2023年04月02日

ブラジルと中国がドルを放棄する協定に署名(ロシアトゥデイ2023年3月30日)

ブラジルと中国がドルを放棄する協定に署名(ロシアトゥデイ2023年3月30日)
https://www.rt.com/business/573852-brazil-china-abandon-dollar/


30 Mar, 2023 RTより転載

The two BRICS nations will now reportedly trade in their own currencies

「2つのBRICS諸国は現在、自国の通貨で取引されると伝えられています。」

Beijing and Brasilia have signed an agreement on trade in mutual currencies, abandoning the US dollar as an intermediary, and are also planning to expand cooperation on food and minerals.

北京とブラジリアは相互通貨の貿易に関する協定に調印し仲介者としての米ドルを放棄し食品や鉱物に関する協力の拡大も計画しています。

According to media reports, the deal will enable the two BRICS members to conduct their massive trade and financial transactions directly, exchanging renminbi for real and vice versa, instead of using the US dollar for settlements.

メディアの報道によると、この取引により、2つのBRICSメンバーは、決済に米ドルを使用する代わりに、人民元をレアルと交換して、大規模な貿易及び金融取引を直接行うことができるようになります。

“The expectation is that this will reduce costs... promote even greater bilateral trade and facilitate investment,” AFP quoted the Brazilian Trade and Investment Promotion Agency as saying on Wednesday.

AFPは水曜日、ブラジル貿易投資促進庁の声明を引用し、「これによりコストが削減され、二国間貿易がさらに促進され、投資が促進されることが期待されている」と述べた。

The countries also reportedly announced the creation of a clearinghouse that will provide settlements without the US dollar, as well as lending in national currencies. The move is aimed at facilitating and reducing the cost of transactions between the sides, and getting rid of dollar dependence in bilateral relations.

伝えられるところによると、これらの国はまた、米ドルなしで決済を提供し、自国通貨での融資を提供するクリアリングハウスの創設を発表した.この動きは、双方間の取引コストを促進および削減し、二国間関係におけるドル依存を取り除くことを目的としています。

The People's Bank of China (PBOC) announced earlier that such arrangements will boost the usage of the renminbi for cross-border transactions between enterprises and financial institutions in the two countries, and further facilitate bilateral trade and investment.

中国人民銀行(PBOC)は先に、このような取り決めにより、両国の企業と金融機関間の国境を越えた取引での人民元の使用が促進され、二国間の貿易と投資がさらに促進されると発表しました。




「2つのBRICS諸国は現在、自国の通貨で取引されると伝えられています。」
北京とブラジリアは相互通貨の貿易に関する協定に調印し仲介者としての米ドルを放棄し食品や鉱物に関する協力の拡大も計画しています。
メディアの報道によると、この取引により、2つのBRICSメンバーは、決済に米ドルを使用する代わりに、人民元をレアルと交換して、大規模な貿易及び金融取引を直接行うことができるようになります。




関連ツイート



hazukinotaboo
@hazukinotaboo2
ブラジルと中国がドルを放棄する協定に署名 https://rt.com/business/573852-brazil-china-abandon-dollar/
「2つのBRICS諸国は現在、自国の通貨で取引されると伝えられています。」北京とブラジリアは相互通貨の貿易に関する協定に調印し仲介者としての米ドルを放棄し食品や鉱物に関する協力の拡大も計画しています。(RT2023年3月30日)


https://twitter.com/hazukinotaboo2/status/1642145297991348225
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米バイデン政権 EV購入で税制優遇 日本には厳しい条件に(NHKニュース2023年4月1日)

米バイデン政権 EV購入で税制優遇 日本には厳しい条件に(NHKニュース2023年4月1日)

米バイデン政権 EV購入で税制優遇 日本には厳しい条件に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230401/k10014026241000.html


2023年4月1日のNHKニュースより転載

アメリカのバイデン政権は、EV=電気自動車の購入者が日本円で最大100万円程度の税制優遇を受けられる仕組みの条件を発表しました。優遇策は北米地域で組み立てられたEVが対象で、日本メーカーにとっては厳しい条件となります。

バイデン政権は去年8月、気候変動対策に巨額の予算を盛り込んだ法律を成立させ、EVの普及に向けて購入者が最大7500ドル、日本円で100万円程度の税制優遇を受けられる仕組みを盛り込みました。

優遇の対象は北米地域で最終的に組み立てられたことが前提条件で、さらにEVに欠かせない重要鉱物と蓄電池についても条件が設定され、アメリカの財務省は3月31日、その詳細を発表しました。

それによりますと、重要鉱物の抽出と加工はアメリカと、アメリカがFTA=自由貿易協定を結ぶ国、それに日本なども含まれることになりましたが、蓄電池の部材は北米地域での製造・組み立てが条件で、その割合は徐々に引き上げられ、2029年には100%になります。

アメリカとしては、EVの供給網で高いシェアを誇る中国に対抗するとともに、国内の産業振興にもつなげたいねらいがあると見られています。

日本や韓国などは自国メーカーが不利になるとして、アメリカに見直しを求めてきた経緯があります。

日本メーカーは、巨大市場のアメリカで現地生産に向けた投資を加速させていますが、現時点では日本の多くのEVが税制優遇の対象外となる見込みで厳しい条件となります。


ジョー・バイデン・EV.PNG
ジョー・バイデン大統領



アメリカのバイデン政権は、EV=電気自動車の購入者が日本円で最大100万円程度の税制優遇を受けられる仕組みの条件を発表した。
優遇策は北米地域で組み立てられたEVが対象で、日本メーカーにとっては厳しい条件となる。
アメリカの財務省は3月31日、その詳細を発表した。
それによると、重要鉱物の抽出と加工はアメリカと、アメリカがFTA=自由貿易協定を結ぶ国、それに日本なども含まれることになったが、蓄電池の部材は北米地域での製造・組み立てが条件で、その割合は徐々に引き上げられ、2029年には100%になる。
日本メーカーは、巨大市場のアメリカで現地生産に向けた投資を加速させているが、現時点では日本の多くのEVが税制優遇の対象外となる見込みで厳しい条件となる。

