政府 インド太平洋地域の平和と安定に向け ODA拡充する方針
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220619/k10013678121000.html
2022年6月19日のNHKニュースより転載
ロシアの軍事侵攻を受けて国際秩序が揺らぐ中、政府はインド太平洋地域の平和と安定に向けて日本の外交力を高めていく必要があるとして、ODA=政府開発援助を拡充する方針です。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、政府はインド太平洋地域で同様の事態が起きるのを防ぐには、防衛力の強化だけでなく、自由や民主主義など普遍的な価値観を共有する国々と結束を図るための外交力を高めていく必要があるとしています。
そのためには関係国が直面している課題の克服に日本がより一層、貢献していくことを、内外に明確に示すことが不可欠だとして、ODA=政府開発援助を拡充する方針です。
日本のODAの予算規模は今年度の当初予算で5600億円余りと、ピーク時の1997年の半分程度にまで減っていることから、政府は今後の財政状況も見極めながら、継続的に増額を図っていきたい考えです。
またODAの支援分野についても、新型コロナなどの感染症や持続可能な開発目標=「SDGs」、それに気候変動など、世界的な新たな課題に戦略的に対応できるよう見直すべきだとして、7年前にODAの理念や指針を定めた「大綱」の改定も検討しています。
ロシアの軍事侵攻を受けて国際秩序が揺らぐ中、政府はインド太平洋地域の平和と安定に向けて日本の外交力を高めていく必要があるとして、ODA=政府開発援助を拡充する方針。
日本のODAの予算規模は今年度の当初予算で5600億円余りと、ピーク時の1997年の半分程度にまで減っていることから、政府は今後の財政状況も見極めながら、継続的に増額を図っていきたい考え。
またODAの支援分野についても、新型コロナなどの感染症や持続可能な開発目標=「SDGs」、それに気候変動など、世界的な新たな課題に戦略的に対応できるよう見直すべきだとして、7年前にODAの理念や指針を定めた「大綱」の改定も検討している。
ODAの支援分野にSDGsが挙げられる。
岸田文雄首相がSDGsとODAを関連付けて政策を行っている。
首相官邸の総理の一日などを閲覧すれば分かります。