衆院「10増10減」公選法改正案 参院特別委で可決 週内にも成立
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013893241000.html
2022年11月16日のNHKニュースより転載
いわゆる1票の格差を是正するため、衆議院の小選挙区を「10増10減」する公職選挙法の改正案が、参議院の特別委員会で賛成多数で可決されました。法案は今週中にも成立する見通しです。
今回の公職選挙法の改正案は、衆議院の小選挙区を東京や神奈川など5つの都と県で合わせて10増やす一方、宮城や新潟、広島など10の県で1つずつ、合わせて10減らすなど、過去最多となる140選挙区の区割りを変更するとしています。
この区割り案をおととしの国勢調査をもとに試算すると、いわゆる1票の格差は1.999倍となり、現在の最大2.096倍から改善されます。
法案は16日の参議院の特別委員会で採決が行われ、自民・公明両党や、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決されました。
法案は今週中にも本会議で採決が行われ、可決・成立する見通しです。
参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
2022年11月16日
政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会
約1時間48分
案件
政府参考人の出席要求に関する件
公職選挙法の一部を改正する法律案(閣法第15号)
発言者一覧
古川俊治(政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長)
小西洋之(立憲民主・社民)
熊谷裕人(立憲民主・社民)
石井章(日本維新の会)
浜野喜史(国民民主党・新緑風会)
井上哲士(日本共産党)
舩後靖彦(れいわ新選組)
井上哲士(日本共産党)
舩後靖彦(れいわ新選組)
共産党の井上哲士氏
れいわ新選組の舩後靖彦氏
公職選挙法の一部を改正する法律案が参院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会で可決
11月16日、参院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会。
公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とした。
立憲民主党の小西洋之氏、立憲民主党の熊谷裕人氏、日本維新の会の石井章氏、国民民主党の浜野喜史氏、共産党の井上哲士氏、れいわ新選組の舩後靖彦氏が、寺田稔総務大臣、杉田水脈総務政務官及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。
れいわ新選組の舩後靖彦氏
れいわ新選組の舩後靖彦氏が16日、参院政治倫理・選挙制度に関する特別委員会で質問を行い、2018年の月刊誌への投稿でLGBTなど性的少数者に関して「生産性がない」という内容の寄稿をした自民党の杉田水脈総務政務官に、撤回と謝罪を求めた。
質疑を終局した。
討論を行った。
共産党の井上哲士氏とれいわ新選組の舩後靖彦氏が反対討論を行った。
採決を行ったところ、賛成多数で可決した。
おまけ
参考
[公職選挙法改正案] 11月11日、“10増10減”公職選挙法改正案 参院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会で審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493514746.html
[公職選挙法改正案] 11月10日、1票の格差是正「10増10減」法案 衆院通過 共産党とれいわ新選組は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493373108.html
[公職選挙法改正案] 11月8日、1票の格差是正 小選挙区「10増10減」法案 衆院倫理選挙特別委員会で可決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493336244.html
[公職選挙法改正案] 11月2日、衆議院の小選挙区「10増10減」改正案が衆院倫理選挙特別委員会で審議入り 来週採決 可決へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493152036.html
[公職選挙法の一部を改正する法律案] 10月21日、衆議院 小選挙区「10増10減」など 公職選挙法改正案を閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493143075.html
関連
寺田総務相 “10増10減は最善“ 法整備急ぐ考え(NHKニュース2022年8月10日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/490637813.html
小選挙区“区割り改定法案” 総務相 秋の臨時国会で成立図る(NHKニュース2022年6月17日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489074567.html
ラベル:公職選挙法改正案