2013年04月27日

B787機 運航再開は時期尚早だ

B787機 運航再開は時期尚早だ

B787機 運航再開は時期尚早だ(4月27日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/461487.html

バッテリーの相次ぐトラブルで運航停止となっている米ボーイング社の最新鋭旅客機787について、米連邦航空局(FAA)が運航再開を許可した。
 これを受け国土交通省はきのう、787を保有する全日本空輸と日本航空の運航再開を認めた。両社は試験飛行などの後、6月にも営業運航を再開する見通しだ。
 FAAはボーイング社が改良を施した新型バッテリーに対し、深刻な事故は防げると判断したためだ。
 だがトラブルの根本原因はいまだに特定できていない。
 これでは見切り発車ではないか。
人命に関わる問題との認識が甘いと言わざるを得ない。
 何より優先すべきは安全の確保である。肝心の原因が不明のままでは利用者の信頼回復は到底望めない。
 787は1月、米ボストン国際空港に駐機していた日航機のバッテリーが発火した。直後には飛行中の全日空機のバッテリーが発煙し、高松空港に緊急着陸する事態になった。
 日米当局によるこれまでの調査で、バッテリー内部のリチウムイオン電池が異常に過熱し、制御不能となる「熱暴走」の現象を確認済みだ。
 しかし原因については依然、解明に至っていない。787は日米欧の複数企業が開発に参加したハイテク機だ。制御システムが複雑なこともあり、調査は難航しているという。
 ボーイング社は改良する際、約80項目の要因を想定した。リチウムイオン電池を一つずつ絶縁テープで囲んで耐熱性を向上させ、バッテリー全体をステンレス容器で覆って発火を防ぐなどの設計変更を行った。
 とはいえ対症療法にすぎないのは明らかだ。実際、米国で開かれた公聴会でFAA幹部やボーイング社幹部は、改良後もトラブルが発生する可能性はあると証言している。
 そもそもリチウムイオン電池を旅客機に採用する疑問もくすぶったままだ。リチウムイオン電池は省エネ性能に優れる半面、発火の危険性が高いとの問題が指摘されている。さらに徹底した検証を求めたい。
 全日空、日航ともにボーイング社の改善策に加え、独自の安全対策を講じる。バッテリーの電圧データの監視を強化し、バッテリーの点検や交換の頻度を増やすという。安全に万全を期すうえで当然の対応だ。
 両社は試験飛行などの結果について速やかに公表する責務も自覚すべきである。積極的な情報発信と丁寧な説明を通じ、利用者の不安を解消していく努力を怠ってはならない。
 国交省も米側の判断をそのまま追認するだけでは困る。バッテリーは日本製でもある。より連携を密にして原因究明に全力を挙げるべきだ。




北海道新聞は、何を言っているんだ。
B787のバッテリーは韓国のLGが原因なのに、日本のせいにしたいのかよ。
流石、韓国クオリティですわ。
LGが絡むと碌なことがないですわ。



ボーイング787のバッテリー不具合は実は韓国LG社が原因?
http://matome.naver.jp/odai/2136110814168034801

ボーイング787の欠陥は韓国LGのせいだった事が判明 ⇒ 報道がピタリと止む!!!! 日本潰し工作大失敗!!!! 馬鹿チョンに下請け依頼を出した仏タレスに法則発動か!!!!! ボーイング潰しを狙ったEUエアバス勢の計画、馬鹿チョンのせいで盛大にコケる!!!! 2ch「そう言えばチョンが静かになったな」「どんな言い逃れするのか楽しみ」
http://www.news-us.jp/article/324170513.html

ボーイング787のユアサGSバッテリーについて考えること
http://www.google.co.jp/gwt/x?hl=ja&client=twitter&u=http:%2F%2Ft.co%2F2kh9K2Fk



追記

ある方からコメントを頂きましたので、転載致します。



NTSBの調査報告書は御覧になりましたか?
JALの787のフライトレコーダの記録なども公開されています。
http://dms.ntsb.gov/pubdms/search/hitlist.cfm?docketID=54251
日本では話題にもなりませんが、CTスキャン画像で電解液の中に大きなゴミが混入しているのが報告されています。
http://www.ntsb.gov/investigations/2013/boeing_787/docket_documents/787_docket_doc15.pdf (PDF注意)
大人の事情で言わないだけで原因なんかとっくにわかっていると思いますよ。
ボーイング、タラス、ユアサを対象とした二日間に渡る公聴会のストリーミング映像を以下のサイトで見ることができます。
http://www.capitolconnection.net/capcon/ntsb/042313/ntsb_archive_srt.html
http://www.capitolconnection.net/capcon/ntsb/042413/ntsb_archive_srt.html

三菱もGSユアサも歴史のある企業ですが、日進月歩のリチウムイオン電池に関してはド素人か安全に対する意識低すぎですね。
自動車電装部品における落下試験の目的を知らないか無視してますから
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14105527049
一部の国内企業のレベルは下がっていることに自ら気付かないと次の手が打てません。


転載ここまで。

日本企業のリチウムイオン電池に関する安全に対する意識が低いようです。
一部の国内企業のレベルが下がっていることは、リチウムイオン電池の問題だけではないです。



また、ご意見を頂きましたので、転載します。

バッテリーには詳しくないが, CT画像があるので,
CTスキャンの報告書を読んで見た結果, 前掲のコメントの
「大きなゴミがある」は誤解を招くと思う.

