2023年01月10日

[日ブラジル外相対話] 1月9日、林芳正外相、議会襲撃を非難

[日ブラジル外相対話] 1月9日、林芳正外相、議会襲撃を非難

林芳正外相、議会襲撃を非難 ブラジル外相と会談
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA100IR0Q3A110C2000000/


2023年1月10日の日経新聞より転載

林芳正外相は9日午前(日本時間9日夜)、訪問先のブラジルでビエイラ外相と会談した。ボルソナロ前大統領の支持者が議会などを襲撃した事件に関し「暴力で民主主義を脅かすことは許されるべきではない」と非難した。

ルラ政権への支持を改めて表明し「成熟した民主国家であるブラジルでルラ氏が民主的に選出された」と強調した。中南米を訪問中の林氏は8日にブラジルの首都ブラジリアに到着した。議会などへの襲撃は同日起きた。

ブラジルは鉄鉱石や石油、レアメタルなど生産量が世界上位の資源大国だ。林氏は食料やエネルギー、鉱物資源といった分野の協力促進への期待を伝えた。日本企業の投資拡大に向け、税制などブラジル国内のビジネス環境の整備も促した。

日本とブラジルは2023年、国連安全保障理事会の非常任理事国を務める。安保理改革などでの連携を確認した。林氏はルラ大統領とビエイラ氏の来日を招請し、ビエイラ氏は岸田文雄首相のブラジル訪問を要請した。

「サッカーの王様」として知られるペレ氏の死去について林氏は哀悼の意を表した。ビエイラ氏は弔意に謝意を述べた。


ブラジルのビエイラ外相と林芳正.PNG
ブラジルのビエイラ外相と林芳正外務大臣



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これからも国会の記事を書きたいと思っています。
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林芳正外相は9日午前(日本時間9日夜)、訪問先のブラジルでビエイラ外相と会談した。
ボルソナロ前大統領の支持者が議会などを襲撃した事件に関し「暴力で民主主義を脅かすことは許されるべきではない」と非難した。
ルラ政権への支持を改めて表明し「成熟した民主国家であるブラジルでルラ氏が民主的に選出された」と強調した。

日・ブラジル外相対話(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/sa/br/page3_003582.html

「 現地時間1月9日午前10時30分(日本時間同日午後10時30分)から約160分間、ブラジルを訪問中の林芳正外務大臣は、ヴィエイラ・ブラジル連邦共和国外務大臣(H.E. Mr. Mauro Vieira, Minister of Foreign Affairs of the Federative Republic of Brazil)との間で、2014年の「日伯戦略的グローバルパートナーシップ構築に関する共同声明」に基づいて設置した日ブラジル外相対話を行うとともに、共同記者発表及び覚書の署名式を行ったところ、概要は以下のとおりです。

冒頭、林大臣から、ヴィエイラ大臣の就任への祝意を伝えた上で、外務大臣就任後初めてのブラジル訪問が実現し、対面でお会いでき喜ばしい旨述べました。また、林大臣から、8日のブラジリアでの抗議行動に関し、暴力により民主主義を脅かすことは許されるべきではない、成熟した民主国家であるブラジルにおいて、民主的に選出されたルーラ大統領及び新政権への支持を改めて表明しました。また、林大臣から、元サッカー選手のペレ氏の逝去への哀悼の意を表しました。ヴィエイラ大臣から、ペレ氏逝去への弔意に対する謝意が表されるとともに、林大臣のブラジル訪問に対する歓迎の意が表明され、今般の訪問をきっかけに日本・ブラジル関係を一層強化していきたい旨述べました。更に、林大臣から、ルーラ大統領及びヴィエイラ大臣を我が国に招待したい旨述べました。ヴィエイラ大臣から、岸田総理大臣と林大臣をブラジルに招待したい、今回抗議行動に関する対応等のため林大臣がルーラ大統領にお会いできなかったのは大変残念であるとの発言がありました。
林大臣から、厳しい国際情勢の中、基本的価値を共有する「戦略的グローバルパートナー」であるブラジルと連携していきたい旨述べた上で、両国間でのハイレベルの相互交流を一層活性化させていきたい旨述べました。また、林大臣から、両国の経済関係強化には大きなポテンシャルがあり、特に食料、エネルギー、鉱物資源といった分野における協力への期待を述べるとともに、新政権において税制等のビジネス環境が一層整備され、日本企業による投資が更に拡大することへの期待を示しました。
林大臣は、ルーラ大統領が重視する環境分野でのブラジルとの協力を深めていきたい旨伝えたほか、保健・衛生分野や三角協力における両国間での協力進展への期待を述べました。更に、林大臣は、刑事・司法分野での協力等について述べました。
これに対し、ヴィエイラ大臣から、新政権においても日本との友好関係を更に強化していきたい旨述べるとともに、ブラジルはビジネス環境改善に取り組んでおり、日本企業からの投資及び貿易拡大に期待する旨述べられました。また、日本からの協力への謝意が述べられるとともに、両国間の対話を活性化させ、今後とも幅広い分野での協力を進めていきたい旨述べました。
両大臣は、ウクライナ情勢、東アジア情勢等に関し意見交換を行い、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて協力・連携していくことで一致しました。林大臣から、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を要請しました。また、本年は、両国が国連安保理非常任理事国を務める年であり、共にG4のメンバーとして、安保理の内外で連携していくことを確認しました。
また、両者は世界最大のブラジル日系社会と在日ブラジル社会は、両国の重要な架け橋であるとの認識を共有した上で、日系人を通じた協力を強化していくことを確認しました。これに関連し、林大臣から、先般、日本政府は、ブラジルを含む中南米の日系人の農協、医療団体等を支援するために6.4億円の資金援助を行うことを決定した旨伝えました。
会談後、両大臣立会いの下、林禎二駐ブラジル日本国大使及びペレイラ・ブラジル国際協力庁(ABC)長官が、「新型コロナウイルス感染症に対するゲノム・モニタリング・ネットワーク強化プロジェクト」の補足取極への署名を行いました。」




