【産経抄】
2月12日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140212/plc14021203440001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140212/plc14021203440001-n2.htm
2014.2.12 03:42 [産経抄]
田母神俊雄氏が世の注目を浴びたのは平成20年10月末、自衛隊の航空幕僚長を「クビ」になったときだ。先の大戦を「日本の侵略」とする歴史観に異を唱える論文を公表した。これが政府の見解と異なるとして、当時の自民党政権により更迭されたのだ。
▼政府見解とは平成7年、村山富市首相による「村山談話」だった。確かに大戦の要因を「植民地支配と侵略」としている。とはいえ侵略か否か歴史学としては意見の対立がある中で、綿密な検証や論議を経たのではない。中国や韓国への配慮に満ちた談話だった。
▼だが当時の政党やマスコミによる田母神批判は異様だった。新聞各紙は「自衛官の暴走」「ゆがんだ歴史観」と極悪人のように決めつける。村山談話の問題点を指摘、「歴史観封じてはならない」とした産経新聞の「主張」にまで、矛先が向けられたほどだ。
▼それから5年あまり、田母神氏は東京都知事選で約61万票を得た。4位とはいえ、相手は知名度抜群の元首相や元厚労相である。政党など大きな組織とは無縁の戦いだった。それでいて各出口調査によれば、20代では2位につけていた。これはもう善戦どころではない。
▼むろん防災対策や原発使用論など現実的政策がうけたという面もある。「私は本当にいい人なんです」と切り出す話術も巧みだ。しかし選挙戦が始まるときは、まず靖国神社を参拝している。演説でも慰安婦問題などに触れ「誇りある歴史を取り戻す」と訴えた。
▼それだけに、その歴史観が相当受け入れられたものと考えてもいい。あれほど「田母神たたき」に終始したマスコミや政府も決して無視できない61万票だ。中、韓が反日の有力武器としている村山談話を見直すきっかけともなるはずである。
皆さん、ご無沙汰しています。
拙ブログをご覧の皆さんは、田母神閣下に投票した方が多かったと思います。
すぐに都知事選の結果をお伝え出来なくて、申し訳ありません。
舛添当選確実となって、腹が立って、ブログ更新出来ませんでした。
新都知事は舛添となりました。
実に残念な結果です。
大雪が降った翌日であり、都民の半数が投票に行きませんでした。
無責任にも程があります。
また2位はしばき隊、男組、プラカード隊も推していた宇都宮健児でした。
宇都宮の支持層は50代だったそうです。
50代は白痴化しています。
候補者を見る目がないです。
しかし、組織票がない田母神閣下が61万票も得た意味は大きいと思います。
私がどういう人間か判っている方もいるかと思います。
私はオネエキャラの立場でブログを運営しています。
過去にコミックマーケットの記事を書きましたので、ご覧になった方は家族がいる人間だと判るでしょう。
実は、選挙権を持つようになった息子がいます。
「誰に投票した?」と訊くと、「田母神さん」と答えました。
そして、「最初から誰に投票するか決めていた。」と答えました。
アニメやボカロ(ボーカロイド)が好きで、政治には関心がないと思っていた息子が田母神閣下に投票したのです。
「流石、私のせがれ。やるな。」と思った訳です。
ネットの調査では、20代から圧倒的な支持を得ていた田母神閣下です。
20代は頼もしいです。
確実に将来の日本を守ります。
我々に勇気を与えて下さった田母神閣下ありがとうございました。
田母神閣下に投票して悔いはないです。
すみません、この記事を書きながら、涙が溢れて来ました。
やはり、都知事に相応しい元航空幕僚長の田母神閣下が4位で悔しいのです。
それから、書き忘れました。
2月10日に全くネットをやらない知り合いに会いました。
政治の話題はし辛かったのですが、都知事選を誰に投票したか?と訊くと、「田母神さん」と答えました。
私と同じでタモさんで嬉しかったです。
田母神閣下を評価する方々は沢山いるのですね。
話題は変わりますが、舛添は辞任に追い込まれ、都知事選はやり直しとなるでしょう。
もう、次の都知事選の準備が始まったと考えて良いと思います。
舛添の問題の記事は、書きます。
田母神氏、60万票の意味 「ネット保守」の支持
http://www.asahi.com/articles/ASG2B4GFMG2BUTFK11C.html
2014年2月11日03時28分
9日投開票の東京都知事選で、田母神俊雄氏(65)が60万票余りを獲得した。支援者らは、従来の保守層よりも過激な傾向があり、愛国的なネットユーザーたちである「ネット保守」が予想を超える善戦を生んだと沸き立つ。これまで実態が見えなかった新たな保守層が、田母神氏の「基礎票」になって現れた、との見方もある。
(ネット保守考)ネットニュース編集者 中川淳一郎氏
■盛り上がる「ネット保守的発言」
9日午後8時半過ぎ、東京・市谷の選挙事務所に姿を見せた田母神氏には、悔しさがにじんでいた。
