【速報】岸田総理「今冬に最大9基の原発稼働」表明 電力の安定供給のため
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/95824?display=1
2022年7月14日のTBSニュースより転載
岸田総理は午後6時から始まった記者会見で、電力ひっ迫などに対応できるよう安定供給を確保するため、今年の冬に最大9基の原発稼働を進め、日本全体の電力消費量のおよそ1割に相当する分を確保することを経済産業大臣に指示をしたと明らかにしました。
さらに、電力ピーク時に余裕を持って安定供給をできる水準を目指し、火力発電の供給能力を追加的に10基を目指して確保することにもしています。
岸田文雄首相
岸田総理は、電力ひっ迫などに対応できるよう安定供給を確保するため、今年の冬に最大9基の原発稼働を進め、日本全体の電力消費量のおよそ1割に相当する分を確保することを経済産業大臣に指示をしたと明らかにした。
政府によると、岸田総理大臣が冬の電力ひっ迫に備えて稼働させるとした9基の原発は、福井県にある高浜原発3号機と4号機、大飯原発3号機と4号機、美浜原発3号機、愛媛県の伊方原発3号機、佐賀県の玄海原発3号機、鹿児島県の川内原発1号機と2号機だという。(NHKニュースより)
岸田内閣総理大臣記者会見
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0714kaiken.html
令和4年(2022年)7月14日の首相官邸HPより。
「 第2に、国民生活に大きな影響があるエネルギー対策と物価高対策です。
まず、エネルギーの安定供給確保です。この夏の電力供給については、政府からの要請も踏まえ、関係の皆さんの御努力により、全国で10以上の火力発電所の運転が次々と再開し、電力の安定供給を確保する見通しが立ちました。
熱中症も懸念されるこの夏は、無理な節電をせず、クーラーを上手に使いながら乗り越えていただきたいと思います。
しかしながら、この冬については再度需給逼迫(ひっぱく)が起こることが懸念されています。何としてもそうした事態を防いでいかなければなりません。私から経済産業大臣に対し、できる限り多くの原発、この冬で言えば、最大9基の稼働を進め、日本全体の電力消費量の約1割に相当する分を確保するとともに、ピーク時に余裕を持って安定供給を実現できる水準を目指し、火力発電の供給能力を追加的に10基を目指して確保するよう指示をいたしました。
これらが実現されれば、過去3年間と比べ、最大の供給力確保を実現できます。政府の責任においてあらゆる方策を講じ、この冬のみならず、将来にわたって電力の安定供給が確保できるよう全力で取り組みます。」
ラベル:岸田文雄