2012年09月07日

ACTA、そしてこれから

ACTA、そしてこれから
http://blogos.com/article/46371/
2012年09月06日 20:07

承認されたものを、どうこう言っても手遅れではあるが、まずはこれが、あと5カ国の批准を得て発効するかどうかをウオッチしておくこと。
著作権侵害の非親告罪化や法定賠償金は、義務ではないとはいっても、それらしき条項が入っているので、ACTAを根拠に導入が図られないよう、気を付けなければならない。
非親告罪化、法定賠償金は本当に危ない。
ろくなフェアユース規定がない日本の著作権法にこれを被せてしまうと、法律の意味合いが根本から変わってしまう。
「文化の発展に寄与する」法律が、恐ろしい情報統制法に化けてしまう。
非親告罪化、法定賠償金導入の要求がTPPに入っていることは周知の通りである。
TPPがACTAと同様の秘密交渉で進められていることも。
ぼくたちは、ACTAを通して、いくつかのことを知り、経験した。
ネット世論は1ヶ月で盛り上がること。
でも、議論のスタートは、早ければ早いほどいいこと。
国内マスコミの情報だけでは、何が起きているかわからないこと(ネット情報だけに頼るのも困るけど)。
現政権が官僚のいいなりであること。
官僚は国会の場でも平然とウソをつくこと(ACTA交渉の過程は公開されていたなどと)。
国会議員は、わからないことに賛成してしまうこと。
ネット社会への関心を持った議員が、もっと必要なこと。
個々の社会問題に強い議員が必要なこと(→議員定数削減はよいことばかりではない)。
政党や政治家の民意分析能力が足りないこと。
議員の自由を奪う党議拘束が害悪をもたらすこと。
これらの経験をどう活かすか、TPPは目前に迫っている。



ここには、大切なことが書いてありますね。

> 承認されたものを、どうこう言っても手遅れではあるが、まずはこれが、あと5カ国の批准を得て発効するかどうかをウオッチしておくこと。

ACTAの発効には、6ヶ国の批准が必要です。
あと5ヶ国の批准が得られるのか注意が必要です。


> 著作権侵害の非親告罪化や法定賠償金は、義務ではないとはいっても、それらしき条項が入っているので、ACTAを根拠に導入が図られないよう、気を付けなければならない。
> 非親告罪化、法定賠償金は本当に危ない。
> ろくなフェアユース規定がない日本の著作権法にこれを被せてしまうと、法律の意味合いが根本から変わってしまう。
>「文化の発展に寄与する」法律が、恐ろしい情報統制法に化けてしまう。


非親告罪化、法廷賠償金は、義務ではないと言っても、それらしき条項が入っているので、ACTAを根拠に導入が図られないように気を付けなければならないようですね。

> 非親告罪化、法定賠償金導入の要求がTPPに入っていることは周知の通りである。
> TPPがACTAと同様の秘密交渉で進められていることも。


ACTAは、TPPと同様に秘密交渉で進められています。
そして、非親告罪化、法廷賠償金導入の要求がTPPに入っています。


> ぼくたちは、ACTAを通して、いくつかのことを知り、経験した。
> これらの経験をどう活かすか、TPPは目前に迫っている。


目の前に迫っているTPPを何としても阻止しなければならないようです。
ラベル:Acta
posted by hazuki at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ACTA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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