2023年04月15日

[マイナンバー法改正案] 4月14日、マイナンバー利用範囲拡大へ 法案が衆院本会議で審議入り

[マイナンバー法改正案] 4月14日、マイナンバー利用範囲拡大へ 法案が衆院本会議で審議入り

マイナンバー利用範囲拡大へ 法案が衆議院で審議入り
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230414/k10014038771000.html


2023年4月14日のNHKニュースより転載

マイナンバーカードと健康保険証の一体化や、マイナンバーの利用範囲を拡大するための法案が衆議院で審議入りし、河野デジタル大臣は、早期の成立に理解を求めました。

14日の衆議院本会議では、河野デジタル大臣による趣旨説明と質疑が行われました。

法案には、
▽健康保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化したり
▽社会保障と税、災害対策の3分野に限定されていたマイナンバーの利用範囲を拡大したりすること
が盛り込まれています。

河野デジタル大臣は「マイナカードと健康保険証の一体化にはさまざまなメリットがあり、2024年秋の健康保険証の廃止を目指していく」と述べました。

そのうえで「カードの紛失や盗難によって個人情報が流出するものでなく、十分なセキュリティー対策に取り組んでいるので、わかりやすい周知、広報を行うことにより、国民の懸念を払拭(ふっしょく)したい」と述べ、早期の成立に理解を求めました。

政府は現在の健康保険証も廃止後、最長1年間は有効にする経過措置を設けることにしていて、今の国会での法案の成立を目指しています。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54524&media_type=

2023年4月14日 (金)
本会議 (1時間46分)

案件:
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案(211国会閣46)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  01分
 河野太郎(デジタル大臣 内閣府特命担当大臣(デジタル改革 消費者及び食品安全) 国家公務員制度担当)  13時 02分  05分
 坂本祐之輔(立憲民主党・無所属)  13時 07分  30分
 中司宏(日本維新の会)  13時 37分  35分
 輿水恵一(公明党)  14時 12分  17分
 塩川鉄也(日本共産党)  14時 29分  16分

答弁者等
大臣等(建制順):
 松本剛明(総務大臣)
 齋藤健(法務大臣)
 加藤勝信(厚生労働大臣)
 松野博一(内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当 ワクチン接種推進担当)


河野太郎・マイナンバー法改正案・趣旨説明・衆院本会議.PNG
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案(マイナンバー法改正案)の趣旨説明を行う河野太郎デジタル大臣


【衆院本会議】坂本祐之輔衆院議員、マイナンバー法改正について「国民の疑念を払しょくすべき」
https://cdp-japan.jp/news/20230414_5875


2023年4月14日の立憲民主党HPより転載

 4月14日、衆院本会議で「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案」に対する趣旨説明質疑を立憲民主党・無所属を代表して坂本祐之輔衆院議員が登壇しました。

 冒頭、坂本議員は、昨日のJアラートについて「落下の蓋然性と社会的混乱の蓋然性をどう考えるか」「不確実な情報をもとに発信するシステムに疑念がある」と述べ、政府に対して改善を求めました。

 坂本議員は、法案について以下の観点から政府を質しました。
〇マイナンバーの利用範囲の拡大等
〇マイナンバーカードと健康保険証の一体化
〇戸籍等の記載事項への「氏名の振り仮名」の追加
〇行政機関等経由登録の特例制度の創設
〇横浜市の住民票等の誤交付について
〇マイナンバーに対する政府の基本姿勢

 最後に、坂本議員は「マイナカードを『デジタル社会の基盤』にしたいのであれば、いま政府が行うべきは、政府への信頼を高めるとともに、安全性をより高める制度設計に努め、国民のマイナンバー制度やカードに関する懸念を一つ一つ払拭すること」と指摘し、立憲民主党は「今後も、国民のための行政と社会のデジタル化を推進する政党として、個人情報保護とセキュリティを十分に確保し、行政の監視や統制の手段ではなく、国民の利便性の向上に資するデジタル化を目指していく」と訴えました。


坂本祐之輔・マイナンバー法改正案・質疑・衆院本会議.PNG
立憲民主党の坂本祐之輔氏


マイナンバー法改定案審議入り 保険証廃止で強要告発 衆院本会議 塩川議員
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-04-15/2023041501_03_0.html


2023年4月15日の赤旗より転載

 健康保険証を廃止してマイナンバーカードに置き換えようとするマイナンバー法改定案が14日、衆院本会議で審議入りしました。日本共産党の塩川鉄也議員は「保険証を“人質”に、窓口負担を増やしてまで、カードの取得・利用を強要することは許されない」と批判しました。(要旨

