中国の大気汚染が日本人の健康と経済に悪影響の可能性

中国の大気汚染が日本人の健康と経済に悪影響の可能性
http://jpn-news.com/p/3433
Posted on 2013年3月6日 | in 国内 | by 豊山

微小粒子状物質、PM2.5による中国の大気汚染問題で熊本県は5日、注意喚起を行った。また週末には黄砂と一緒にやってくる可能性があるという。
熊本県は具体的な対応として不必要な外出を控える等、注意を呼びかけた。
中国の環境汚染で日本まで被害が及ぶ。
中国のネットメディアでは、汚染された空気によって初めて格差関係なく公平な立場になった、との皮肉が出回っている。
日本まで巻き込んで公平にしないで頂きたいものである。日本は日中韓自由環境汚染協定を締結した覚えはない。(FTAならぬFEAだ)

このPM2.5と黄砂が同時に西日本に今週末、襲来するという予測が日本気象協会より出ている。
西日本では黄砂が降ると一日でガラスや車が真っ白になるほどの影響がでる。
目に見える分、放射能より恐怖感がある。

そんなPM2.5と黄砂が日本人の健康に害を及ぼすというのは周知とおりではあるが、日本の経済にも悪影響を及ぼす可能性があるのだ。
読者の皆さんは2006年に発売された「サザエさんと株価の関係―行動ファイナンス入門」(新潮新書、吉野貴晶著)というベストセラーをご存知だろうか？
この本は経済の分析にサザエさんの視聴率における人間の心理、行動等をファクターとして取り入れた行動ファイナンスの入門書である。

簡単に言えば、

サザエさんの視聴率が高い＝日曜日に自宅でのTV視聴者が多い＝休日に外でお金を使うことが少ない＝経済が悪くなることが予想できる
サザエさんの視聴率が低い＝日曜日に外出している＝休日に外でお金を使うことが多い＝経済が良くなることが予想できる

というものである。
確かに外出する頻度が低くなればお金を使う頻度も低くなる。
お金が使われなければ経済は停滞し、デフレは加速するのだ。

この外出する頻度というものをPM2.5と黄砂に当てはめるとどうだろう？
大気汚染を避けるように外出を控えて消費活動が鈍れば当然、デフレは加速する。
日本経済にとって悪影響が出る可能性があるのだ。
ここまでいくと中国の大気汚染はもはや化学兵器とも呼べる存在に感じるのは筆者だけだろうか？

この状況に対応する為、国産高性能マスクや空気清浄機を買い揃え、体調管理に細心の注意を払うということが健康や経済に一番貢献するのではないか？と提案したい。
くれぐれも体調管理には万全の注意を。

(関連)

微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報(環境省)
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html

サザエさんの視聴率とTOPIXの相関関係（大和総研レポート）
http://homepage2.nifty.com/city/misc/sazaesan.html






偏向報道が嫌いな豊山さんの記事が、また来ました。
微小粒子状物質、PM2.5による中国の大気汚染問題で熊本県は5日、注意喚起を行いました。
また週末には黄砂と一緒にやって来る可能性があります。
熊本県は具体的な対応として不必要な外出を控える等、注意を呼び掛けました。
PM2.5と黄砂が日本人の健康に害を及ぼすというのは周知通りですが、日本の経済にも悪影響を及ぼす可能性があるそうです。
2006年に発売された「サザエさんと株価の関係―行動ファイナンス入門」(新潮新書、吉野貴晶著)というベストセラーを例に説明がされています。
「外出する頻度が低くなればお金を使う頻度も低くなる。」
「お金が使われなければ経済は停滞し、デフレは加速するのだ。」
外出する頻度というものをPM2.5と黄砂に当てはめると、大気汚染を避けるように外出を控えて消費活動が鈍れば当然、デフレは加速するし、日本経済にとって悪影響が出る可能性があるそうです。
中国の大気汚染は、豊山さんの仰る通り、化学兵器とも呼べる存在ですね。
豊山さんより、「この状況に対応する為、国産高性能マスクや空気清浄機を買い揃え、体調管理に細心の注意を払うということが健康や経済に一番貢献するのではないか？と提案したい。くれぐれも体調管理には万全の注意を。」と提案があります。