報道各社が舛添要一氏(65)の当選確実を伝えた直後に記者会見に臨んだ田母神氏は、はじめこそ「組織票がない中で一定の成果はあった。満足すべきかなと思う」と選挙戦を総括した。しかし、敗戦のショックからか、その言葉には次第に悔しさが募っていった。「やっぱり組織票は強いんだなあと実感した」「勝ち組についた方がいいと考えたのではないか」。会見を10分余りで終えると、事務所を去った。
だが、午後9時を過ぎて開票が始まると、事務所の雰囲気は一変した。当初は「30万票は堅い」(陣営幹部)と見ていた得票を大きく上回る伸びを見せたからだ。支持者らは沸き立ち、陣営幹部は「負けた気がしない。戦後日本の欺瞞(ぎまん)、偽善にうんざりしている人たちがこれだけいる。新しい政治勢力の誕生だ」と興奮を隠さなかった。
流石に、朝日新聞も田母神閣下の61万票に驚いたのか、上記のような記事を書きました。
田母神俊雄氏に投票したのは 20〜30代男性「ネトウヨ」が多いのか
http://www.j-cast.com/2014/02/10196475.html
http://www.j-cast.com/2014/02/10196475.html?p=2
2014/2/10 19:52
東京都知事選の得票で4位に入った元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が20代など若い世代の支持を集めていることが、マスコミの出口調査で分かった。「ネット右翼」の伸長を示すものとして、論議になっている。
「テレビ見ていると、10%ぐらいの票が入っているんです。そういう意味では、一定の成果があったかなと」
田母神俊雄氏は、2014年2月9日夜の開票時にこう戦いを振り返った。
20代の投票先で24%を占め2位に
舛添要一氏(65)が200万票以上の得票で圧勝したことに、田母神氏は、「組織票が強かった」と漏らした。とはいえ、泡沫候補とされながらも、ネット上で若い人たちに相当支持されるようになったとして、満足感を示した。
実際、田母神氏は、若い世代に支持される度合いが高かったらしい。
朝日新聞の出口調査によると、20代の投票先トップは舛添氏の36%だったものの、田母神氏は、それに迫る24%を得て2位だった。得票数2、3位の宇都宮健児(67)、細川護煕(76)両氏は、それぞれ19%、11%だ。
また、TOKYO MXテレビの開票速報でも、田母神氏は20代で舛添氏に迫る割合を出口調査で示していた。20〜40代までだと、舛添氏に次いで2位に食い込んでいる。性別では、男性が13%と女性7%より多く、番組では、選挙ではあまり見ないような20〜30代の若い男性が遊説先に多かったと紹介していた。
田母神氏の人気は、若い世代が多いネット上で支えられていたようだ。
産経新聞の記事によると、ホットリンクがツイッター上での候補者出現割合を分析したところ、田母神氏がトップの33%を占めた。次いで、宇都宮氏の23%で、舛添氏は20%に留まった。田母神氏は、「ネット右翼」が多いとされる2ちゃんねるやニコニコ動画で話題に上ることも多い。共産、社民両党が推した宇都宮氏も若い世代の関心を集めており、長引く不況と世代間格差の中で明るい見通しが持てない現状への不満が支持に反映している可能性もありそうだ。
(続く)
「新保守層」「極右」と賛否分かれる
自民党元衆院議員の早川忠孝さんは、自らのブログで、田母神俊雄氏が60万票の得票を得たことから、保守系政党間で自分の陣営に引き入れようとする競争が始まると指摘した。それは、「日本全国で100万票ぐらい個人で獲得する可能性がある候補者だということになる」からだそうだ。
また、評論家の古谷経衡さんは、ヤフー・ニュースサイト上で、ネット右翼をネット保守と言い換えたうえで、田母神氏が得た60万票ほどがネット保守の勢力を示すものだとした。そして、そこから逆算して、日本全体では約250万人のネット保守がいるのではないかと試算した。
これは、国会議員にして、2、3議席分の勢力だという。ただ、古谷さんは、日本の右傾化との指摘には懐疑的で、まだ共産支持者の半分に過ぎず、マイノリティーに留まっていると指摘している。
ネット上では、「ネトウヨ層の政治的影響力が強まった」「新保守層これから増えることは間違いない」と肯定的な向きは多い。その一方で、「この人たちが社会の主力になる20年後が怖い」「やっぱ極右の伸張が一番の問題だな」などと懸念する声も相次いでいる。
確かに、田母神氏の遊説を聞くと、侵略戦争や南京大虐殺、慰安婦の強制連行を全部ウソだと主張、新宿・歌舞伎町の一部や新大久保などで不法滞在の外国人などを徹底的に取り締まるといった過激な主張も見られる。
しかし、同時に、都民税の減税や公共事業の拡大を通じた景気回復を訴えたり、子育て支援や高齢者対策を打ち出したりもしている。
むしろ遊説では後者を先に持ち出し、「私は本当にいい人なんです」と繰り返すなどしており、こうしたソフト路線が支持を伸ばしたとの指摘もあるようだ。
「ネトウヨ」という表現が気に食わないですが、J-CASTニュースでは、田母神閣下に投票したのは、20〜30代男性とあります。
【東京都知事選挙】田母神としお60万票の意味[桜H26/2/11]
ラベル:都知事選
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