旧統一教会 解散命令請求は慎重に判断すべき 答弁書を閣議決定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221014/k10013858811000.html
2022年10月14日のNHKニュースより転載
旧統一教会について、政府は悪質商法など社会的に問題が指摘されている団体だとする一方、宗教法人法に基づく「解散命令」の請求は十分慎重に判断すべきだとする答弁書を決定しました。
立憲民主党の小西洋之参議院議員は質問主意書で「岸田政権は旧統一教会の何が社会的に問題だと考えているのか」とただすとともに、文化庁が宗教法人法に基づく「解散命令」の請求を裁判所に行っていない理由を質問しました。
これに対し政府は、14日の閣議で答弁書を決定しました。
答弁書では旧統一教会について「悪質商法や親族の入信に起因する家族の困窮など、さまざまな問題が指摘されている状況を踏まえて、社会的に問題が指摘されている団体だと認識している」としています。
一方、「解散命令」の請求については「憲法の定める信教の自由の保障などを踏まえれば、所轄する庁の関与は抑制的であるべきで、法人格を剥奪する極めて重い措置の解散命令の請求は十分慎重に判断すべきだ」としています。
令和4年10月14日(金)定例閣議案件
https://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2022/kakugi-2022101401.html
参議院議員小西洋之(立憲)提出文化庁が宗教法人法第81条の解散命令の請求を裁判所に行わないことが違法であることに関する質問に対する答弁書について(決定)
(文部科学省)
10月14日・閣議
「葉月のタブー 日々の備忘録 別館」https://hazukinoblog02.seesaa.net/ にて扱った記事です。
画像は別館より。
旧統一教会について、政府は悪質商法など社会的に問題が指摘されている団体だとする一方、宗教法人法に基づく「解散命令」の請求は十分慎重に判断すべきだとする答弁書を決定した。
立憲民主党の小西洋之参議院議員は質問主意書で「岸田政権は旧統一教会の何が社会的に問題だと考えているのか」と質すとともに、文化庁が宗教法人法に基づく「解散命令」の請求を裁判所に行っていない理由を質問した。
これに対し政府は、14日の閣議で答弁書を決定した。
質問主意書
第210回国会(臨時会)(令和4年10月3日〜 )
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/210/syuisyo.htm
文化庁が宗教法人法第八十一条の解散命令の請求を裁判所に行わないことが違法であることに関する質問主意書
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/210/meisai/m210011.htm
令和4年10月4日 小西洋之君
質問本文(PDF)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/210/syup/s210011.pdf
答弁本文(PDF)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/210/toup/t210011.pdf
参議院の質問主意書の質問本文と答弁本文がずれています。
「解散命令」の請求については「憲法の定める信教の自由の保障などを踏まえれば、所轄する庁の関与は抑制的であるべきで、法人格を剥奪する極めて重い措置の解散命令の請求は十分慎重に判断すべきだ」としている。
旧統一教会には重い措置を適用すべきではないでしょうか。