金子総務相 国民審査の在外投票可能にするための法整備急ぐ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220527/k10013645651000.html
2022年5月27日のNHKニュースより転載
最高裁判所の裁判官の国民審査に、海外に住む日本人が投票できないことは憲法違反だとした判決を受けて、金子総務大臣は、国民審査の在外投票を可能にするための法整備を急ぐ考えを示しました。
最高裁判所の裁判官について、ふさわしい人か審査する国民審査に、海外に住む日本人が投票できないことをめぐる裁判で、最高裁判所大法廷は25日、投票を認めていないことは憲法に違反するという初めての判決を言い渡しました。
これについて、金子総務大臣は、閣議のあと記者団に対し「判決を厳粛に受け止め、国民審査の在外投票を可能とするための方策について関係各方面とも協議しつつ、早急に検討していく」と述べました。
そのうえで「判決の内容を十分精査したうえで技術的に可能な投票の方式などを検討する必要があり、立法的な手当ては必要と考えている」と述べ、国民審査の在外投票を可能とするための法整備を急ぐ考えを示しました。
金子恭之総務大臣
最高裁の裁判官の国民審査に、海外に住む日本人が投票できないことは憲法違反だとした判決を受けて、金子総務大臣は、国民審査の在外投票を可能にするための法整備を急ぐ考えを示した。
5月27日、金子総務大臣は、閣議後、記者団に対し「判決を厳粛に受け止め、国民審査の在外投票を可能とするための方策について関係各方面とも協議しつつ、早急に検討していく」と述べた。
最高裁が違憲とした判決では過去に法改正が行われているようで、改正案を提出することになるでしょう。
参考
国民審査 “在外の日本人が投票できないのは違憲” 最高裁判決(NHKニュース2022年5月25日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/488444017.html
ラベル:金子恭之