煙を出したAPUのCT画像について報告されているのは,

○アルミニウムの集電子(collector)が破損している
○一つの電池セルに微小な穴が空いている.
○幾つかの電池セルの内部に密度異常の部分や粒子が見られる.
○一つの電池セルの上部に薄くなっている部分がある.

である.

銅製の集電子は破損していないので, アルミニウムの集電子の
破損は過電流による熔融であろう. 実際, 集電子の形状上で
最も電流密度が高く熱が溜りそうな箇所が破損している.
とすれば, 上記の密度異常部分や粒子は熱や過電流によって
二次的に発生したものとも思われる. 電池セルの上部の
薄い部分は高温によって生じたものであろう.
銅製の集電子は破損していないので, アルミニウムの集電子の
破損は過電流による熔融であろう. 実際, 集電子の形状上で
最も電流密度が高く熱が溜りそうな箇所が破損している.
とすれば, 上記の密度異常部分や粒子は熱や過電流によって
二次的に発生したものとも思われる. 電池セルの上部の
薄い部分は高温によって生じたものであろう.

以上の報告書を読む限り, 煙を出した電池がどの様に
「破損している」かは書いてあるが, 如何なる原因で
「破損した」かは分からないと思う.


転載ここまで。

正直に言って、私はバッテリーについて、詳しくないので、これ以上、私の意見を語れません。
ご意見がある方は、この記事のコメント欄にどんどんコメントをお願いします。
ラベル:北海道新聞
【関連する記事】
posted by hazuki at 21:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 偏向報道・マスコミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
NTSBの調査報告書は御覧になりましたか?
JALの787のフライトレコーダの記録なども公開されています。
http://dms.ntsb.gov/pubdms/search/hitlist.cfm?docketID=54251
日本では話題にもなりませんが、CTスキャン画像で電解液の中に大きなゴミが混入しているのが報告されています。
http://www.ntsb.gov/investigations/2013/boeing_787/docket_documents/787_docket_doc15.pdf
大人の事情で言わないだけで原因なんかとっくにわかっていると思いますよ。
ボーイング、タラス、ユアサを対象とした二日間に渡る公聴会のストリーミング映像を以下のサイトで見ることができます。
http://www.capitolconnection.net/capcon/ntsb/042313/ntsb_archive_srt.html
http://www.capitolconnection.net/capcon/ntsb/042413/ntsb_archive_srt.html
Posted by 787 at 2013年04月28日 03:18
三菱もGSユアサも歴史のある企業ですが、日進月歩のリチウムイオン電池に関してはド素人か安全に対する意識低すぎですね。
自動車電装部品における落下試験の目的を知らないか無視してますから
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14105527049
一部の国内企業のレベルは下がっていることに自ら気付かないと次の手が打てません。
Posted by 787 at 2013年04月28日 03:26
NTSBの調査報告書の情報をありがとうございます。
ストリーミング映像を拝見しています。
なるほど、日本企業のリチウムイオン電池に関する安全に対する意識が低いのですね。
一部の国内企業のレベルが下がっていることは、リチウムイオン電池の問題だけではないですね。
貴重な情報の提供に感謝致します。
Posted by hazuki at 2013年04月28日 09:43
バッテリーには詳しくないが, CT画像があるので,
CTスキャンの報告書を読んで見た結果, 前掲のコメントの
「大きなゴミがある」は誤解を招くと思う.

煙を出したAPUのCT画像について報告されているのは,

○アルミニウムの集電子(collector)が破損している
○一つの電池セルに微小な穴が空いている.
○幾つかの電池セルの内部に密度異常の部分や粒子が見られる.
○一つの電池セルの上部に薄くなっている部分がある.

である.

銅製の集電子は破損していないので, アルミニウムの集電子の
破損は過電流による熔融であろう. 実際, 集電子の形状上で
最も電流密度が高く熱が溜りそうな箇所が破損している.
とすれば, 上記の密度異常部分や粒子は熱や過電流によって
二次的に発生したものとも思われる. 電池セルの上部の
薄い部分は高温によって生じたものであろう.
銅製の集電子は破損していないので, アルミニウムの集電子の
破損は過電流による熔融であろう. 実際, 集電子の形状上で
最も電流密度が高く熱が溜りそうな箇所が破損している.
とすれば, 上記の密度異常部分や粒子は熱や過電流によって
二次的に発生したものとも思われる. 電池セルの上部の
薄い部分は高温によって生じたものであろう.

以上の報告書を読む限り, 煙を出した電池がどの様に
「破損している」かは書いてあるが, 如何なる原因で
「破損した」かは分からないと思う.

Posted by ちび・むぎ・みみ・はな at 2013年04月29日 21:38
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック