2013年06月16日

食品ラベル 中国産の材料使っても日本で製造なら国産と表示

食品ラベル 中国産の材料使っても日本で製造なら国産と表示
http://www.news-postseven.com/archives/20130615_194305.html
2013.06.15 16:00

豚の大量死、カドミウム米など、中国の食汚染のニュースが後を絶たないが、日本に輸出される食材や加工食品は、はたして大丈夫なのだろうか?
「私はラベル表示をよく見て国産を買っているから大丈夫」、と思っている人も多いだろう。だが、その“国産”もよくよく注意しなければ、中身は中国産だった、ということがよくある。製造地や販売者が国内だからと安心するのはまだ早いのだ。中国食品事情に詳しいジャーナリストの椎名玲さんはこう指摘する。

「製造者と原産地は異なるんです。例えば、原料の一部を中国から輸入し、国内で製造した場合、表示はあくまでも“国産”。ラベルに中国の文字は一切出ません」

 消費者庁のホームページによれば、原産地表示義務のある食品群であっても、いくつかの材料が混ざった食品の場合は、50%以上にあたる原産地のみ表示すればいいことになっている。これも“中国産が消える”からくりだ。中国の環境問題に詳しい、京都大学名誉教授の松井三郎さんはこう話す。

「例えば、冷凍食品で中国産が40%、メキシコ産が60%で混ざっている場合、袋の表示はメキシコ産になるので、我々には中国産が入っていることはわかりません」

 では、消費者はその“目隠し”をどうやって見抜いたらいいのか?

「中国からの輸入食材で多いのは、野菜なら玉ねぎやキャベツ、漬物類など。肉類なら鶏肉やソーセージ、水産物ならえびやいか、あさりなど、主食の米はせんべいなどに形を変えて流通しています。これらが含まれている加工品で、値段が比較的安いものは、やはり安価な輸入品を使っていると考えたほうがよいでしょう」(前出・椎名さん)

 また、普段よく口にする食材で気になるものがあれば、メーカーに直接問い合わせてみるのも手だ。

「メーカーは、“中国産”であることをあまり積極的には出しませんが、毒ギョーザ事件以降、消費者からの問い合わせには答えるようになってきました」(前出・椎名さん)

 そこまでしても食材別の原産国がわからないようなら、購入を見送ったほうが無難だと、前出・椎名さんは言う。
※女性セブン2013年6月27日号





豚の大量死、カドミウム汚染米など、中国の食汚染のニュースが後を絶たないです。
日本に輸出される食材や加工食品は、はたして大丈夫なのだろうか?
国産と思って買っているものが、製造者と原産地は異なるので、原料の一部を中国から輸入し、国内で製造した場合、表示はあくまでも「国産」となります。
原産国が分らないならば、購入を見送った方が無難との意見もあるようです。
皆さん、加工品に注意しましょう。



中国でカドミウム汚染米が流通 18サンプルの半分も「業界では公然の秘密」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130523/frn1305231211002-n1.htm
2013.05.23

中国広東省で重金属のカドミウムに汚染されたコメが流通していたことが分かり、波紋を広げている。汚染米は広東省のほか湖南省や江西省からも出荷されており、農地の土壌汚染は各地に広がっているようだ。
 広東省広州市の食品薬品監督管理局によると、今年1〜3月に市内で流通する「コメ及びコメ製品」を調べたところ、18サンプルのうち半数近くの8サンプルから基準値を超えるカドミウムが検出された。同管理局は今月16日にこの事実を公表。汚染米は市内のレストランや大学の食堂などで見つかっていた。
 専門家は農地が工場排水などで汚染されたのが原因とみられると指摘しているが、カドミウムの排出源は特定されていないもよう。湖南省のコメが重金属で汚染されていることは「業界では公然の秘密だ」とする業者の証言を報じるメディアもある。カドミウムは富山県で起きたイタイイタイ病の原因物質。(共同)



【毒餃子事件】犯人逮捕の不可思議、元商社マンの証言[桜H22/4/12]



参考

ヨーグルトにネズミ駆除剤 中国、女児2人死亡
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/358446898.html

中国人が世界中で大暴れ 粉ミルクを大量に買いあさり、中には転売する猛者まで ──日本で買えないから
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/314436013.html
ラベル:食品ラベル
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