2014年03月06日

韓国に都合が悪い事実は書くべきではないのか?問われる対韓報道姿勢(室谷克実氏)

韓国に都合が悪い事実は書くべきではないのか?問われる対韓報道姿勢(室谷克実氏)

【新・悪韓論】韓国に都合が悪い事実は書くべきではないのか 問われる対韓報道姿勢  (1/2ページ)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140305/frn1403051729009-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140305/frn1403051729009-n2.htm
2014.03.06

前回の「塩田奴隷」の話では、韓国各紙はかなり書いていたのに、日本語サイトにはほとんどアップされなかったことも紹介した。そして、「韓国のマスコミは『日本人には知られたくない』と考えたのかもしれない。日本の特派員たちもそれに同調して…まさか」と結んだ。

 「日本の特派員たちも…まさか」とは、半分冗談のつもりだった。

 ところが、韓国にとって都合が悪い事実は書くべきではない、実際に自分は地方紙のソウル特派員時代、そうしてきた−という趣旨のブログ(感謝カンレキ雨あられ+5)を見てビックリした。

 「言論・出版の自由が憲法で保証されているからといって、何を書いてもよい、というわけではないことぐらい、小学生でもわかる。ましてこの筆者(注=室谷のこと)はもと、時事通信の記者であり、私よりすこし前のソウル特派員。韓国の良さ、悪さも含めて知っているはずなのに、なぜここまでこき下ろすのか。それが、これから隣国の人たちと仲よくやっていこうとする日本人に無用な予断と偏見をもたせることにつながる、とすれば大変不幸なことだと思う」と、このブログの主は書いている。

 善良なる私人のプライバシーについてなら、もっともな話だ。

 しかし、ブログの主は拙著『呆韓論』(産経新聞出版)が記した内容について、「事実に基づかないことを書いているわけではありません」とも述べつつ、韓国という国家の国情に関する事実についても、書いてはいけないことがあると主張しているのだ。

その理由が「日本人に無用な予断と偏見をもたせることに…」とは、民ニ知ラシムベカラズを思い起こさす。読者に対する驚くべき「上から目線」だ。

 産経新聞の黒田勝弘氏についても私についても「なぜ今なら書くのか? 書けるのか?」と疑問を投げかけている。しかし、黒田氏の最初の著作『韓国社会をみつめて 似て非なるもの』(亜紀書房)は1983年に出た。私も『韓国人の経済学』(ダイヤモンド社)を87年に上梓した。2人とも以来、基本姿勢をほとんど変えることなく書いているのであり、「なぜ今なら…」とは、ブログの主が知らないだけのことだ。

 この人は「韓国のスムーズな民主化へのソフトランディングを願い、日韓関係の改善に期待をかけながら」取材活動をしたそうだが、「…を願い…に期待をかけながら」とは、外交官ならいざ知らず、ブン屋(=新聞記者)としては基本姿勢からして間違っているのではないか。新聞社にしろ、通信社にしろ、ブン屋の基本姿勢は、自分の懸念や期待とは離れて、事実を知らせることに尽きるはずだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。


悪韓論.PNG



元時事通信のソウル特派員だったジャーナリストの室谷克実さんが語る日本のマスコミのあり方が問われるようです。
韓国各紙はかなり書いていたのに、日本語サイトにはアップされなかったと仰っているではありませんか。
産経新聞の記者でさえ、韓国に都合が悪いことを書こうものならば、疑問を投げかけている。
塩田奴隷の記事も掲載します。
夕刊フジ(zakzak)の室谷克実さんの「新・悪韓論」はシリーズ物です。
過去に私のブログの韓国カテゴリーに、いくつか取り上げています。
室谷克実さんの「悪韓論」は読んで損はないですよ。
読めば、日本が韓国に学ぶことは何もないことが分かりますよ。
おススメします。



【新・悪韓論】知的障害者の塩田奴隷と黙認し続けた韓国社会のおぞましさ (1/2ページ)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140227/frn1402270826000-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140227/frn1402270826000-n2.htm
2014.02.27

前回連載(2月19日発行)の「妄言の主の驚くべき行状」の最後の方で、少しだけ触れた韓国の「塩田(えんでん)奴隷」について述べたい。「人権問題に熱心な日本のマスコミなら挙(こぞ)って取り上げるだろう」と期待していたのだが、ほとんど取り上げられなかったからだ。

 朝鮮日報、中央日報、京郷新聞、ハンギョレ新聞、ニューシス(通信社)などが報じた事件の概要は、こんなものだ。

 奴隷商人は、職を探している知的障害者を見付けると「君を雇ってくれるところがある。ちゃんと飯も食わしてくれる」と声をかけ、離島に連れていくと、塩田の経営者に、日本円にして10万〜30万円ほどで売り払ってしまうのだ。

 塩田の経営者は、まず奴隷が「自分はここで働くしかないのだ」と思い込むよう教え、洗脳する。納屋にたたき込み、3度の粗末な食事と、2日に1箱のタバコ以外は何も与えない。

 脱走を図ると、スコップや鉄パイプで殴打のリンチだ。足の骨が折れたのに手当ても受けられないまま、片足切断の体で働かされている奴隷もいた。

 しかし、1人の奴隷が書いた惨状を訴える手紙が、ようやく実家に届き、ソウルの警察が動いた。

 場所は全羅南道(チョルラマムド)新安郡(シナングン)。半島の西南端。黄海に浮かぶ無数の島々からなる郡だ。

 韓国産の塩のうち、天日干しの高級塩は、ほとんどここで作られる。大部分の塩田は家族労働の零細規模だが、少数の大規模塩田所有者がいて、彼らが奴隷を使っていた。天日塩が作れない季節になると、養魚場や建設現場で働かせた。

島の住民たちは、駐在所の警官も含めて奴隷が働かされていることを知っていたが、黙認していたようだ。「昔から塩田では…」ということらしい。

 地元警察ではなく、ソウルの警察官により奴隷が発見、救出され、公表されたのが2月6日。全羅南道の警察本部が塩田労働の実態調査に入ったのは、何と18日。奴隷を隠す時間を与えたような話ではないか。

 実際に、塩田から遠く離れた民家に閉じ込められていた奴隷もいた。彼らは警察の事情聴取に対して「ちゃんと飯を食わせてもらっていた」「乱暴されたことはない」と、オウム返しを続けたという。あぁ、洗脳の恐ろしさ。

 この件について朴槿恵(パク・クネ)大統領は「21世紀にあり得ない衝撃的事件だ。事実は小説より奇なり」などと驚き、徹底的な「再発防止」を指示したという。

 韓国のマスコミは、この件をずいぶんと報じたが、日本語サイトにはほとんどアップされなかった。韓国のマスコミは「日本人には知られたくない」と考えたのかもしれない。日本の特派員たちもそれに同調して…まさか。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。


朴クネ.PNG


【室谷克実】虚飾にまみれた韓国の実態[桜H25/6/11]
ラベル:室谷克実
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posted by hazuki at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャーナリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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