 同改定案は、保険証を廃止して、カードで保険資格を確認することができない人には、「資格確認書」を発行するとしています。

 塩川氏は、資格を有することを示す保険証を被保険者に届けることは国・保険者の責務だと指摘し、申請交付のマイナ保険証と資格確認書に置き換えるのは、「責任放棄であり、国民皆保険制度をゆるがすものだ」と追及。加藤勝信厚生労働相は「マイナ保険証には多くのメリットがある」などとまともに答弁しませんでした。

 塩川氏は、同改定案はマイナンバーの利用を「全ての行政分野において推進する」としており、社会保障・税・災害対策の3分野に限定している現行制度の仕組みを大きく変えるもので、プライバシー侵害の危険性を一層高めると批判。年金受給口座を手始めに、本人が「不同意」と回答しなければ自動的にマイナンバーとひもづける特例が盛り込まれたことは、本人「同意」原則から百八十度の転換であり、「制度への国民不信が一層高まる」と強調しました。

 さらに、デジタル化推進のために戸籍等に「氏名の振り仮名」を追加する問題も取り上げ、人格を象徴する氏名、読み方は尊重されるべきだと主張。マイナンバー制度廃止を改めて強く求めました。


塩川鉄也・マイナンバー法改正案・質疑・衆院本会議.PNG
共産党の塩川鉄也氏



4月14日、衆院本会議。
マイナンバー法改正案を議題とした。
正式名称「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案」を議題とした。
河野太郎デジタル大臣より趣旨説明を聴取した。

代表質問を行った。

立憲民主党の坂本祐之輔氏、日本維新の会の中司宏氏、公明党の輿水恵一氏、共産党の塩川鉄也氏が、河野太郎デジタル大臣、松本剛明総務大臣、齋藤健法務大臣、加藤勝信厚生労働大臣、松野博一内閣官房長官に対し、それぞれ質疑を行った。

立憲民主党の坂本祐之輔氏

坂本祐之輔氏は、マイナンバーの利用範囲の拡大等、マイナンバーカードと健康保険証の一体化、戸籍等の記載事項への「氏名の振り仮名」の追加、行政機関等経由登録の特例制度の創設、横浜市の住民票等の誤交付について、マイナンバーに対する政府の基本姿勢について、政府を質した。
立憲民主党は「今後も、国民のための行政と社会のデジタル化を推進する政党として、個人情報保護とセキュリティを十分に確保し、行政の監視や統制の手段ではなく、国民の利便性の向上に資するデジタル化を目指していく」と訴えた。

共産党の塩川鉄也氏

塩川鉄也氏は「保険証を“人質”に、窓口負担を増やしてまで、カードの取得・利用を強要することは許されない」と批判した。
塩川氏は、資格を有することを示す保険証を被保険者に届けることは国・保険者の責務だと指摘し、申請交付のマイナ保険証と資格確認書に置き換えるのは、「責任放棄であり、国民皆保険制度をゆるがすものだ」と追及。
加藤勝信厚生労働大臣は「マイナ保険証には多くのメリットがある」などとまともに答弁しなかった。

立憲民主党はマイナンバー法改正案に賛成しそうですね。
日本維新の会は賛成に回ると思われます。
私は健康保険証の廃止に反対です。

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g21109046.htm

法律案です。




参考

[マイナンバー法改正案] 3月7日、マイナンバーカードと健康保険証の一体化など 改正案閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498583713.html

[マイナンバー法改正案] マイナンバーカード、海外で交付可能に 法改正を検討
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/494785179.html
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[出入国管理法改正案] 4月13日、“収容の在り方見直す” 出入国管理法改正案が衆院本会議で審議入り

[出入国管理法改正案] 4月13日、“収容の在り方見直す” 出入国管理法改正案が衆院本会議で審議入り

“収容の在り方見直す” 出入国管理法改正案 衆院で審議入り
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230413/k10014037521000.html


2023年4月13日のNHKニュースより転載

外国人の収容の在り方を見直す出入国管理法などの改正案が衆議院本会議で審議入りし、おととし廃案になった経緯も踏まえ、議論が行われました。

外国人の収容の在り方を見直す出入国管理法などの改正案は、おととしも提出されていましたが、野党側が内容が不適切だなどと批判し、収容施設でスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった事案も重なって廃案となりました。

