2014年04月04日

教科書検定、全社で竹島・尖閣を明記、「日本固有の領土」領海侵犯にも踏み込む

教科書検定、全社で竹島・尖閣を明記、「日本固有の領土」領海侵犯にも踏み込む

教科書検定、全社で竹島・尖閣を明記、「日本固有の領土」 領海侵犯にも踏み込む
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140404/edc14040411290002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140404/edc14040411290002-n2.htm
2014.4.4 11:24 [教科書]

文部科学省は4日、平成27年度から小学校で使われる教科書の検定結果を公表した。領土教育の充実が求められる中、島根県の竹島や沖縄県の尖閣諸島について、5、6年生用の社会の教科書が初めて「日本固有の領土」と明記したほか、「(竹島を)韓国が不法に占拠している」と説明するなど、政府見解を踏まえた記述が全社の教科書に登場した。

 今回の教科書検定には、小学校で9教科139点の申請があり、すべて合格した。社会(地図を除く)には4社が申請し、うち3社が5年の教科書で、残り1社も6年で竹島と尖閣諸島について説明。

 「日本海上にある竹島は、日本固有の領土ですが、韓国が不法に占拠しています」(東京書籍)、「沖縄県の尖閣諸島も日本の領土でありながら、中国が自国の領土であると主張しています」(教育出版)など、いずれも政府見解にそって記述していた。

 また、尖閣諸島周辺で中国船による領海侵犯や違法漁業がくり返されていると、より踏み込んで指摘した教科書もあった。

 文科省によると、竹島と尖閣諸島について小学校の教科書に「日本固有の領土」と明記されるのは今回が初めて。4年前に検定が行われた現行の教科書では、北方領土については全社とも旧ソ連(現ロシア)が不法に占領したと説明しているが、竹島と尖閣諸島については1社をのぞいて具体的な説明をせず、地図で位置や名称を記すにとどめていた。

 今回、政府見解にそった説明を盛り込んだことに対し、日本文教出版では「新聞やテレビで領土のことが連日報じられており、教科書で確認できるようにした」、教育出版では「子供たちが将来、責任ある態度がとれるように、政府見解を踏まえて記述した」としている。

このほか、新たな教科書には東日本大震災に関する内容が各教科で取り上げられ、天皇皇后両陛下が被災地をご訪問される様子が写真付きで掲載されたり、自衛隊の救助活動が初めて紹介されたりした。

 伝統文化の尊重や国を愛する心の育成に努める内容も多く、音楽では国歌「君が代」への理解を深めようと、特別な紙に歌詞を掲載した教科書も登場した。

 27年度から使われる主に高校3年用の検定結果も公表され、49点中1点が不合格、1点が申請を取り下げ47点が合格した。

              ◇

 ■教科書検定 教科書会社が編集した原稿段階の教科書の記述が客観的かどうかや、適切な教育的配慮がなされているかを文部科学省が審査する制度。合格しないと教科書として認められない。学習指導要領に沿っているかなどを教科用図書検定調査審議会に諮り審査。教科書会社は指摘された検定意見に沿って内容を修正。合格した教科書は教育委員会などの採択を経て翌年春から使用される。




文部科学省は4日、平成27年度から小学校で使われる教科書の検定結果を公表した。
領土教育の充実が求められる中、島根県の竹島や沖縄県の尖閣諸島について、5、6年生用の社会の教科書が初めて「日本固有の領土」と明記した他、「(竹島を)韓国が不法に占拠している」と説明するなど、政府見解を踏まえた記述が全社の教科書に登場した。
「沖縄県の尖閣諸島も日本の領土でありながら、中国が自国の領土であると主張しています」(教育出版)など、いずれも政府見解に沿って記述していた。
4年前に検定が行われた現行の教科書では、北方領土については全社とも旧ソ連(現ロシア)が不法に占領したと説明しているが、竹島と尖閣諸島については、地図で位置や名称を記すに留めていた。
この他、新たな教科書には東日本大震災に関する内容が各教科で取り上げられ、天皇皇后両陛下が被災地をご訪問される様子が写真付きで掲載されたり、自衛隊の救助活動が初めて紹介されたりした。
今まで、竹島と尖閣諸島を日本の領土と明記する教科書がなかったのが不思議です。
平成27年度から、小学校では正しい社会科の教科書が使われます。
政府見解に沿った教科書が作られます。
朗報です。






