2013年03月28日

新年度も東京書籍版 竹富町、文科省指導に従わず 是正要求検討も

新年度も東京書籍版 竹富町、文科省指導に従わず 是正要求検討も
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130328/edc13032800490000-n1.htm
2013.3.28 00:47

沖縄県八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)の中学公民教科書採択問題で、竹富町教育委員会は27日、八重山採択地区協議会が選んだ育鵬社版を使用せず、平成25年度も東京書籍版を使うことを確認した。
 文部科学省は1日に義家弘介政務官を同町に派遣し、協議会の答申通りの教科書を使うよう指導したが、これに反する結論に。義家氏は指導に従わない場合は地方教育行政法に基づく是正要求も検討するとしており、今後の対応が注目される。
 竹富町教委は23年8月、育鵬社版を選んだ石垣市や与那国町と異なり、東京書籍版を採択。教科書無償措置法は採択地区内で同一の教科書を使うよう定めているため、文科省は竹富町を無償給付の対象にしなかった。
 竹富町は24年度に続いて寄付金で30冊の東京書籍版を購入し、生徒に配るという。




文部科学省は1日に義家弘介政務官を竹富町に派遣し、協議会の答申通りの教科書を使うよう指導しましたが、これに反する結論になりました。
義家先生は指導に従わない場合は地方教育行政法に基づく是正要求も検討するとしており、今後の対応が注目されます。
どうして、竹富町は、文科省の指導に従えないのでしょうか?
竹富町の判断は、教科書の無償措置法に明確に違反しており、放置は許されないのです。
文科省の指導は当然であり、誤りは直ちに正されねばならないです。
最大の被害者は、国の無償給付の恩恵を受けられない竹富町の生徒です。



【主張】
竹富町の教科書 国の正常化指導は当然だ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130305/edc13030503350000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130305/edc13030503350000-n2.htm
2013.3.5 03:34 [教科書]

沖縄県竹富町の教育委員会が、教科書採択地区協議会の答申とは異なる中学公民教科書を採択、使用している問題で、文部科学省は同町教委に対し、法令に基づく採択をするよう指導した。
 竹富町の判断は、教科書の無償措置法に明確に違反しており、放置は許されない。文科省の指導は当然であり、誤りは直ちに正されねばならない。
 文科省の義家弘介政務官が現地へ出向き、指導したが、竹富町教委は強く反発した。
 協議会の答申が自分たちの考えと異なるから、従わないというのでは法治国家は成り立たない。下村博文文科相も「一刻も早く解決してほしい」と述べている。竹富町には法令に沿った冷静な判断を求めたい。
 一昨年夏、竹富町と石垣市、与那国町による教科書採択地区協議会は、いったんは育鵬社の公民教科書を答申した。ところが、石垣市と与那国町は答申通りに採択したものの、竹富町だけは、答申と異なる別の社の教科書を採択していた。
 このため、無償措置法の適用は見送られたが、同町では町民が寄贈する形で別の社の教科書採用を強行するという異常な状態が続いている。沖縄県教委が十分な指導をしなかったことや当時の民主党政権下の文科省が事実上、黙認したことも背景にある。
 竹富町側は教科書の採択について、地方教育行政法で市町村教委の採択権を定めていると主張する。だが一方で、無償措置法は、複数の自治体による共同採択の場合は、同一の教科書で一本化するよう定めていることを忘れてはならない。
採択権と無償供与は表裏一体で、法律はどちらも守られねばならない。過去にも、茨城県大洗町と岡山県総社市で同種の問題があったが、いずれも最終的には法のルールに従った。
 最大の被害者は、国の無償給付の恩恵を受けられない竹富町の生徒だ。町側は「子供たちのため」の判断とするが首をかしげる。
 国の教科書採択制度の信頼が根底から揺らぐ、という問題も残る。一部では市町村ごとの教科書採択を求める意見もあるが、それは法を改正した後の話であり、今回の問題解決とは全く別の話だ。国は竹富町への「是正要求」も視野に、正常化を急いでほしい。
ラベル:教科書問題
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posted by hazuki at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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