この改正案について、政府は、おととしの内容の一部を修正したうえで今の国会に再提出し、13日、衆議院本会議で審議入りしました。

今回の改正案でも▽難民申請中は強制送還が停止される規定について、申請を繰り返すことで送還を逃れようとするケースがあるとして、3回目の申請以降は「相当の理由」を示さなければ適用しないことや▽退去するまでの間、施設に収容するとしていた原則を改め、入管が認めた「監理人」と呼ばれる支援者らのもとで生活することを認めること、それに▽難民の認定基準を満たさないケースでも、紛争から逃れてきた人などを難民に準じて保護の対象とする新たな制度の創設など、法案の大枠は維持しています。

一方で、修正点として▽収容の長期化を可能なかぎり避けるため、収容を続けるべきか3か月ごとに検討する制度を新たに盛り込んだほか▽「監理人」に求めようとしていた生活状況などの定期的な報告義務をなくすなどとしています。

13日の質疑で、立憲民主党の山田勝彦氏は「そもそも、この法案は2年前に廃案になった法案だ。入管行政の改悪を許すわけにはいかない。改正すべきは難民申請の制限などではなく、難民認定制度の改革だ。独立した第三者機関を創設すべきだ」とただしました。

これに対し、齋藤法務大臣は「送還忌避・長期収容問題は、早期に解決すべき、喫緊の課題だ。前回の法案審議以降、さまざまな方々から意見や指摘を聞き、真摯(しんし)に受け止めたうえで修正すべき点は修正し、改めて提出するに至った」と述べました。

そのうえで「難民認定手続きは、出入国在留管理行政上のさまざまな手続きと密接に関連していることから、入管庁において行うことが適当で、独立した機関の設置は考えていない」と述べました。

日本維新の会の沢田良氏は「おととしの審議の際、不法残留や収容の長期化など現行法上の多くの課題が指摘されていたにもかかわらず必要な改正ができなかったことは立法府として反省しなければならない」と述べました。

これに対し、齋藤法務大臣は「この法案は現行法下の課題を一体的に解決し、入管行政を取り巻く情勢に適切に対応できる」と述べました。

共産党の本村伸子氏は「難民申請3回目以降は送還が可能となっているが、生命や自由が脅かされるおそれがある国への追放・送還を禁じた難民条約に明らかに反している」とただしました。

これに対し、齋藤法務大臣は「3回目以降も、難民と認定すべき相当の理由がある資料を提出すれば、送還は停止されることとし、万が一にも、本来保護されるべき者が送還されることがないようにしており、難民条約に反した送還が行われることはない」と述べました。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54519&media_type=

2023年4月13日 (木)
本会議 (1時間30分)

案件:
日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とオーストラリアとの間の協定の実施に関する法律案(211国会閣33)
日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の実施に関する法律案(211国会閣34)
気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案(211国会閣32)
令和三年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予算総則第十九条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)
令和三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予算総則第十九条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)(承諾を求めるの件)
不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案(211国会閣27)
合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案(211国会閣31)
医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律の一部を改正する法律案(211国会閣38)
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案(211国会閣41)
海上運送法等の一部を改正する法律案(211国会閣42)
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)
出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案(211国会閣48)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  01分
 鬼木誠(安全保障委員長)  13時 03分  02分
 古賀篤(環境委員長)  13時 05分  03分
 江田憲司(決算行政監視委員長)  13時 08分  06分
 稲田朋美(消費者問題特別委員長)  13時 14分  03分
 笹川博義(農林水産委員長)  13時 17分  02分
 大西英男(内閣委員長)  13時 19分  03分
 伊藤忠彦(法務委員長)  13時 22分  03分
 木原稔(国土交通委員長)  13時 25分  02分
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  13時 27分  05分
 齋藤健(法務大臣)  13時 32分  05分
 山田勝彦(立憲民主党・無所属)  13時 37分  20分
 沢田良(日本維新の会)  13時 57分  20分
 本村伸子(日本共産党)  14時 17分  12分


齋藤健・出入国管理法改正案・趣旨説明・衆院本会議.PNG
出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案の趣旨説明を行う齋藤健法務大臣


【衆院本会議】山田勝彦衆院議員、国際基準からはずれた政府の入管法改悪を批判
https://cdp-japan.jp/news/20230413_5866


2023年4月13日の立憲民主党HPより転載

 衆院本会議で4月13日、「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案」の代表質問が行われ、山田勝彦衆院議員が登壇しました。

 山田議員は冒頭、「そもそもこの法案は2年前、廃案になった法案ではないですか?齋藤大臣もご承知のとおり、この法案は2年前、名古屋入管で収容中のスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんが医療体制の不備により死亡したのをきっかけに、外国人の命と人権を奪う入管行政に対し、野党や国内外からの批判が殺到し、政府与党は成立を断念し廃案にすることを決めました。この時、自民党のある幹部は「国際社会の批判もあり、強行採決はメリットがない」と語っています。いったい、この2年間で何が変わったというのでしょうか?まさか、ウィシュマさん事件のほとぼりが冷めた今が、絶好の機会だと捉えているのでしょうか?私たち野党の議員、そして、国民の皆様も決してウィシュマさんの死を忘れることはありません。そして、もうこれ以上、入管行政の改悪を許すわけにはいきません」と訴えました。

