2012年08月10日

ナショナリズムの高まり懸念=アジア重視政策に影響も−米

ナショナリズムの高まり懸念=アジア重視政策に影響も−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012081000755

【ワシントン時事】米政府は、竹島問題をめぐる日本と韓国の関係悪化を受け、「東アジア域内のナショナリズムの高まり」(国務省高官)に一段と懸念を強めている。オバマ政権はアジア政策の柱として日韓など主要同盟国との連携を特に重視している。その中心が揺らげば、安全保障面における対中国戦略にも影響が出かねない。
 米政府はこれまで、領土問題や歴史問題をめぐる日韓関係や日中関係の悪化を静観していたわけではない。
 オバマ政権は7月下旬にドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)を日中両国に派遣。外交筋によれば、同補佐官は北東アジア情勢の情報収集をする中で日韓関係の悪化にも注視したという。国務省のズムワルト副次官補も同時期、日韓両国を訪問している。
 オバマ政権が東アジア域内のナショナリズムに神経をとがらすのは、米国が安保、経済両面のアジア重視政策を今後も継続する上で「日米韓の3カ国の枠組みが極めて重要な役割を果たす」(キャンベル国務次官補)とみているためだ。
 しかし関係国間のきしみに対して、米国は自制を求めるしかないのが実情。野田政権による尖閣諸島国有化方針など同盟国日本と中国の関係悪化では、米国は「巻き込まれることを最も恐れている」(日米外交筋)。
 米シンクタンク、ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は「東アジアで中国の影響力は増し、韓国も国力を上げた。日本は明らかに衰えている」と指摘し、現在の3カ国の緊張はこれまで保たれていた力関係が変化しているためだと分析している。(2012/08/10-15:10)



「米政府は、竹島問題をめぐる日本と韓国の関係悪化を受け、「東アジア域内のナショナリズムの高まり」(国務省高官)に一段と懸念を強めている。」そうですよ。
アメリカが懸念する程、問題が大きくなっていますね。
日中間に於いては、尖閣諸島問題があります。
これらの問題に、米国が巻き込まれたくないようですね。
ラベル:米国
【関連する記事】
posted by hazuki at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。