参考リンク

日・ブラジル外相対話(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/sa/br/page3_003582.html
ラベル:林芳正
posted by hazuki at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[日仏首脳会談] 岸田首相 G7広島サミットへ連携確認

[日仏首脳会談] 岸田首相 G7広島サミットへ連携確認

岸田首相 フランスで日仏首脳会談 G7広島サミットへ連携確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230110/k10013945241000.html


2023年1月10日のNHKニュースより転載

フランスを訪れている岸田総理大臣はマクロン大統領と首脳会談を行いました。ことし5月の「G7広島サミット」について、自由で開かれた国際秩序を堅持するG7の強い決意を示す場にしたいという考えを伝え、成功に向けて両国で連携していくことを確認しました。

ヨーロッパなどを歴訪している岸田総理大臣は、フランスの首都パリにある大統領府、エリゼ宮で日本時間の午前4時すぎからマクロン大統領と首脳会談を行いました。

会談で岸田総理大臣は、ことし5月の「G7広島サミット」について、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持するG7の強い決意を示すとともにウクライナ侵攻を続けるロシアに対する厳しい制裁と強力なウクライナ支援を継続、強化していく姿勢を示す場にしたいという考えを伝えました。

また、エネルギーや食料安全保障を含む国際社会の課題も議論する意向も伝え、両首脳は、サミットの成功に向けて連携していくことを確認しました。

また、岸田総理大臣は、安全保障関連の3つの文書を改定するなど日本の防衛力強化の取り組みを説明し、自衛隊とフランス軍の共同訓練などを通じ、両国の安全保障協力を進めることを申し合わせました。

そして、具体的な協力のあり方を議論していくため、ことし前半に外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」の開催を目指すことを確認しました。

また、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での力による一方的な現状変更に反対し、台湾海峡の平和と安定が重要だという認識でも一致しました。

岸田総理大臣は、会談に先立つ共同記者発表で「いまや欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であり、安全保障環境が厳しさを増す中で、太平洋国家であるフランスと実質的な協力を引き続き推進していきたい」と述べました。

マクロン大統領はエネルギー支援などで日本に謝意

フランスのマクロン大統領は、岸田総理大臣との共同記者発表で、ロシアによるウクライナへの侵攻に関連して「日本はロシアの行為を迅速に非難して対抗措置を取り、ウクライナを財政的、人道的に支援したほか、難民を受け入れ、エネルギーの面でも欧州を支援した」と述べて、日本がエネルギー危機に陥るヨーロッパに向けてLNG=液化天然ガスを融通したことも踏まえて感謝を述べました。

そして「ウクライナ戦争に限らず、日仏両国は国際的な危機や核不拡散の問題で、協調を欠かしたことはない」と述べて、北朝鮮やイランによる核開発の問題や中国が影響力を強めるインド太平洋地域での安全保障、それに気候変動などの課題で、緊密な連携を続けたい考えを示しました。


岸田文雄とマクロン大統領.PNG
岸田文雄首相とフランスのマクロン大統領



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これからも国会の記事を書きたいと思っています。
容量不足は厳しいです。

フランスを訪れている岸田総理大臣はマクロン大統領と首脳会談を行った。
今年5月の「G7広島サミット」について、自由で開かれた国際秩序を堅持するG7の強い決意を示す場にしたいという考えを伝え、成功に向けて両国で連携していくことを確認した。
具体的な協力のあり方を議論していくため、今年前半に外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」の開催を目指すことを確認した。
岸田総理大臣は、会談に先立つ共同記者発表で「いまや欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であり、安全保障環境が厳しさを増す中で、太平洋国家であるフランスと実質的な協力を引き続き推進していきたい」と述べた。




追記

日仏首脳夕食会及び会談(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fr/page4_005745.html

「現地時間1月9日午後8時10分(日本時間10日午前4時10分)から計1時間35分間、フランスを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)との日仏首脳夕食会を行い、続けて、午後9時50分から約30分、テタテ(一対一)でじっくり中身の濃い日仏首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。」

現地時間1月9日、日仏首脳夕食会の後、日仏首脳会談を行ったようです。




参考リンク

岸田総理大臣のフランス、イタリア、英国、カナダ及び米国訪問(令和5年1月9日〜15日)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/page4_005738.html
ラベル:岸田文雄
posted by hazuki at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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