2012年06月25日

「指導すべき病院」基準策定へ=生活保護、過剰診療問題で−厚労省

「指導すべき病院」基準策定へ=生活保護、過剰診療問題で−厚労省
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a1%d6%bb%d8%c6%b3%a4%b9%a4%d9%a4%ad%c9%c2%b1%a1%a1%d7&k=201206/2012062300194

厚生労働省は23日、生活保護受給者が全国的に増加する中、医療扶助費制度を利用して悪質な過剰診療を行う医療機関への対策を強化する方針を固めた。自治体が指導すべき医療機関を選びやすくするため、参考となる基準を策定する。
 健康保険制度では、過剰診療などで指導すべき医療機関について、「レセプト(診療報酬明細書)1件当たりの平均点数が高い順に選ぶ」といった基準が定められている。一方、生活保護制度には「全ての医療機関が対象」との記述があるだけで具体例が示されていない。(2012/06/23-19:35)



生活保護を受けている方々は、診察代が無料で、薬代も無料です。
薬価が高い先発薬ではなくて、後発薬のジェネリックを出すようにしたら良い。
その上、向精神薬などは、医師の診察を受けないと処方されないのだが、今でもいるかも知れませんが、過去には、ネットで、向精神薬を高く転売したケースが見られ、問題になった。



生活保護制度の現状等について
厚 生 労 働 省
 (PDF注意)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001dmw0-att/2r9852000001do56.pdf

15 医療扶助費における構成割合(平成21年度)

医療扶助費 総額 143百億円(事業費ベース)
入院 59.5%
外来+調剤 36.7%
歯科 3.8%

16 生活保護の医療扶助と国民健康保険等の比較(平成20年度)

レセプト1件あたり医療費における差は小さいが、生活保護の医療扶助は受診率が高いため、1人あたり
医療費は国民健康保険等よりも高額となっている。

17 都道府県別生活保護受給者1人あたり医療扶助費(平成21年度)

地域における年齢構成等の事情を考慮する必要があるが、最高値と最低値で約1.63倍の格差がある。

18 平成23年度から取り組む医療扶助の適正化について

医療扶助の適正化に向けて、平成23年4月から本格運用している電子レセプトの
活用等を通じ、以下の取組を各自治体において実施していただいているところ。

(1)電子レセプトを活用したレセプト点検の強化

(2)指定医療機関に対する効果的・効率的な指導

(3)向精神薬における適正受診の徹底

(4)後発医薬品の利用促進



【神奈川/生活保護】聖隷横浜病院の元事務員が「医療要否意見書」を偽造
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1340346288/

■平成22年度の生活保護費内訳 (NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃)

総額       3兆3296億円 100%

医療扶助     1兆5701億円 47% ← なんと医療費が半分を占める!
生活扶助     1兆1551億円 35% ← パチンコ、旅行、回転寿司
住宅扶助       4996億円 15%
介護扶助       659億円 2%
教育扶助       199億円 1%
出産+生業+葬祭扶助 189億円 1%


■山本病院事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E7%97%85%E9%99%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6

2009年6月21日、奈良県警捜査2課は、「生活保護受給者の診療報酬を不正に受給した疑いが強まった」として、詐欺容疑で、山本病院や同病院の理事長の自宅を家宅捜索し、理事長には任意同行を求め、詳しく事情を聴いた。

■クローズアップ現代「貧困狙う“闇の病院”」で言い足りなかったこと
http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/30172816.html
ラベル:生活保護問題
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posted by hazuki at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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