 そして、現行入管法で改正すべきは、「難民申請の回数を制限することでもなく、監理人措置制度を設けることでもありません。改正すべきは、難民認定を入管庁から切り離す等の難民認定の制度改革です。国際基準に合致し、行政府から独立した第三者機関による『難民等保護委員会』を創設すべき」と提案しました。


山田勝彦・出入国管理法改正案・質疑・衆院本会議.PNG
立憲民主党の山田勝彦氏


入管法改定案審議入り 人権無視 再提出許されない 本村議員が厳しく批判 衆院本会議
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-04-14/2023041401_01_0.html


2023年4月14日の赤旗より転載

 難民認定申請中の本国への送還を一部可能とし、国際社会からも強く批判されている無期限・長期収容を維持する入管法改定案が13日、衆院本会議で審議入りしました。2021年に廃案となったものと骨格は同じ。日本共産党の本村伸子議員は「あれほど外国人の人権無視と批判されたものを再び提出する政府の傲慢(ごうまん)な姿勢は許されない」と厳しく批判しました。(質問要旨

 同改定案は、難民認定申請中は送還が停止される規定(送還停止効)に例外を設け、3回目以降は申請中でも本国への送還を可能とします。本村氏は、生命や自由が脅かされる恐れがある国への追放・送還を禁じた難民条約第33条に明らかに反すると主張しました。

 本村氏は、「在留資格を失った外国人を全て収容する『全件収容主義』のもと、まともな医療すら受けられない長期収容が常態化し、死亡事件も相次いでいる」と指摘。名古屋入管で死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんはその犠牲者にほかならないとして、全てのビデオと資料を提出し、完全な第三者による事件の真相究明を行うよう求めました。

 斎藤健法相は「調査は尽くされている」と真相究明に背を向けました。

 本村氏は、自主的に退去しない外国人に罰則を科す退去命令制度の創設は、日本で生まれ育ち日本語しか話せない人、日本に家族や恋人がいる人を犯罪者扱いするもので、「絶対にあってはならない」と主張しました。

 さらに、支援者などに監視の役目を負わせる監理措置制度について、収容か監理措置かの判断が入管庁に委ねられると批判しました。

 国連自由権規約委員会が、収容期間の上限の設定や、収容への裁判所の実効的な審査を確保するよう勧告するなか、斎藤法相は「事前の司法審査や収容期間の上限は必要ない」と答弁しました。


本村伸子・出入国管理法改正案・質疑・衆院本会議.PNG
共産党の本村伸子氏



4月13日、衆院本会議。
出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案(出入国管理法改正案)を議題とした。
齋藤健法務大臣より趣旨説明を聴取した。

代表質問を行った。

立憲民主党の山田勝彦氏、日本維新の会の沢田良氏、共産党の本村伸子氏が、齋藤健法務大臣に対し、それぞれ質疑を行った。

野党は亡くなったスリランカ人の擁護ばかり。
スリランカ人の死亡と入管法改正案は切り離すべき。
条約上の難民には当たらないが保護の必要がある外国人を「準難民」として受け入れる仕組みを制度化するのでウクライナ避難民が増える。
偽装難民も増えるかも知れない。
また、レズビアンの女性が難民申請をし断られたが裁判で勝訴し、難民と認められたという(政府が控訴しなかったとか)。
日本がLGBTの受け皿になる必要はない。
入管法改正について、野党を擁護出来ない。
日本は治安が悪化すると思われます。

#偽装難民反対

出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g21109048.htm

法律案です。




関連

入管施設で死亡した女性の映像「原告側が勝手に編集」齋藤法相(NHKニュース2023年4月7日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498958153.html




参考

[出入国管理法改正案] 3月7日、外国人収容の在り方見直す出入国管理法などの改正案 閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498574724.html

[出入国管理法改正案] 2月22日、出入国管理法などの改正案 3月上旬にも国会に再提出へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498356814.html

[出入国管理法改正案] 1月12日、一部修正し通常国会に再提出で調整
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/496933069.html




関連(廃案)

[出入国管理法改正案] 9月7日、臨時国会再提出 見送る方向で調整
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/491334879.html

[出入国管理法改正案] 1月9日、入管法改正案の再提出見送り 政府、参院選へ影響懸念
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485143156.html

