2014年01月17日

細川元首相 「東京五輪辞退論」に陣営からも批判続出 公約づくり難航

細川元首相 「東京五輪辞退論」に陣営からも批判続出 公約づくり難航
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140116/stt14011621050004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140116/stt14011621050004-n2.htm
2014.1.16 21:04 [《参院選2013》各党の公約]

東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への出馬を決めた細川護煕(もりひろ)元首相(76)は16日、公約を発表する17日の記者会見を20日以降に再延期すると発表した。「脱原発」や2020年東京五輪の対応で過去の自身の発言と自主的に支援する民主党などとの整合性が取れない上、東京佐川急便からの1億円借り入れ問題の説明の仕方に苦慮しているとみられる。(村上智博)

 細川陣営で問題となっているのは「脱原発」の定義だ。支援表明した小泉純一郎元首相は「原発即時ゼロ」を訴え、14日も都内で記者団に「原発ゼロで日本は発展できる。細川さんも同じだ」と語った。

 これに対し民主党は、昨年の参院選マニフェスト(政権公約)で原発稼働ゼロの出口を「2030年代」と決めていて、「即ゼロ」とは一線を画す。

 細川氏は、昨年11月の中日新聞のインタビューで「核のごみの問題を解決できないまま(原発を再稼働して)つけを回せば、将来世代に対して重罪を犯すことになる」と発言している。ところが、ジャーナリストの池上彰氏が昨年末に出版した著書でのインタビューでは「『原発ゼロ』がいまでなく、30年後でもいい」と語っており、発言に一貫性がない。

 東京五輪についても、細川氏は、先の池上氏の著書で「脱原発」にこだわるあまり、「安倍晋三首相が『オリンピックは原発問題があるから辞退する』と言ったら、日本に対する世界の評価が格段に違ったものになっていた」と東京五輪辞退論まで展開。「金メダルをたくさん取るよりも、原発をどうするかのほうが、日本の将来にとってよっぽど重要な話のはずだ」と言い切った。

この発言には陣営内からも批判が続出。公約では東北でのマラソン構想などの独自色を打ち出しながらも、五輪辞退については封印する方針だ。

 東京佐川急便からの借入金問題について、周辺は「昔の話であり、借金も返済しており、みそぎは済んだ」と語るが、都民がそう受け取る保証はない。猪瀬直樹前知事が5千万円の献金問題で辞職に追い込まれた直後だけに、「政治とカネ」の問題は選挙の争点の一つにならざるをえない。

 細川氏は熊本県知事に就任する前年の昭和57年に東京佐川急便から1億円を借り入れた。表面化したのは平成5年。「東京でのマンション購入に充てた」と釈明したが、借り入れ前にマンションを購入していたことが明らかになった。

 また「知事の退職金を返済に充てた」と説明しながらも退職金を受け取る前に完済していたことなど、矛盾が次々と発覚。6年度予算案審議入りの見通しも立たなくなり、わずか9カ月で政権を投げ出した。


細川バカ殿.PNG都知事選・類は友を呼ぶ.PNG



細川護煕のバカ殿は、東京五輪辞退論、脱原発、東京佐川急便からの1億円借り入れ問題の説明の仕方に苦慮などで、公約を発表する17日の記者会見を20日以降に再延期すると発表した。
細川の公約は多分、ダメでしょう。
都知事に相応しいのは田母神閣下だけです。



朝日新聞を退職して韓国に行った若宮啓文が東亜日報で記事を書いています。
細川を応援のようです。



[東京小考] 首都で「ストップ・ザ・アベ」となるか
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014011636958
JANUARY 16, 2014 06:01

昨年末に安倍晋三首相が靖国神社に参拝して以来、私は憂鬱である。今年こそはと期待をかけた日韓や日中関係の打開も、これでは遠のくばかりだ。米国まですぐに「失望」を表明したが、内外の批判を承知で自分の美学にこだわった安倍首相には私も失望を禁じえない。
というわけで、今日は靖国を論じるべきかと気が重かったが、考えが変わった。不祥事による前知事の辞任に伴って今月23日に告示される東京都の知事選挙が、にわかに面白くなってきたからだ。細川護煕・元首相が立候補を表明したからにほかならない。

