2023年03月20日

[日印首相会談] 3月20日、法の支配に基づく国際秩序堅持を確認 G7に招待も

[日印首相会談] 3月20日、法の支配に基づく国際秩序堅持を確認 G7に招待も

日印首相会談 法の支配に基づく国際秩序堅持を確認 G7に招待も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230320/k10014014151000.html


2023年3月20日のNHKニュースより転載

G20の議長国、インドを訪れている岸田総理大臣は、モディ首相と会談し、法の支配に基づく国際秩序を堅持していくことを確認しました。
また岸田総理大臣は、モディ首相を5月のG7広島サミットに招待しました。

会談は、日本時間の午後3時前からおよそ50分間行われました。

この中で岸田総理大臣は、5月のG7広島サミットでは、ロシアや中国などの動向を念頭に、法の支配に基づく国際秩序の堅持と、「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国を含むパートナーとの関係強化という視点で、国際社会が直面する課題について取り上げる意向を伝えました。

そのうえで、両首脳は、法の支配に基づく国際秩序を堅持していくことを確認しました。

また両首脳は、開発金融や食料安全保障、それに気候・エネルギーなどの分野で、G7とG20の間で緊密に連携していくことで一致しました。

さらに岸田総理大臣は、モディ首相をG7広島サミットに招待し、モディ首相も出席する意向を示したほか、岸田総理大臣もことし9月のG20サミットに合わせてインドを再び訪問する方針を伝えました。

このほか両首脳は、安全保障分野やエネルギー、それにインフラ事業などで2国間協力をさらに深化させていくことも申し合わせました。

岸田総理大臣は、共同記者発表で「世界が歴史的な転換点を迎え、困難に直面する中、じっくりと意見交換したいとの思いで訪問した。5月にモディ首相を広島で迎えられることを楽しみにしている」と述べました。


(転載、ここまで)

岸田文雄とインドのモディ首相.PNG
岸田文雄首相とインドのモディ首相



「葉月のタブー 日々の備忘録 別館」https://hazukinoblog02.seesaa.net/ にて扱った記事です。
画像は別館より。
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これからも国会の記事を書きたいと思っています。
容量不足は厳しいです。

G20の議長国、インドを訪れている岸田総理大臣は、モディ首相と会談し、法の支配に基づく国際秩序を堅持していくことを確認した。
また岸田総理大臣は、モディ首相を5月のG7広島サミットに招待した。
会談は、日本時間の午後3時前からおよそ50分間行われた。

日印首脳会談(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page1_001542.html

「 3月20日(月曜日)、現地時間11時20分頃から12時10分まで、インド・デリーを訪問中の岸田総理大臣は、ナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)と日印首脳会談を行ったところ、概要以下のとおりです。なお、この後のワーキングランチでは、地域情勢や国際場裡での協力について議論される予定です。

1. 冒頭

 モディ首相から、岸田総理の訪印を改めて歓迎し、G20議長国として、G7議長国の日本と緊密に連携していきたい、また、「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」としての両国関係を更に発展させたい旨述べました。
 これに対し、岸田総理から、1年ぶりに訪印し、モディ首相と再び同じ場所で会談できることを歓迎した上で、本年は、日本がG7議長国、インドがG20議長国を務めるところ、5月のG7広島サミット及び9月のニューデリー・サミットを見据え、しっかり議論したい旨述べました。その上で、岸田総理から、こうした観点から、モディ首相をG7広島サミットに御招待したい旨述べ、モディ首相は快諾しました。

2. G7及びG20議長国としての連携

 岸田総理から、G7広島サミットでは、法の支配に基づく国際秩序の堅持と、グローバル・サウスと呼ばれる国々を含むG7を超えた国際社会のパートナーとの関係の強化という2つの視点から国際社会が直面する諸課題について取り上げたいという考えを説明しました。
 モディ首相からは、インドが主催した「グローバル・サウス・サミット」につき説明した上で、いわゆるグローバル・サウスと呼ばれる国々の観点を含め、G20議長国としてのインドが重視する事項につき説明がありました。
 両首脳は、開発金融、食料安全保障、気候・エネルギー等の課題について幅広く意見交換を行い、G7及びG20両方のサミットに向けて、様々な国際社会の諸課題について議論を重ね、連携していくことを確認しました。