[出入国管理法改正案] 5月18日、入管難民法改正案は廃案へ 政府与党が今国会での成立見送る方針
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481564380.html

[出入国管理法改正案] 4月16日、出入国管理法改正案が衆院本会議で審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481062656.html

[出入国管理法改正案] 2月19日、入管法など改正案を閣議決定 国外退去処分の外国人に「監理措置」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480114391.html
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[健康保険法改正案] 4月13日、後期高齢者医療制度「保険料上限額引き上げ」 改正案 衆院通過 立憲、維新、共産党、有志の会、れいわ新選組は反対

[健康保険法改正案] 4月13日、後期高齢者医療制度「保険料上限額引き上げ」 改正案 衆院通過 立憲、維新、共産党、有志の会、れいわ新選組は反対

衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54460&media_type=

2023年3月22日 (水)
厚生労働委員会 (4時間19分)

案件:
厚生労働関係の基本施策に関する件
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  9時 00分  01分
 勝目康(自由民主党・無所属の会)  9時 01分  27分
 佐藤英道(公明党)  9時 28分  26分
 西村智奈美(立憲民主党・無所属)  9時 54分  31分
 野間健(立憲民主党・無所属)  10時 25分  32分
 大西健介(立憲民主党・無所属)  10時 57分  33分
 池下卓(日本維新の会)  11時 30分  20分
 一谷勇一郎(日本維新の会)  11時 50分  21分
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  13時 00分  01分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  13時 00分  20分
 宮本徹(日本共産党)  13時 20分  21分
 仁木博文(有志の会)  13時 41分  16分
 加藤勝信(厚生労働大臣)  13時 57分  05分

答弁者等
大臣等(建制順):
 大串正樹(デジタル副大臣兼内閣府副大臣)
 尾身朝子(総務副大臣)
 伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)
 中川貴元(総務大臣政務官)


加藤勝信・健康保険法改正案・趣旨説明・衆院厚生労働委員会.PNG
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案の趣旨説明を行う加藤勝信厚生労働大臣


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54471&media_type=

2023年3月29日 (水)
厚生労働委員会 (7時間10分)

案件:
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)
参考人出頭要求に関する件

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  9時 00分  01分
 田畑裕明(自由民主党・無所属の会)  9時 01分  31分
 古屋範子(公明党)  9時 32分  27分
 小川淳也(立憲民主党・無所属)  9時 59分  37分
 中島克仁(立憲民主党・無所属)  10時 36分  37分
 阿部知子(立憲民主党・無所属)  11時 13分  35分
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  13時 00分  01分
 吉田統彦(立憲民主党・無所属)  13時 00分  41分
 井坂信彦(立憲民主党・無所属)  13時 41分  42分
 遠藤良太(日本維新の会)  14時 23分  39分
 吉田とも代(日本維新の会)  15時 02分  36分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  15時 38分  37分
 宮本徹(日本共産党)  16時 15分  36分
 仁木博文(有志の会)  16時 51分  25

答弁者等
大臣等(建制順):
 加藤勝信(厚生労働大臣)
 和田義明(内閣府副大臣)
 伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)
 本田顕子(厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官)
参考人等(発言順):
 楠岡英雄(参考人 独立行政法人国立病院機構理事長)



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54487&media_type=

2023年4月4日 (火)
厚生労働委員会 (3時間39分)

案件:
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  9時 00分  02分
 佐野雅宏(参考人 健康保険組合連合会副会長)  9時 02分  07分
 草場鉄周(参考人 一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会理事長 医療法人北海道家庭医療学センター理事長)  9時 09分  16分
 川崎真規(参考人 株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門上席主任研究員/シニアマネジャー)  9時 25分  11分
 釜萢敏(参考人 公益社団法人日本医師会常任理事)  9時 36分  14分
 伊藤周平(参考人 鹿児島大学法文学部教授)  9時 50分  17分
 高階恵美子(自由民主党・無所属の会)  10時 07分  23分
 中島克仁(立憲民主党・無所属)  10時 30分  21分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  10時 51分  22分
 池下卓(日本維新の会)  11時 13分  20分
 佐藤英道(公明党)  11時 33分  19分
 宮本徹(日本共産党)  11時 52分  22分
 仁木博文(有志の会)  12時 14分  22分



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54495&media_type=

2023年4月5日 (水)
厚生労働委員会 (7時間17分)