細川家と言えば、戦国時代の武将の血を引く伝統の名家だが、彼の政治暦も華麗だ。参議院議員を務めたあと熊本県知事を経て日本新党を作り、93年に自民党の長期政権を倒して「非自民」による連立政権の首相となった。ときに55歳。新鮮でさっそうとしたイメージから空前の支持率を誇った。

だが、金銭スキャンダルもあって9ヶ月で辞任し、98年には政界を引退。以来、久しく陶芸や画家としての生活を送ってきたが、またも血が騒いだのだろう。

掲げる旗は「脱原発」だ。福島第一原発の大事故の傷も癒えぬまま、安倍政権が原発推進に動くのを見るに見かねての挑戦である。東京都は福島第一原発を抱える東京電力の大株主であり、電力の大消費地だ。2020年には東京オリンピックの開催地となるし、東京での「脱原発宣言」は国際的にもインパクトがあるだろう。

さらに注目を浴びるのは、歯切れの良い言動でいまも人気がある小泉純一郎・元首相の応援だ。脱原発を唱える自民党の小泉氏は、このところ主張のボルテージを上げており、党派を超えて細川氏とタッグを組んだ。

ずいぶん昔の話だが、長期政権を誇った自民党の佐藤栄作首相に対抗して「ストップ・ザ・サトウ」のスローガンを掲げた美濃部亮吉氏が東京都知事選に勝ったことがある。米国のベトナム戦争に協力した佐藤政権に異を唱えて「美濃部ブーム」を巻き起こした。それで政権が倒れたわけではないが、ブレーキ役となったのは間違いない。

これに習うなら、今度は「ストップ・ザ・アベ」だろう。原発政策だけではない。細川氏はもともと保守系の人だが、過去の歴史認識は安倍首相と対照的であり、安倍氏の言動には眉をひそめていた。

21年前の首相就任の記者会見を思い出す。かつての戦争について聞かれて「侵略だった」と明言した。8月15日の戦没者追悼式では、首相として初めてアジアへの加害責任に触れた。この慣例はその後の首相にも引き継がれてきたが、昨年、これを破ったのが、ほかならぬ安倍首相だった。

金泳三大統領との慶州での会談も記憶に残る。植民地時代の創氏改名、従軍慰安婦、徴用などを列挙して「加害者として心から反省し、深く陳謝したい」と語ったからだ。こうした潔さが、侵略の過去を謝罪した村山富市首相の戦後50年談話(95年)にもつながった。

東京都知事と言えば、1年ほど前まで石原慎太郎氏が長く務めてきた。尖閣諸島を都が購入すると言い出すなど、中央政府に対抗する極端な「右寄り」の言動でしばしば物議をかもしてきた。細川氏が都知事になれば、これとは逆の役割を担い、自治体交流などで中国や韓国との友好修復に乗り出すに違いない。

もちろん巨大都市の東京都は多くの問題を抱えており、選挙戦の争点はさまざまだろう。ほかにも有力候補者がいるなかで、76歳という高齢の細川氏に勝利の扉が簡単に開けるとは思えない。

そういえば、この選挙には石原元知事の支援を得て、田母神俊雄氏も名乗りを上げた。5年前、かつての戦争を正当化する言動が自衛官の域を超えているとして、航空幕僚長を解任された人物だ。最近は右派の論客として盛んに活動しているが、彼がどれだけ票をとるだろう。

投票は2月9日に行われる。脱原発だけではない。政治や世論の右傾化が指摘される中で、果たして日本人のバランス感覚はどの程度のものか。それを計る選挙としても、私は目をこらしている。

(若宮啓文 日本国際交流センター・シニアフェロー、前朝日新聞主筆)



参考

細川護煕・都知事選出馬「日韓併合は強制!天皇は早く訪韓!外国人に参政権を!日本は侵略戦争をした!竹島は現状を放置!」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/384992780.html
ラベル:都知事選
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