3. 二国間関係

(1)安全保障・防衛 両首脳は、昨年9月の第2回日印「2+2」の開催以降、初の日印戦闘機共同訓練を始めとする防衛交流が活発化していることを歓迎しました。
(2)経済・経済協力
 両首脳は、昨年3月に掲げた今後5年間の対印官民投融資5兆円目標に向け、順調に実績が重ねられていることを歓迎しました。
 両首脳は、3,000億円の高速鉄道建設事業の円借款に署名が行われたことを歓迎し、引き続き日印の旗艦プロジェクトとして高速鉄道事業を推進していくことを確認しました。また、両首脳は、インド北東部開発につき、引き続き日印アクト・イースト・フォーラムなどを通じて協力していくことを確認しました。
 両首脳は、昨年発表した「日印クリーン・エネルギー・パートナーシップ」の下で両国の協力を促進していくことで一致するとともに、今般、二国間クレジット制度(JCM)構築に向けた意向を確認するエイド・メモワールに署名が行われたことを歓迎し、早期構築に向け協議を加速させることを確認しました。
(3)人的交流
 岸田総理より、日印国交樹立70周年の昨年に、多くの文化交流事業が行われたこと、最近日本による青年招へいプログラムも再開したことに言及し、技能実習制度や特定技能制度の活用、学術交流や自治体間交流を更に促進していく旨を表明しました。
 両首脳は、インドにおける日本語教育を促進することで一致し、両国の人的交流、ビジネス交流の発展につながることへの期待を表明しました。岸田総理より、日本語教育に関する覚書が改訂されたことを歓迎しました。
 岸田総理より、日本の有償資金協力によるインド工科大学(IIT)ハイデラバード校の大学施設建設が進捗していることに言及し、更なる教員や学生間の交流、インド人IT人材の日本企業での活躍などにつながることへの期待を表明しました。
 また、両首脳は、インド人学生の日本への留学の増加につき検討していくこと、及び、2023年度を「日印観光交流年」として、観光交流を進めていくことで一致しました。モディ首相からは、留学生増加に向けて同首相自らが積極的に取り組む旨の発言がありました。」

3,000億円の高速鉄道建設事業の円借款に署名が行われた。
岸田の円借款の旅です。




参考リンク

日印首脳会談(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page1_001542.html
ラベル:岸田文雄
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[日独首脳会談] 3月18日、対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意

[日独首脳会談] 3月18日、対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意

日独首脳会談 対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/k10014012861000.html


2023年3月19日のNHKニュースより転載

岸田総理大臣は、日本を訪れたドイツのショルツ首相と会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応での連携を確認しました。
また、閣僚も交えた「政府間協議」も初めて開き、中国も念頭に経済安全保障分野での協力を強化していくことで合意しました。

岸田総理大臣とドイツのショルツ首相の首脳会談は、会談は総理大臣公邸で、はじめは通訳だけを交えて、その後、同席者を増やして、合わせておよそ50分間行われました。

この中で岸田総理大臣は「二国間関係に加え、新旧G7の議長国として、ウクライナやインド太平洋をはじめ、幅広く国際情勢についても率直な議論を行いたい」と述べたのに対し、ショルツ首相も「両国間の協力を続けたい」と応じました。

そして両首脳は1日も早くロシアによるウクライナ侵攻を終わらせるため、日独両国が同志国と結束してロシアに対する厳しい制裁とウクライナ支援を継続していく重要性を確認するとともに、ロシアの核兵器による威嚇は断じて容認しないとする立場を共有しました。

