2013年06月19日

千島列島にメタンハイドレート 露の研究機関が開発提唱

千島列島にメタンハイドレート 露の研究機関が開発提唱
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130619/erp13061920460005-n1.htm
2013.6.19 20:45 [国際会議・機関]

【モスクワ=遠藤良介】ロシアの有力経済紙、コメルサントは19日、クリール諸島(千島列島と北方領土)近海に大量の次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」が埋蔵されている可能性が高く、露国立研究機関が国営石油大手「ロスネフチ」に開発の検討を提案したと伝えた。
 同紙によると、露科学アカデミー極東地質学研究所は、クリール諸島の大陸棚に眠るメタンハイドレートが最大でガス87兆立方メートル相当と推定。同諸島北部パラムシル島付近の海底下200メートルから調査を行うようロスネフチに提言した。
 日本の2011年の天然ガス消費量は1055億立方メートルで、同研究所の最大推定はこの約824倍にあたる。記事は、クリール諸島周辺の調査は日本近海よりも容易で、「アジア諸国の企業が共同事業に関心を示すだろう」とする専門家の見方も伝えている。
 日本のメタンハイドレート開発は将来、ロシアの天然ガス生産にとって「シェールガス革命」以上の脅威になるとみられている。ロシアはアジア市場への資源輸出拡大を目指しており、今後はクリール諸島での調査や開発にも目を向ける可能性がある。




ロシアの有力経済紙、コメルサントは19日、クリール諸島(千島列島と北方領土)近海に大量の次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」が埋蔵されている可能性が高く、露国立研究機関が国営石油大手「ロスネフチ」に開発の検討を提案したと伝えました。
日本のメタンハイドレート開発は将来、ロシアの天然ガス生産にとって「シェールガス革命」以上の脅威になるとみられています。
ロシアはアジア市場への資源輸出拡大を目指しており、今後はクリール諸島での調査や開発にも目を向ける可能性があります。
広大な海を持つ日本は隠れた資源大国です。
北方領土はロシアが実効支配していますが、将来のエネルギー資源として期待されているメタンハイドレートが埋蔵されている可能性が高いということです。



三橋貴明さんの「それでも、日本経済が世界最強という真実」(WAC BOOK)にメタンハイドレートのことに触れていますので、こちらもお読み下さい。

それでも、日本経済が世界最強という真実.PNG


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posted by hazuki at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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