2022年07月01日

6月30日、林外相 フィリピン新大統領と会談 “海洋秩序維持で協力”一致

6月30日、林外相 フィリピン新大統領と会談 “海洋秩序維持で協力”一致

林外相 フィリピン新大統領と会談 “海洋秩序維持で協力”一致
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220701/k10013696961000.html


2022年7月1日のNHKニュースより転載

フィリピンを訪れている林外務大臣は、6月30日に就任したマルコス大統領と会談し、海洋進出を強める中国の動向を念頭に、法の支配に基づいて海洋の秩序を維持・強化するために協力していくことで一致しました。

林外務大臣は、フィリピンで行われたマルコス大統領の就任式に出席したあと、大統領と個別に会談し、岸田総理大臣の親書を手渡しました。

そして両氏は、東シナ海や南シナ海への進出を強める中国の動向を念頭に、力を背景にした一方的な現状変更の試みなどに強く反対し、法の支配に基づいて自由で開かれた海洋の秩序を維持・強化するために協力していくことで一致しました。

また、ロシアによるウクライナ侵攻は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙で許してはならないという認識を共有し、北朝鮮の核・ミサイル問題にも連携して対応していくことを確認しました。

林大臣は、記者団に「重要な戦略的パートナーであるフィリピンとは新政権でも関係を強化し、『自由で開かれたインド太平洋』の実現のために一層協力していく」と述べました。


林芳正とフィリピンのマルコス大統領.PNG
林芳正外務大臣とフィリピンのマルコス大統領



フィリピンを訪れている林外務大臣は、6月30日に就任したマルコス大統領と会談し、海洋進出を強める中国の動向を念頭に、法の支配に基づいて海洋の秩序を維持・強化するために協力していくことで一致した。
林外務大臣は、フィリピンで行われたマルコス大統領の就任式に出席した後、大統領と個別に会談し、岸田総理大臣の親書を手渡した。

林外務大臣のフィリピン大統領就任式出席及びマルコス・フィリピン大統領表敬等
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/ph/page3_003357.html

「 6月30日、フィリピン訪問中の林芳正外務大臣は、マニラで行われたフェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国第17代大統領(H.E. Mr. Ferdinand R. Marcos, Jr., 17th President of the Republic of the Philippines)の就任式に出席し、その後、マルコス大統領への表敬等を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 大統領就任式(現地時間30日午前11時30分(日本時間同日午後12時30分)から約1時間15分)

 林大臣は、岸田文雄内閣総理大臣の特使として、マニラのフィリピン国立博物館において行われたマルコス大統領の就任式及び公式レセプションに出席しました。林大臣は、この機会に、エムホフ米国副大統領夫君、ハーレー豪州連邦総督、ドーン・タイ副首相兼外務大臣、エルワン・ブルネイ第二外務大臣、サイフディン・マレーシア外務大臣を含む各国からの列席者と言葉を交わしました。

2 マルコス大統領への表敬(現地時間30日午後6時(日本時間同日午後7時)から約25分間)

(1)冒頭、林大臣からマルコス大統領に対し、就任への祝意を伝えつつ、岸田総理からの親書を手交しました。これに対し、マルコス大統領から、日本政府のハイレベルの就任式出席に謝意が表明されました。
(2)二国間関係に関し、マルコス大統領から、フィリピンの国づくりに対するこれまでの日本の貢献に謝意が表明されるとともに、今後も重要な戦略的パートナーとして協力関係を強化したい旨、また、観光を含め人的交流を再活性化したい旨の発言がありました。これに対し、林大臣から、両国が共に海洋国家かつ米国の同盟国であり、また基本的価値や戦略的利益を共有する戦略的パートナーであることを指摘しつつ、引き続き「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、ODAも活用しながらフィリピンと具体的な協力を進めていく旨、また、ミンダナオ和平プロセスを引き続き後押ししていくことを伝達しました。その上で、双方は、ポストコロナの経済回復に向けた協力、フィリピン沿岸警備隊の装備・能力向上のための支援、自衛隊とフィリピン国軍の間の訓練等の強化・円滑化等を一層推進することで一致しました。
(3)地域・国際情勢については、林大臣から、東シナ海・南シナ海における力を背景とした一方的な現状変更の試みや、経済的威圧に強く反対する旨、また比中仲裁判断を堅持し海洋権益を守っていくとのマルコス大統領の立場を支持する旨を伝達しました。その上で、双方は、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に向けて、緊密に協力していくことで一致しました。
(4)また、双方は、ロシアによるウクライナ侵略が国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、いかなる地域でも力による一方的な現状変更を許容してはならないとの認識を共有しました。そのほか、北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題、ミャンマー情勢、安保理改革を含む国連の機能強化、軍縮・不拡散等でも連携強化を確認しました。
(省略)」