また覇権主義的な行動を強める中国も念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、安全保障分野を含めた具体的な協力をさらに強化することで一致しました。

このほか5月のG7広島サミットを見据え安保理改革を含めた国連の機能強化や核軍縮・不拡散などの地球規模の課題でも協力していくことを申し合わせました。

首脳会談に続いて両国の閣僚を交えた初めての政府間協議が総理大臣官邸で行われ、鉱物資源や半導体などの強じんなサプライチェーンの構築に加え、重要インフラの防護やサイバー攻撃などへの対処、それに新興技術の保護・育成といった経済安全保障分野の取り組みで、連携を推進していくことで合意しました。

そして、一連の協議の成果を共同声明としてまとめ、発表しました。

岸田総理大臣は会談のあとの共同記者会見で「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、日独両国は連携と協力を、これまで以上に強化する」と述べました。

今回のショルツ首相との会談で岸田総理大臣は、G7の議長国としてサミットに先立ってすべてのメンバー国と首脳会談を行ったことになります。


(転載、ここまで)

ドイツのショルツ首相と岸田文雄2023年3月18日.PNG
ドイツのショルツ首相と岸田文雄首相



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岸田総理大臣は、日本を訪れたドイツのショルツ首相と会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応での連携を確認した。
また、閣僚も交えた「政府間協議」も初めて開き、中国も念頭に経済安全保障分野での協力を強化していくことで合意した。
岸田総理大臣とドイツのショルツ首相の首脳会談は、会談は総理大臣公邸で、はじめは通訳だけを交えて、その後、同席者を増やして、合わせておよそ50分間行われた。

日独首脳会談等(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202303/18germany.html

「  令和5年3月18日、岸田総理は、オラフ・ショルツ独連邦共和国首相と首脳会談等を行いました。

 両首脳は総理大臣公邸で首脳会談を行い、総理大臣官邸で儀じょう隊による儀礼に続き、全体会合、日独経済界と両国首脳の意見交換を行った後、共同記者会見を行いました。 」

日独共同記者会見(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0318kaidan.html

ショルツ・ドイツ連邦共和国首相の訪日(概要)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page4_005815.html

「 3月18日、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相(H.E. Mr. Olaf Scholz, Chancellor of the Federal Republic of Germany)の訪日に際し、東京において、日独首脳会談及び日独政府間協議等が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 日独首脳会談

3月18日、午後3時30分から、テタテ(一対一)の会談を含め約50分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ショルツ首相と首脳会談を行いました。

(1)冒頭
(ア)岸田総理大臣から、ショルツ首相の約1年ぶりとなる訪日を歓迎し、両国間で要人往来が活発化する中、日独関係が、かつてないほど強固かつ緊密になっていることを歓迎する旨述べました。また、昨年4月にショルツ首相との間で立ち上げに合意した政府間協議は、基本的価値を共有する日独間の協力を更に拡大・深化する重要な枠組みであるとして、全体会合において、両国の閣僚を交えて具体的な成果に向けて議論したい旨述べました。
(イ)ショルツ首相は、岸田総理大臣による歓迎に対して謝意を述べるとともに、昨年と本年のG7議長国として、日独間で連携していきたい旨述べました。

(2)二国間関係
 岸田総理大臣から、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であると述べ、ドイツが、インド太平洋への関心と関与を強めていることを高く評価しました。また、岸田総理から、昨年末に策定した国家安全保障戦略について説明を行い、ショルツ首相から理解と支持を得ました。双方は、両国で安全保障面での取組が進む中、安全保障分野での協力が進んでいることを歓迎し、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の実現に向け、引き続き、日独間で緊密に連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けたドイツの協力を改めて求めました。
(省略)」




参考リンク

日独首脳会談等(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202303/18germany.html

日独共同記者会見(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0318kaidan.html

ショルツ・ドイツ連邦共和国首相の訪日(概要)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page4_005815.html
ラベル:岸田文雄
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[日独外相会談] 3月18日、ウクライナやインド太平洋地域の情勢など議論

