http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0624&f=national_0624_052.shtml
2013/06/24(月) 20:08
中国共産党の機関紙である人民日報が、中国版ツイッターの微博を通して、2012年の中国都市住民健康白書の内容について伝えた。
中国都市住民健康白書によれば、北京・上海・広州に在住する人のうち77%に呼吸器系の異常が見られ、都市居住者の43%が動悸(どうき)や目まいなど循環器系の異常による症状を経験したことがあるという。同結果について専門家は、大気中の微小粒子状物質「PM2.5」が主な原因だと指摘している。
同ニュースに対して、中国の微博ユーザーからは、「発展している都市ほど空気が悪いんだな」、「どうやら北京・上海・広州は人類が住むに適した場所ではなくなったようだ」などの感想が寄せられ、「政府はいったいどうしてくれるんだよ」と非難するコメントもあった。
しかし、「まずは政府の指導者たちを国外に移動させねば。指導者の体は大事だから」と一見、政府関係者を気遣うようなコメントもあったが、逆を返せば今の政府が“外国”へ行くことを望んでいるわけであり、つまりは政権が変わることを期待しているという意味にもとれる。
また、これは政府の政策なのではないか、という意見もあり「毒食品、非効率的な医療保健、効かない薬品、安全事故、水質汚染をもってしても人口削減の目標が達成できなかったが、PM2.5の効果は良いようだ。低コストで広い範囲をカバーし、すばやく人口を減らせる」と、勘繰るユーザーも。
ほかには、「専門家と普通の人の違いは問題を提起して分析することだけでなく、問題の解決策を出すことだ。こんな結論は小市民でも出せるのに、何が専門家だ」と怒りを専門家にぶつけるユーザーもいた。(編集担当:畠山栄)
人民日報が、中国版ツイッターの微博を通して、2012年の中国都市住民健康白書の内容について伝えました。
PM2.5による健康被害をどうしてくれると言われてもなあ。
中国政府に何とかしてもらいなさいよ。
PM2.5の被害が深刻なのですね。
ラベル:中国
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