案件:
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  9時 03分  01分
 高木宏壽(自由民主党・無所属の会)  9時 04分  31分
 大岡敏孝(自由民主党・無所属の会)  9時 35分  31分
 早稲田ゆき(立憲民主党・無所属)  10時 06分  36分
 大西健介(立憲民主党・無所属)  10時 42分  35分
 山井和則(立憲民主党・無所属)  11時 17分  40分
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  13時 00分  01分
 阿部知子(立憲民主党・無所属)  13時 00分  42分
 中島克仁(立憲民主党・無所属)  13時 42分  39分
 池下卓(日本維新の会)  14時 21分  38分
 一谷勇一郎(日本維新の会)  14時 59分  38分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  15時 37分  35分
 宮本徹(日本共産党)  16時 12分  36分
 仁木博文(有志の会)  16時 48分  26分

答弁者等
大臣等(建制順):
 加藤勝信(厚生労働大臣)
 伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)
 自見はなこ(内閣府大臣政務官)
 本田顕子(厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官)



子ども医療費 政府を追及 宮本議員 “有料化”押し付けるな 健康保険法等改定案 衆院委で可決
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-04-13/2023041301_04_0.html


2023年4月13日の赤旗より転載

 75歳以上の医療保険料引き上げなどを盛り込んだ健康保険法等改定案が12日の衆院厚生労働委員会で、自民、公明、国民の賛成多数で可決されました。日本共産党、立民、維新は反対しました。

 日本共産党の宮本徹議員は質疑で、岸田政権が少子化対策の「たたき台」で、子どもの医療費有料化を自治体に求めていく方針を示していることを追及。加藤勝信厚労相が子どもの医療費無料化で「不適切な抗生物質の投与が増える」と述べてきましたが、佐原康之健康局長は、子どもの抗菌薬使用量は2015年に比べ19年は23%、20年は52%減少していると答弁しました。宮本氏は、無料化が進むなかで「小児における抗生物質の使用量は減ってきている」と述べ、過去のデータを根拠にすべきでないと批判しました。

 加藤厚労相は、子どもの医療費無料化で「比較的健康な子どもの受診が増える」とも述べています。宮本氏は、それを根拠とする論文によれば、自己負担があった場合、月3回以上の受診について「健康」とされるグループに比べ「病気」とされるグループの方が受診の減少幅が大きいと指摘。自己負担が、必要な治療の抑制につながることを直視すべきだと主張しました。

 加藤厚労相は、「比較的健康」な子どもの受診を減らすことで症状の重い患者に医療資源(人材・物資)を分け充てる効果があるとの報告に言及。宮本氏は「安心して医療にかかれるようにすることで健康と命を守っていく方がはるかに大事だ」と強調しました。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54518&media_type=

2023年4月12日 (水)
厚生労働委員会 (6時間33分)

案件:
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  9時 00分  02分
 土田慎(自由民主党・無所属の会)  9時 02分  17分
 吉田久美子(公明党)  9時 19分  21分
 井坂信彦(立憲民主党・無所属)  9時 40分  30分
 西村智奈美(立憲民主党・無所属)  10時 10分  28分
 野間健(立憲民主党・無所属)  10時 38分  32分
 山井和則(立憲民主党・無所属)  11時 10分  31分
 中島克仁(立憲民主党・無所属)  11時 41分  27分
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  13時 05分  01分
 遠藤良太(日本維新の会)  13時 05分  32分
 吉田とも代(日本維新の会)  13時 37分  28分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  14時 05分  21分
 宮本徹(日本共産党)  14時 26分  21分
 仁木博文(有志の会)  14時 47分  17分
 小泉進次郎(自由民主党・無所属の会)  15時 04分  06分
 吉田久美子(公明党)  15時 10分  05分
 早稲田ゆき(立憲民主党・無所属)  15時 15分  09分
 小川淳也(立憲民主党・無所属)  15時 24分  16分
 池下卓(日本維新の会)  15時 40分  13分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  15時 53分  07分
 宮本徹(日本共産党)  16時 00分  05分
 仁木博文(有志の会)  16時 05分  06分
 中島克仁(立憲民主党・無所属)  16時 11分  03分
 吉田とも代(日本維新の会)  16時 14分  03分
 佐藤英道(公明党)  16時 17分  03分
 宮本徹(日本共産党)  16時 20分  04分

答弁者等
大臣等(建制順):
 岸田文雄(内閣総理大臣)
 加藤勝信(厚生労働大臣)
 伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)


宮本徹・健康保険法改正案・反対討論.PNG
共産党の宮本徹氏

健康保険法改正案・衆院厚生労働委員会・可決.PNG
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案が衆院厚生労働委員会で可決


後期高齢者医療制度「保険料上限額引き上げ」 改正案 衆院通過
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230413/k10014037371000.html