[日独外相会談] 3月18日、ウクライナやインド太平洋地域の情勢など議論

日独外相会談 ウクライナやインド太平洋地域の情勢など議論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/k10014012751000.html


2023年3月18日のNHKニュースより転載

林外務大臣は、初めての政府間協議のため日本を訪れているドイツのベアボック外相と会談し、ウクライナや東シナ海などの情勢をめぐって意見を交わし、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けてさらに協力していくことで一致しました。

林外務大臣とドイツのベアボック外相との会談は18日午後、外務省でおよそ1時間行われました。

この中で林大臣はウクライナ情勢をめぐり「ロシアによる侵略を一刻も早く終わらせるため、ロシアへの制裁とウクライナへの支援を継続することが重要だ」と述べ、両外相は価値観を共有する同志国が結束して対応することを確認しました。

その上で中立的な立場をとる国が少なくないとされる「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国との連携が重要だという認識を共有しました。

また東シナ海などの情勢をめぐり、林大臣は中国を念頭に力を背景とした一方的な現状変更の試みに強く反対する考えを伝え、両外相は法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けてさらに協力していくことで一致しました。

そしてG7=主要7か国の去年とことしの議長国として、来月、長野県軽井沢町で開く外相会合や5月の広島サミットに向けて緊密に連携することを確認しました。


ドイツのベアボック外相と林芳正.PNG
ドイツのベアボック外相と林芳正外務大臣



「葉月のタブー 日々の備忘録 別館」https://hazukinoblog02.seesaa.net/ にて扱った記事です。
画像は別館より。
画像をアップロード出来る容量が280MBしかないので、「葉月のタブー 日々の備忘録」で無駄に画像をアップロードしないようにします。
これからも国会の記事を書きたいと思っています。
容量不足は厳しいです。

林外務大臣は、初めての政府間協議のため日本を訪れたドイツのベアボック外相と会談し、ウクライナや東シナ海などの情勢を巡って意見を交わし、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けてさらに協力していくことで一致した。
林外務大臣とドイツのベアボック外相との会談は18日午後、外務省でおよそ1時間行われた。

日・独外相会談(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009644.html

「 3月18日、午後3時から約60分間、林芳正外務大臣は、日独政府間協議に参加するため訪日中のアナレーナ・ベアボック・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Ms. Annalena BAERBOCK, Federal Minister for Foreign Affairs, Federal Republic of Germany)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

冒頭
 
林大臣から、ベアボック大臣の訪日を歓迎するとともに、日独関係は、かつてないほど強固かつ緊密であり、初めての開催となる日独政府間協議は、両国間の協力を更に拡大する重要な枠組みである旨述べました。ベアボック大臣は、G7日本議長年における林大臣のリーダーシップを高く評価し、G7外相会合のため、軽井沢を訪問することを楽しみにしている旨述べました。

二国間関係

(1)両大臣は、昨年11月の日独「2+2」開催など、日独間の安全保障協力の強化が進んでいることを歓迎し、自衛隊とドイツ連邦軍の共同活動を促進するための法的枠組みの交渉開始に向けた調整を加速していくことで一致しました。
(2)両大臣は、経済的威圧を含む経済安全保障上の課題への対応、透明・公正な開発金融の重要性などについて意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認しました。
(3)林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けたドイツの協力を改めて求めました。
(省略)」




参考リンク

日・独外相会談(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009644.html
ラベル:林芳正
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4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップに!対策を知って備えよう(ダイヤモンドオンライン2023年3月17日)

4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップに!対策を知って備えよう(ダイヤモンドオンライン2023年3月17日)

4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップに!対策を知って備えよう
https://diamond.jp/articles/-/319585


