2012年07月08日

「迷惑かけない抗議活動不可能」 アノニマスメンバーが回答

「迷惑かけない抗議活動不可能」 アノニマスメンバーが回答
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120707/crm12070723590013-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120707/crm12070723590013-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120707/crm12070723590013-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120707/crm12070723590013-n4.htm
2012.7.7 23:55

国際的なハッカー集団「アノニマス」(Anonymous)が著作権法改正への抗議と称して日本の政党や政府機関などを狙ったサイバー攻撃を表明している問題で、メンバーの一人がメールで産経新聞の取材に応じた。
 メンバーは「万人に迷惑をかけることなく抗議活動を展開することは不可能」と攻撃の正当性を主張した。警視庁はサイバー攻撃が不正アクセス禁止法違反などに当たる可能性が高いとみて捜査している。
 アノニマスがネット上で公表しているアドレスに電子メールで質問状を送信。4日に日本語のメールで回答を得た。
 回答者は冒頭に「Anonymousと申します」と記し、「アノニマスの理念に賛同する匿名の一個人」「日本の人」と自己紹介。「必ずしも私たちアノニマスの総意ではない」と断った上で、回答した。
一連の攻撃では、民主党や最高裁のホームページ(HP)などに、大量にデータを送りつけ障害を発生させる「DDoS攻撃」が行われ、財務省のHPなども不正アクセスを受けた。回答者は「メディアは大々的に報道し、人々に伝えます」と、攻撃が報道され話題となることの効果を指摘した。
 手口についての質問には「不正アクセスの方法など、知らないほうが身のため」と回答を拒否。警視庁の捜査については「私たちから手がかりを得られるケースは1パーセントにも満たない」と、サイバー攻撃についての知識を誇示するかのように回答した。
 しかし、改正著作権法が可決・成立した後に抗議行動を始めた理由については、「残念ながら日本の著作権法が変わる動きには気づくことができませんでした」と述べるなど、急ごしらえの抗議であることもうかがわせた。
アノニマスの回答要旨は以下の通り。

 −−警視庁の捜査について、どう思うか

 各国警察も同じような声明を度々発表していましたが、実際に私たちから手がかりを得られるケースは1パーセントにも満たないでしょう。

 −−人に迷惑をかけるような方法で抗議することについてどう思うか

 お店の前に多くの人が集まって抗議活動をすれば、お客さんはお店に入りたくても入れない。ネットでのDDoS攻撃も同じ。万人に迷惑をかけることなく抗議活動を展開することは不可能ですし、そもそもそれでは話題にならないため、活動をする意味がありません。

−−どのような方法で不正アクセスをしているのか

 不正アクセスに加担しない者に訊いても答えられません。加担する者に訊いても、答えることはありません。不正アクセスの方法など、知らないほうが身のためです。

 −−なぜ、抗議活動に映画「Vフォー・ヴェンデッタ」の仮面を使うのか

 アノニマスに大きな影響を与えています。



彼らはプロのハッカー集団なのです。
プロが素人に不正アクセスの方法を教える訳がないでしょ。


ラベル:アノニマス
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posted by hazuki at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ハッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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