アメリカのEV優遇策 日本メーカーも対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定を締結(TBSニュース2023年3月28日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498841839.html

3月28日、政府は、アメリカと重要鉱物のサプライチェーンを強化する協定を結んだと発表した。
日本で採取された鉱物を使ったEV=電気自動車もアメリカで税制優遇を受けられる見込み。
日米協定は何だったのか。




参考

アメリカのEV優遇策 日本メーカーも対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定を締結(TBSニュース2023年3月28日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498841839.html

日本メーカーもEV税制優遇対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定に署名へ(TBSニュース2023年3月28日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498841064.html

米のEV優遇、日本企業も恩恵 重要鉱物で「FTA相当」(共同通信2023年3月21日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498671924.html

[日米FTA] 1月24日、EV税優遇は新たな日米協定が必要 イエレン財務長官が言及 現在の日米貿易協定は「ミニ協定」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498305705.html
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アメリカのEV優遇策 日本メーカーも対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定を締結(TBSニュース2023年3月28日)

アメリカのEV優遇策 日本メーカーも対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定を締結(TBSニュース2023年3月28日)

アメリカのEV優遇策 日本メーカーも対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定を締結
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/402543?display=1


2023年3月28日のTBSニュースより転載

政府は、アメリカと重要鉱物のサプライチェーンを強化する協定を結んだと発表しました。日本で採取された鉱物をつかったEV=電気自動車もアメリカで税制優遇を受けられる見込みです。

アメリカのバイデン政権が成立させたインフレ抑制法では、EV=電気自動車の購入の際に税制優遇を受けるためには、電池に使うリチウムなどの重要鉱物の一定割合が、アメリカか、アメリカと自由貿易協定を結ぶ国から調達されていることが条件となっていました。

こうしたなか政府は、日米で重要鉱物のサプライチェーンを強化する協定に署名したと発表しました。

日米間では法律上、自由貿易協定を結んだ国とはなっていませんでしたが、この署名で同等の扱いとなりました。

これにより今後、日本で採取されたり、加工されたりした重要鉱物を使ったEVは、税額控除などを受けられる見込みです。




政府は、アメリカと重要鉱物のサプライチェーンを強化する協定を結んだと発表した。
日本で採取された鉱物を使ったEV=電気自動車もアメリカで税制優遇を受けられる見込み。

日米重要鉱物サプライチェーン強化協定の署名(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230328007/20230328007.html

2023年3月28日

「3月28日、ワシントンD.C.の米国通商代表部において、冨田浩司駐米国日本国特命全権大使とキャサリン・タイ米国通商代表(H.E. Ambassador Katherine Tai, United States Trade Representative)との間で、「重要鉱物のサプライチェーンの強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」(日米重要鉱物サプライチェーン強化協定)の署名が行われ、この署名により同協定が発効しました。

この協定は、今後も電気自動車のバッテリーの大幅な需要拡大が見込まれる中、その生産に不可欠な重要鉱物を確保することが喫緊の課題となっていることも踏まえ、そのような重要鉱物について、持続可能で衡平なサプライチェーンの確保に向けた協力の強化を通じ、米国のインフレ削減法の目的の達成に資するとともに、日米、更には同志国との連携による強靱なサプライチェーンの構築を目指すためのものです。

関連資料

協定本文(和)リンク(PDF形式:184KB)PDFファイル
https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230328007/20230328007-j.pdf

協定本文(英)リンク(PDF形式:187KB)PDFファイル
https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230328007/20230328007-e.pdf

日本メーカーもEV税制優遇対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定に署名へ(TBSニュース2023年3月28日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498841064.html

3月28日、西村経済産業大臣は、日本とアメリカの間で重要鉱物のサプライチェーンを強化する協定を結ぶと明らかにした。
日本で採取された鉱物を使ったEV=電気自動車もアメリカで税制優遇を受けられる見込み。
西村大臣は閣議後の会見で、日米で重要鉱物のサプライチェーンを強化する協定への署名について、閣議決定したと明らかにした。

「重要鉱物のサプライチェーンの強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の署名について」を閣議決定している。

閣議決定した日に日米協定の署名を行い協定が発効した。

米のEV優遇、日本企業も恩恵 重要鉱物で「FTA相当」(共同通信2023年3月21日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498671924.html

3月21日、北米製の電気自動車(EV)に対する米国の優遇策を巡り、部品などを供給する日本企業も恩恵を受けられる方向で日米両政府が調整していることが分かった。
EVに使われる重要鉱物の調達先の一定割合を米国内か自由貿易協定(FTA)締結国にするという要件を緩和し、米国とFTAを結んでいない日本を締結国相当として扱う。

正式な日米FTAを締結してなくても恩恵が受けられるのかと思ったら、罠ですね。
「重要鉱物のサプライチェーンの強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の署名」に合意しなければならなかった訳です。
閣議決定だけで重要な署名を行うなと思います。




参考

日本メーカーもEV税制優遇対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協定に署名へ(TBSニュース2023年3月28日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498841064.html

米のEV優遇、日本企業も恩恵 重要鉱物で「FTA相当」(共同通信2023年3月21日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498671924.html

[日米FTA] 1月24日、EV税優遇は新たな日米協定が必要 イエレン財務長官が言及 現在の日米貿易協定は「ミニ協定」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498305705.html
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