2023年3月17日のダイヤモンドオンラインより転載

4月からマイナ保険証を使ったほうが
初診時40円、再診時20円お得になる


この4月から、「マイナ保険証」を使わない人の医療費が、さらに引き上げられることになった。

 現在、その病気で初めて病院や診療所を受診したときの医療費は、マイナ保険証より、従来の健康保険証のほうが、20円(3割負担で6円)高くなるように設定されている。この差が、4月以降は、特例措置として40円(3割負担で12円)に広がることになったのだ。

 ただし、医療費に差が出るのは、オンライン資格確認のシステムを導入しているなど、一定の要件を満たしている医療機関を受診した場合だ。また、今回の加算は、全国の医療機関にマイナ保険証に対応できるシステムが普及するまでの期間限定の措置となっている。

 どのようなケースで医療費に差が出るのか。この4月以降のマイナ保険証に関する見直し内容について確認しておこう。

 これまで病院や診療所などを利用するときは、自分が加入している健康保険組合を証明するために、「健康保険被保険者証(健康保険証)」を提示することになっていた。

 この健康保険証の代わりに、マイナンバーカードの個人認証機能を使って、本人確認や健保組合の特定を行うのが「マイナ保険証」で、2021年10月に本格導入された。そして、普及を促すために、2022年4月の診療報酬改定で、マイナ保険証に対応できるシステムを導入した病院や診療所に対して、通常の医療費に加えて、マイナ保険証関連の加算が付けられることになった。

 だが、このときの診療報酬体系は、マイナ保険証を利用した患者のほうが、健康保険証で受診した患者よりも、医療費が高くなるように設定されていた。

 マイナ保険証に対応する医療機関を増やすための誘導策とはいえ、患者はマイナ保険証を使うと損してしまう。そのため、国民目線を欠いた制度設計には疑問の声が上がっていた。

 そこで、2022年10月、マイナ保険証の利用者のほうが、健康保険証を利用するよりも、医療費が安くなるように見直しが図られたのだ(本連載の第247回参照)。

 今回の見直しは、この考え方を拡大したものだ。では、今後どのように医療費は変わるのだろうか。次ページから見ていこう。


●4月からマイナ保険証では初診時加算が20円だが、旧健康保険証では、これまでの初診40円が60円に引き上げられ、再診ではマイナ保険証にない20円の加算が付く
●加算はオンライン資格確認システム導入済み、または申請中の医療機関で適用される

●24年秋までに現行保険証は廃止。マイナ保険証に移行したくない人は「資格確認証」の発行手続きを自分で行う必要がある


(転載、ここまで)



この4月から、「マイナ保険証」を使わない人の医療費が、さらに引き上げられることになった。
現在、その病気で初めて病院や診療所を受診したときの医療費は、マイナ保険証より、従来の健康保険証のほうが、20円(3割負担で6円)高くなるように設定されている。
この差が、4月以降は、特例措置として40円(3割負担で12円)に広がることになった。

こんなことはやめて欲しいですね。
健康保険証の廃止に反対です。
政府はマイナンバーカードを作らざるを得ない状況に私たち国民を追い込んでいる。
国民を舐めていますね。

マイナンバーカードですが、同居している次男が2万ポイントを受け取ったらしく、私にも「貰えばいいのに」と言っていました。
次男は3月18日、私のマイナンバーカードでマイナポータルにログインして私のポイントを次男のPayPayで受け取りました。
ついに私もすべて紐付けです。
反対派の皆さんに申し訳ないです。

私たち国民に出来ることは極力、キャッシュレス決済を使わないことで対抗です。
デジタルを避け、アナログで行きましょう。




関連ツイート



野田CEO
@nodaworld
保険証の廃止は国民皆保険制度の存在を揺るがす本来あってはならない事だ。日本では健康保険法で保険料を支払っている被保険者に対し保険者が健康保険証を発行する事が義務付けられている、つまり健康保険証が遍く国民に届けられる事は国民皆保険制度の大前提。マイナンバー制度は間違いなく違憲だ。


https://twitter.com/nodaworld/status/1634835106883051521



関連(デジタル田園都市国家構想)