ボンボン・マルコス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%B9

フェルディナンド・ロムアルデス・マルコス・ジュニア(Ferdinand Romualdez Marcos Jr.、通称:ボンボン・マルコス(Bongbong Marcos)、1957年9月23日 - )は、フィリピンの政治家。かつて北イロコス州知事や下院議員、上院議員を務めた。実父はフィリピンの元大統領のフェルディナンド・マルコス、実母はイメルダ・マルコスである。




参考リンク

林外務大臣のフィリピン大統領就任式出席及びマルコス・フィリピン大統領表敬等
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/ph/page3_003357.html




関連

林外相 フィリピン次期副大統領と会談 海洋秩序維持へ連携確認
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489342395.html
ラベル:林芳正
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6月30日、マイナポイント還元 受け付け開始 金子総務相“カード普及を”

6月30日、マイナポイント還元 受け付け開始 金子総務相“カード普及を

マイナポイント還元 受け付け開始 金子総務相“カード普及を”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220630/k10013695591000.html


2022年6月30日のNHKニュースより転載

マイナンバーカードを健康保険証として登録した人などへのポイント還元の受け付けが30日から始まり、金子総務大臣は省内の会議で、今回の事業をきっかけにカードの普及を着実に進めるよう指示しました。

30日から始まった「マイナポイント第2弾」は、マイナンバーカードを取得し、健康保険証としての登録や国からの給付金を受け取る「公金受取口座」の登録を行った人が対象で、それぞれ7500円分ずつ、合わせて1万5000円分のポイント還元を受けられます。

これに合わせて総務省は、カードの普及などに向けた推進本部を開き、金子総務大臣は「デジタル社会の基盤であるマイナンバーカードを、今年度末までにほぼ全国民に行き渡らせることを目指しており、この機会を捉え、しっかりと成果を出せるよう取り組みを加速化させてほしい」と指示しました。

総務省によりますと、マイナンバーカードの交付は28日の時点で5725万枚、交付率は40%台半ばにとどまっていて、政府は今回のポイント還元のPRや、カードを取得していない人への呼びかけを強化し、普及を加速させたいとしています。


金子恭之・マイナ第2弾.PNG
金子恭之総務大臣



マイナンバーカードを健康保険証として登録した人などへのポイント還元の受け付けが6月30日から始まり、金子総務大臣は省内の会議で、今回の事業をきっかけにカードの普及を着実に進めるよう指示した。
6月30日から始まった「マイナポイント第2弾」は、マイナンバーカードを取得し、健康保険証としての登録や国からの給付金を受け取る「公金受取口座」の登録を行った人が対象で、それぞれ7500円分ずつ、合わせて1万5000円分のポイント還元を受けられる。

私は統合失調症の治療で自立支援を受けていて、マイナンバーカードの番号が必要ですので、マイナンバーカードの受け受けが始まった頃から持っていますが、運転免許証があるのでマイナンバーカードは要らないという人も多いかと思います。
将来的には、運転免許証とマイナンバーを紐付けることになるでしょう。
私が通院している病院ではマイナンバーカードを読み込むカードリーダーが設置しているようですが、設置してない病院が多いので、健康保険証と紐付けるのはどうかと思ってしまいます。
私は健康保険証とマイナンバーカードは紐付けたくないですが、確か、マイナンバーと健康保険証を紐付けていれば、入院した時に使える高額療養費制度の申請の手続きが楽になると聞いています。
また、私は銀行口座とマイナンバーの紐付けは嫌です。
マイナポイント第2弾では、どれぐらいの人が申請するのでしょうね。




追記

マイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用がスタートしました
https://www.digital.go.jp/news/lCQU-uoB/

デジタル庁HPで、高額療養費制度に触れています。

「限度額適用認定証がなくても、高額療養費制度における限度額を超える支払が免除されます。
※自治体独自の医療費助成等については、書類の持参が必要です。」




参考

マイナンバーカードのポイント付与 9月末までの申請を対象(NHKニュース2022年1月21日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485329677.html

マイナンバーカード普及促進と総務相 ポイント9500万人分
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484689518.html

総務相 マイナンバーカード交付枚数5000万枚超 普及率向上を
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484511780.html




関連

マイナンバーカード普及へ ポイント付与に1兆8000億円余計上へ
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/484570175.html
ラベル:金子恭之
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参議院選挙 候補者アンケート 憲法改正の必要性は(NHKニュース2022年6月27日)

参議院選挙 候補者アンケート 憲法改正の必要性は(NHKニュース2022年6月27日)

参議院選挙 候補者アンケート 憲法改正の必要性は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220627/k10013690621000.html