2023年4月13日のNHKニュースより転載

75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度の保険料の上限額を引き上げることを盛り込んだ健康保険法などの改正案は、13日の衆議院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送られました。

健康保険法などの改正案は、これまで原則、現役世代が負担していた出産育児一時金の財源を、後期高齢者医療制度からも捻出するため、加入者が所得などに応じて支払う保険料の上限額を段階的に引き上げるためのものです。

法案が成立すれば、厚生労働省は後期高齢者医療制度の保険料の上限を、
今の上限66万円から、
▽2024年度には73万円、
▽2025年度には80万円に引き上げる方針で、
2年間で全体のおよそ4割の人の保険料が増える見通しだとしています。

改正案は13日の衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や国民民主党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54519&media_type=

2023年4月13日 (木)
本会議 (1時間30分)

案件:
日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とオーストラリアとの間の協定の実施に関する法律案(211国会閣33)
日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の実施に関する法律案(211国会閣34)
気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案(211国会閣32)
令和三年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予算総則第十九条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)(承諾を求めるの件)
令和三年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)
令和三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)
令和三年度特別会計予算総則第十九条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)(承諾を求めるの件)
不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案(211国会閣27)
合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案(211国会閣31)
医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律の一部を改正する法律案(211国会閣38)
刑事訴訟法等の一部を改正する法律案(211国会閣41)
海上運送法等の一部を改正する法律案(211国会閣42)
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(211国会閣16)
出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案(211国会閣48)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  01分
 鬼木誠(安全保障委員長)  13時 03分  02分
 古賀篤(環境委員長)  13時 05分  03分
 江田憲司(決算行政監視委員長)  13時 08分  06分
 稲田朋美(消費者問題特別委員長)  13時 14分  03分
 笹川博義(農林水産委員長)  13時 17分  02分
 大西英男(内閣委員長)  13時 19分  03分
 伊藤忠彦(法務委員長)  13時 22分  03分
 木原稔(国土交通委員長)  13時 25分  02分
 三ッ林裕巳(厚生労働委員長)  13時 27分  05分
 齋藤健(法務大臣)  13時 32分  05分
 山田勝彦(立憲民主党・無所属)  13時 37分  20分
 沢田良(日本維新の会)  13時 57分  20分
 本村伸子(日本共産党)  14時 17分  12分


三ッ林裕巳(厚生労働委員長)・健康保険法改正案.PNG
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案が委員会で可決したことを報告する三ッ林裕巳(厚生労働委員長)

健康保険法改正案・衆院通過.PNG
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案が衆院通過



3月22日、衆院厚生労働委員会。
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(健康保険法改正案)を議題とした。
加藤勝信厚生労働大臣より趣旨説明を聴取した。


第211回国会3月29日厚生労働委員会ニュース (PDF 207KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou21120230329005.pdf/$File/kourou21120230329005.pdf

3月29日、衆院厚生労働委員会。
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(健康保険法改正案)を議題とした。

自民党の田畑裕明氏、公明党の古屋範子氏、立憲民主党の小川淳也氏、立憲民主党の中島克仁氏、立憲民主党の阿部知子氏が、加藤勝信厚生労働大臣、和田義明(内閣府副大臣)、伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)、本田顕子(厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官)、楠岡英雄(参考人 独立行政法人国立病院機構理事長)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

衆院厚生労働委員会は休憩に入った。

休憩前に引き続き質疑を行った。

立憲民主党の吉田統彦氏、立憲民主党の井坂信彦氏、日本維新の会の遠藤良太氏、日本維新の会の吉田とも代氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、加藤勝信厚生労働大臣、和田義明(内閣府副大臣)、伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)、本田顕子(厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官)、楠岡英雄(参考人 独立行政法人国立病院機構理事長)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。


第211回国会4月4日厚生労働委員会ニュース (PDF 131KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou21120230404006.pdf/$File/kourou21120230404006.pdf

4月4日、衆院厚生労働委員会。
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(健康保険法改正案)を議題とした。

参考人質疑を行った。

佐野雅宏(参考人 健康保険組合連合会副会長)、草場鉄周(参考人 一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会理事長 医療法人北海道家庭医療学センター理事長)、川崎真規(参考人 株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門上席主任研究員/シニアマネジャー)、釜萢敏(参考人 公益社団法人日本医師会常任理事)、伊藤周平(参考人 鹿児島大学法文学部教授)より意見を聴取した。

