2014年04月09日

XPパソコンを放置すると「機密漏洩」の嫌疑かけられる恐れも

XPパソコンを放置すると「機密漏洩」の嫌疑かけられる恐れも
http://www.news-postseven.com/archives/20140409_250661.html
2014.04.09 07:00

4月9日、米マイクロソフトのOS(基本ソフト)、「ウィンドウズXP」が搭載されたパソコンが、いよいよサポート終了につき寿命を迎える。

 数々の報道やセキュリティー会社のアナウンスによると、その後もXPパソコンを使い続けると、最新OS(ウィンドウズ8)に比べてウイルスの感染リスクが21倍も高まると警告されている。

 だが、会社のパソコンは早々と対応済みでも、自宅のパソコンはなかなか暇がなく買い替えできていないという人も多いのではなかろうか。

 そもそも、「自宅用はたいした機密情報が入っているわけではないから大丈夫」、「メールと写真の整理ぐらいしかしないから被害は受けないのでは?」といった悠長な声も聞こえてくる。

 では、XPパソコンを無防備なまま継続使用していると、具体的にどんなリスクを伴うのか。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏が解説する。

「OSのサポートが終了すると、いわばセキュリティーホールの蓋が開けっぱなしになるので、自分のパソコンがすべてハッカーの意のまま操作されてしまう危険があります。攻撃者は自動プログラムで無作為にウイルスを仕掛けるので、ネットに繋いでいるパソコンは誰でも攻撃対象になる恐れがあるのです。

 考えられる被害は、名前や住所録など個人情報が外部に漏れて悪用されたり、キーボード入力を記録するキーロガーを仕掛けられて銀行口座のIDやパスワードを盗まれたりする被害も想定されます」

 さらに厄介なのは、自分のパソコン内の情報は奪われなくても、サイバーテロの“拠点”にされてしまう可能性があることだ。

「ハッカーの偽装工作手段として、誰かのパソコンを起点に他者のPCサーバーを攻撃させることはよくあります。

 もし、自分のパソコンがその先兵となってしまい、会社組織の機密情報を持ちだしたり、社内システムを破壊させたりした場合、いくら自分は無罪でも同僚から大きな疑いをかけられ、最悪の場合は逮捕される可能性だってゼロとはいえません」(前出・安蔵氏)

 IT専門家の中には、「サポート終了前にウィンドウズのアップデートを行い、セキュリティー対策ソフトのリアルタイム保護機能を働かせておけば、少なくとも1か月はウイルス攻撃が急激に増えることはない」と楽観的な指摘をする向きもある。

 しかし、旧OSのパソコンを放置した代償として、思いもよらないサイバー攻撃を受けて社会的信用さえ失いかねない事態に陥る――。こんな最悪のシナリオを避けるためにも、万全の対策を取るに越したことはない。


WindowsXPとOffice2003のサポートを終了.PNG



WindowsXPのサポート終了後にXPパソコンを使い続けると、最新OS(Windows8)に比べてウイルスの感染リスクが21倍も高まると警告されている。
IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏の解説によると、「OSのサポートが終了すると、いわばセキュリティーホールの蓋が開けっぱなしになるので、自分のパソコンがすべてハッカーの意のまま操作されてしまう危険があります。攻撃者は自動プログラムで無作為にウイルスを仕掛けるので、ネットに繋いでいるパソコンは誰でも攻撃対象になる恐れがあるのです。考えられる被害は、名前や住所録など個人情報が外部に漏れて悪用されたり、キーボード入力を記録するキーロガーを仕掛けられて銀行口座のIDやパスワードを盗まれたりする被害も想定されます」、「ハッカーの偽装工作手段として、誰かのパソコンを起点に他者のPCサーバーを攻撃させることはよくあります。もし、自分のパソコンがその先兵となってしまい、会社組織の機密情報を持ちだしたり、社内システムを破壊させたりした場合、いくら自分は無罪でも同僚から大きな疑いをかけられ、最悪の場合は逮捕される可能性だってゼロとはいえません」とのこと。
楽観的な意見として「サポート終了前にWindowsUPdateを行い、セキュリティー対策ソフトのリアルタイム保護機能を働かせておけば、少なくとも1か月はウイルス攻撃が急激に増えることはない」との声があります。
拙ブログを閲覧の方で、今日もWindowsXPをお使いの方は、マイクロソフトからWindowsUpdateが来ているので、先ずは、メールやブラウザを閉じて、WindowsUpdateをしましょう。
そして、セキュリティ企業のSophosが8つのTipsを紹介しているので、WindowsUpdateで最新のXPにしたら、ウイルス対策ソフトやFlash、Javaなどインストール済みソフトウェアを全て最新状態にし、ウイルス対策ソフトやパーソナルファイアウォールによる制限を最大にし、使用していないソフトウェアとドライバは全部削除し、セキュリティソフトなどが搭載するアプリケーション制御機能を使って、アプリの利用を制限し、XPマシンの接続は制限されたプライベートなネットワークだけにし、管理者レベルのユーザーアカウントを削除する。この手間を惜しまないことです。
「Windows XPユーザーが4月9日にやるべきこと」の記事で通知済みですので、記事を読んで対策を講じて下さい。



参考

ガートナージャパンがサポートが終了するWindows XPへの対策を発表
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/394156498.html

Windows XPユーザーが4月9日にやるべきこと
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/393798690.html

1台のサポ切れXPが引き起こす、ネットウイルス大量感染の恐怖
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/393462600.html

WindowsXPとOffice2003のサポートが2014年4月9日に終了!移行を完了されてない方は今すぐに移行を!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/392278913.html
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posted by hazuki at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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