田母神俊雄 @toshio_tamogami
教科書に尖閣諸島と竹島が日本の領土と明記される事になりました。今まで書かれていなかったことがおかしいと思います。安倍内閣だから出来たことだと思います。



【教科書検定】
領土記述「他国の批判、当たらない」 下村文科相
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140404/edc14040414250004-n1.htm
2014.4.4 14:23 [教科書]

来年春から使用される小学校社会科の全社の教科書に、竹島と尖閣諸島の記述が盛り込まれたことについて、下村博文文部科学相は4日、「文科省から要請したことではないことだが、教科書会社が社会状況の中で、適切に判断したと評価したい。この教科書の記述を生かし、学校現場で十分に領土について教えてもらいたい」と述べた。

 予想される中国、韓国からの反発について問われると、「自国の固有の領土について子供たちに正しく教えることは当然のことで、他国からの抗議は当たらない。中国、韓国政府にも理解をしてもらいたい」と主張した。

 一方、当初3月末に予定されていた検定結果の公表が新年度にずれ込んだ理由については「教科用図書検定調査審議会の委員の都合」とし、日米韓首脳会談への配慮ではないとの認識を示した。



【教科書検定】
天皇陛下、自衛隊、壁新聞 各教科で震災学習
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140404/edc14040414460007-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140404/edc14040414460007-n2.htm
2014.4.4 16:00

被災者を励まされる天皇皇后両陛下、救助活動に取り組む自衛隊、避難所に貼り出された手書きの壁新聞−。今年度の検定に合格した小学校の教科書には、東日本大震災を題材にした内容が、各教科で取り上げられた。3年前の激しい揺れを小学生も体験しており、その教訓を学習に関連づけて生かそうとする工夫もみられた。

 文部科学省によると、合格した小学校の教科書139点のうち、約25%にあたる35点が、何らかの形で東日本大震災を取り上げた。社会では12点中11点の教科書が記述。6年用では、国の象徴としての天皇の役割を説明する中で、多くの教科書が被災地ご訪問の写真を掲載した。

 自衛隊の救助活動についても、複数の教科書が写真付きで紹介。「東日本大震災では、最も多い時で1日に10万人をこえる自衛隊員が被災地で活動しました」(教育出版)などと説明している。また、「被災地を助けた新聞・ラジオ」として、輪転機が水没しても手書きの壁新聞を発行し続けた石巻日日新聞を取り上げ、メディアの使命を考えさせる題材とした教科書もあった。

 理科は、「土地のつくりと変化」などの単元と絡めて24点中8点の教科書が東日本大震災に言及。保健でも10点中5点に説明があった。地震など自然災害への備えは本来、中学校で学習することになっているが、「発展的な内容」として、地震速報や津波警報などが出されたときの対応を問うような記述が見られた。

東京電力福島第1原発の事故や放射線による健康被害についても、9点の教科書が取り上げた。

 日本文教出版の5年用の社会には「原子炉がこわれ、放射性物質が広いはんいに放出されました。そのえいきょうによって、農産物や水産物の出荷制限がおこなわれました」、大日本図書の6年用の理科には「(原発)事故は、わたしたちの生活や地球の環境に大きなえいきょうをあたえました」と書かれている。

 各教科で東日本大震災が取り上げられたことについて、文科省では「当時の記憶を風化させず、さまざまな学習に結びつける工夫がみられる。子供たちの防災意識を高める効果もあるだろう」としている。




参考

尖閣・竹島の「領土」明記、文科相「当然だ」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/385147611.html

尖閣・竹島は固有領土…中高教科書指針に明記へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/385061162.html


ラベル:教科書問題
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posted by hazuki at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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