自民党の高階恵美子氏、立憲民主党の中島克仁氏、国民民主党の田中健氏、日本維新の会の池下卓氏、公明党の佐藤英道氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、佐野雅宏(参考人 健康保険組合連合会副会長)、草場鉄周(参考人 一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会理事長 医療法人北海道家庭医療学センター理事長)、川崎真規(参考人 株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門上席主任研究員/シニアマネジャー)、釜萢敏(参考人 公益社団法人日本医師会常任理事)、伊藤周平(参考人 鹿児島大学法文学部教授)に対し、それぞれ質疑を行った。


第211回国会4月5日厚生労働委員会ニュース (PDF 211KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou21120230405007.pdf/$File/kourou21120230405007.pdf

4月5日、衆院厚生労働委員会。
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(健康保険法改正案)を議題とした。

自民党の高木宏壽氏、自民党の大岡敏孝氏、立憲民主党の早稲田ゆき氏、立憲民主党の大西健介氏、立憲民主党の山井和則氏が、加藤勝信厚生労働大臣、伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)、自見はなこ(内閣府大臣政務官)、本田顕子(厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

衆院厚生労働委員会は休憩に入った。

休憩前に引き続き質疑を行った。

立憲民主党の阿部知子氏、立憲民主党の中島克仁氏、日本維新の会の池下卓氏、日本維新の会の一谷勇一郎氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、加藤勝信厚生労働大臣、伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)、自見はなこ(内閣府大臣政務官)、本田顕子(厚生労働大臣政務官兼内閣府大臣政務官)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。


4月12日、衆院厚生労働委員会。
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(健康保険法改正案)を議題とした。

自民党の土田慎氏、公明党の吉田久美子氏、立憲民主党の井坂信彦氏、立憲民主党の西村智奈美氏、立憲民主党の野間健氏、立憲民主党の山井和則氏、立憲民主党の中島克仁氏が、加藤勝信厚生労働大臣、伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

衆院厚生労働委員会は休憩に入った。

休憩前に引き続き質疑を行った。

日本維新の会の遠藤良太氏、日本維新の会の吉田とも代氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、加藤勝信厚生労働大臣、伊佐進一(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

岸田文雄内閣総理大臣に対し、締め括りの質疑を行った。

自民党の小泉進次郎氏、公明党の吉田久美子氏、立憲民主党の早稲田ゆき氏、立憲民主党の小川淳也氏、日本維新の会の池下卓氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文が、岸田文雄内閣総理大臣に対し、それぞれ質疑を行った。

共産党の宮本徹氏

宮本徹氏は質疑で、岸田政権が少子化対策の「たたき台」で、子どもの医療費有料化を自治体に求めていく方針を示していることを追及。
加藤勝信厚労相が子どもの医療費無料化で「不適切な抗生物質の投与が増える」と述べてきたが、佐原康之健康局長は、子どもの抗菌薬使用量は2015年に比べ19年は23%、20年は52%減少していると答弁した。
宮本氏は、無料化が進むなかで「小児における抗生物質の使用量は減ってきている」と述べ、過去のデータを根拠にすべきでないと批判した。

質疑を終局した。

討論を行った。

立憲民主党の中島克仁氏が反対討論を行った。

日本維新の会の吉田とも代氏が反対討論を行った。

公明党の佐藤英道氏が賛成討論を行った。

共産党の宮本徹氏が反対討論を行った。

採決を行ったところ、賛成多数で可決した。


4月13日、衆院本会議。
全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(健康保険法改正案)を議題とした。
三ッ林裕巳(厚生労働委員長)の報告は可決。
採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

議案名「全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」の審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DD7E8E.htm

衆議院審議時賛成会派 自由民主党・無所属の会; 公明党; 国民民主党・無所属クラブ
衆議院審議時反対会派 立憲民主党・無所属; 日本維新の会; 日本共産党; 有志の会; れいわ新選組

健康保険法改正案は、少子高齢化や人口減少を踏まえ、負担能力がある後期高齢者の保険料見直しを明記。
年金収入が153万円を超える75歳以上の保険料を収入に応じて引き上げ、年間上限額も66万円から80万円に見直す。

物価高騰の中で年金収入が153万を超える75歳以上の保険料の引き上げ。
後期高齢者イジメである。

全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g21109016.htm

法律案です。




参考

[健康保険法改正案] 3月16日、後期高齢者保険料上限引き上げ 健康保険法改正案が衆院本会議で審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498614788.html

[健康保険法改正案] 2月10日、出産育児一時金の財源 75歳以上の後期高齢者も負担へ 閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498136886.html




関連

[健康保険法改正案] 出産一時金50万円に増額、財源は75歳以上の負担増で確保
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498042519.html

「出産育児一時金」大幅増額の財源 75歳以上も負担 検討へ(NHKニュース2022年9月29日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/491992012.html
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