを稼ぐことが出来るとうたっており、詳細な情報を得る為に、ユーザに文中のリンクをクリックするように促す。
そして、フィッシングサイトに誘導。
トレンドラボでは、知らない送信者や信憑性を確認できない送信元からの Eメールを開けたり、リンクをクリックしないようユーザに呼び掛けている。
トレンドマイクロ製品をご利用のユーザは、弊社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」によって守られています。特に「E-mailレピュテーション」技術により、この脅威に関連する E メールをブロックします。また、「Webレピュテーション」技術により、この脅威に関連する不正な Web サイトへのアクセスをブロックします。そして、「ファイルレピュテーション」技術により、上述の不正プログラムを検出し、削除します。
以上、トレンドマイクロのセキュリティブログより。



これだけは、必ずお読み下さい。
↓↓↓↓↓

ビットコインはP2P形式のファイル共有ソフトを経由でマネーロンダリングの温床になっているから問題なのだ!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/390472269.html




参考

FBIが閉鎖したビットコイン決済の犯罪サイトが別の運営者により再開!麻薬などが売買されている(トレンドマイクロの調査で判明)!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/392317287.html

ビットコインと類似の仮想通貨は、リップル、ライトコイン、ネームコイン、プライムコイン、クオーク、ワールドコイン、他100種類以上!規制すべきはビットコインだけではない!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/392248794.html

みずほ銀にもビットコイン訴訟の矛先、米加で相次ぎ賠償請求!ビットコインの発明を全否定!サトシ・ナカモト氏がNewsweekを痛烈批判!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/391750941.html

ビットコインから通貨の本質を考える!必然だったビットコイン騒動の原点は20年前に!ナカモト氏が判明したが全面否定!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/391038223.html

ビットコイン発明者のナカモト氏が関与否定と報道!仮想通貨はビットコインだけではない!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/390781626.html

政府はビットコインを課税対象とし取引に規制を導入する見解の様だが通貨でも有価証券でもないモノを規制するのは無理な話だ!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/390677183.html
ラベル:Bitcoin
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posted by hazuki at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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