2022年6月27日のNHKニュースより転載

参議院選挙の候補者に行ったNHKのアンケートで、憲法改正の必要性を聞いたところ、「必要がある」が53%、「必要はない」が30%となりました。

憲法をめぐっては、ことしの通常国会で与野党の憲法論議がこれまで以上に行われたほか、今回の参議院選挙でも各党が公約に盛り込み、争点の1つとなっています。

また、憲法改正に前向きな勢力が、衆議院だけでなく参議院でも、改正の発議に必要な3分の2の議席を確保するかどうかが焦点となっています。

NHKが参議院選挙の候補者に行ったアンケートで、今の憲法を改正する必要があるかどうか、「どちらともいえない」を含めた3段階で聞きました。
▽「改正する必要がある」が53%
▽「改正する必要はない」が30%
▽「どちらともいえない」が12%でした。

政党別に回答の平均値をもとに比べてみますと、自民党が「改正する必要がある」の度合いが最も高く、次いで日本維新の会、国民民主党、NHK党の順に「必要がある」の度合いが高くなっています。

公明党はわずかに「必要がある」に傾いています。

一方、共産党、れいわ新選組、社民党の3党は、すべての候補者が「改正する必要はない」と答えています。

次いで、立憲民主党が「必要はない」の度合いが高くなっています。

憲法9条を改正し自衛隊を明記することの賛否を「どちらともいえない」を含めた3段階で聞きました。
▽「賛成」が46%
▽「反対」が35%
▽「どちらともいえない」が12%でした。

政党別に回答の平均値をもとに比べてみますと、「賛成」の度合いは日本維新の会と自民党が特に高く、次いでNHK党、国民民主党となっています。

一方、共産党と社民党は、すべての候補者が「反対」と答えました。

これに続き、立憲民主党、れいわ新選組、公明党の順に「反対」の度合いが高くなっています。

大規模な災害やテロなどの緊急事態が発生したときに、政府の権限を一時的に強めたり国会議員の任期を延長したりする「緊急事態条項」を、憲法を改正して設けることの賛否を「どちらともいえない」を含めた3段階で聞きました。
▽「賛成」が39%
▽「反対」が43%
▽「どちらともいえない」が14%でした。

政党別に回答の平均値をもとに比べてみますと、「賛成」の度合いは、日本維新の会、自民党、国民民主党、NHK党の順に高くなっています。

これに対し、共産党はすべての候補者が「反対」と答えました。

次いで社民党、立憲民主党、れいわ新選組の順に「反対」の度合いが高くなっています。

一方、公明党は「賛成」と「反対」のほぼ中間となっています。


憲法改正.PNG
憲法改正

憲法改正・政党別.PNG
憲法改正(政党別)

憲法9条に自衛隊明記.PNG
憲法9条に自衛隊明記

憲法に緊急事態条項.PNG
憲法に緊急事態条項



参議院選挙の候補者に行ったNHKのアンケートで、憲法改正の必要性を聞いたところ、「必要がある」が53%、「必要はない」が30%となった。
政党別に比較すると、自民党が「改正する必要がある」の度合いが最も高く、次いで日本維新の会、国民民主党、NHK党の順に「必要がある」の度合いが高くなっている。
共産党、れいわ新選組、社民党の3党は、すべての候補者が「改正する必要はない」と答えている。
憲法9条に自衛隊を明記は「賛成」が46%、「反対」が35%、「どちらともいえない」が12%。
政党別に比較すると、「賛成」の度合いは日本維新の会と自民党が特に高く、次いでNHK党、国民民主党となっている。
共産党と社民党は、すべての候補者が「反対」と答えた。
憲法に緊急事態条項は「賛成」が39%、「反対」が43%、「どちらともいえない」が14%。
政党別に比較すると、「賛成」の度合いは、日本維新の会、自民党、国民民主党、NHK党の順に高くなっている。
共産党はすべての候補者が「反対」と答えた。

憲法9条に自衛隊を明記する必要はない。
改憲派は戦争の出来る国を望んでいる。
緊急事態条項はナチスの全権委任法に当たる。
私は憲法改正に反対します。




おまけ(参考にしてください。)

コロナワクチン・改憲.PNG

改憲・創憲・護憲.PNG



参考

参議院選挙 NHK候補者アンケート 争点は「経済対策」半数近く(NHKニュース2022年6月24日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489344566.html

ヤフーが“政党マッチング診断”公開 10個の設問で意見の合う政党が分かる(ITmedia2022年06月22日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489299447.html

参議院選挙 候補者アンケート 政権運営の評価 野党の中で違い(NHKニュース2022年6月25日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489216392.html

[NHK日曜討論] 6月26日、参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489166711.html

自公で改選議席の過半数大幅に上回る勢い 参院選序盤情勢(TBSニュース2022年6月26日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489158207.html

[参院選2022] 自民党の改憲発議に対して改憲・創憲・護憲 論点と主張 各党
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489112399.html

[参院選2022] コロナ検査・ワクチン・行動制限 自民党発議における憲法改正の姿勢 各党
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489112181.html

[参院選2022] 参議院選挙公示 争点は物価高騰対策や外交・安全保障政策
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489050121.html
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