[デジタル田園都市国家構想実現会議] 12月16日、「デジタル田園都市国家構想」自治体数 5年後に2倍以上目指す
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/494928390.html

[デジタル田園都市国家構想実現会議] 11月30日、地域交通や教育に重点「デジタル田園」の戦略骨子
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/494896716.html

[デジタル田園都市国家構想実現会議] 9月29日、岸田首相 新たな交付金創設 マイナンバーカード普及状況反映へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/491914636.html

9月22日、政府 マイナンバーカードの普及状況 デジタル田園都市国家構想交付金配分に反映方針
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/491738619.html

[デジタル田園都市国家構想実現会議] 岸田首相の看板政策の「デジタル田園都市国家構想」の民間委員に竹中平蔵とヴェオリア・ジャパンの野田由美子
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484549837.html




参考

マイナポイント カード申請期限 年末まで延長 8000万人目指す(NHKニュース2022年9月20日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/491658354.html

マイナンバーと登録 公金受取口座 10月 自治体へ情報提供開始(NHKニュース2022年9月9日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/491401793.html

総務相とデジタル相 経団連にマイナンバーカード普及協力要請(NHKニュース2022年8月25日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/491006713.html

マイナポイント 複数回申請が471件 総務省 “再発防止を徹底”(NHKニュース2022年7月15日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/489899395.html

「マイナポイント第2弾」申請500万件超える 金子総務相(NHKニュース2022年7月12日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/489750036.html

「マイナポイント第2弾」6月30日受け付け開始 1万5000円分を還元
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/489377586.html

マイナンバーカードのポイント付与 9月末までの申請を対象(NHKニュース2022年1月21日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/485331561.html

マイナンバーカード普及促進と総務相 ポイント9500万人分
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/484689779.html

総務相 マイナンバーカード交付枚数5000万枚超 普及率向上を
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484511780.html




関連

マイナンバーカード普及へ ポイント付与に1兆8000億円余計上へ
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/484570175.html




関連

マイナ保険証より窓口負担高く「資格確認書」で厚労相(共同通信2023年2月24日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498368476.html

”マイナ保険証” ない人には「資格確認書」提供で調整 政府(NHKニュース2023年2月7日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/498094970.html

従来の保険証 3割負担の患者の場合 窓口負担6円上乗せ(NHKニュース2022年12月23日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/495287159.html

“コンビニ 年齢確認にマイナンバーカード活用検討”官房長官(NHKニュース2022年11月30日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/494283379.html

マイナンバーカード “チケット販売なども検討” 官房長官(NHKニュース2022年11月28日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/494153968.html

[衆院厚生労働委員会] 11月4日、岸田首相「マイナカードない人も保険診療受けられる制度整備」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493265619.html

首相 健康保険証一体化 カードない場合でも受診仕組み検討急ぐ(NHKニュース2022年10月31日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493120136.html

住民のマイナカードに誤って保険証機能を登録 滋賀・栗東市、「想定外」解除できず(京都新聞2022年9月23日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/492571166.html

10月14日、運転免許証は廃止しない 「健康保険証との違い」と国家公安委員長
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/492569907.html

政府 再来年秋 健康保険証を廃止 マイナカード一体化発表(NHKニュース2022年10月13日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/492498929.html

保険証廃止、2024年秋にも 厚労省調整、マイナカード一本化 交付率5割届かず、対応課題
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/492358812.html

“マイナ保険証”医療機関にシステム導入原則義務づけ方針了承(NHKニュース2022年5月25日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/488390004.html

政府「健康保険証の原則廃止」 骨太の方針に明記する方向(毎日新聞2022年5月23日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/488324054.html

マイナンバーカード利用で追加負担 “丁寧な説明を” 総務相(NHKニュース2022年4月26日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/487462570.html
ラベル:厚生労働省
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